【bozzo】求道者


移り気な私が、愛について犯した過ちは、
相手の人格や尊厳を尊重するというようなものから遠く、
自己欺瞞と無神経さと身勝手と、
精神的にも性的にも対等では無く睥睨するような立場を否定しない、
詐欺のようなやさしさだったのです。

観念からほど遠い形而下の欲望を動機とした、
恥ずかしいこんな勘違いがどうして、
私に巣食っていたのか。
時代なのか、教育なのか、環境なのか、
いいえ、自分自身で克服しなければならないはずなのですが。

           「東京~奄美 損なわれた時を求めて 島尾伸三」

      ●

表現に向き合うとどうして、
自分自身と向き合わざるを得ない。

特に人間と対峙する場合。
その人物を表現しようと
おこがましくも気負った場合。

 相手の人格や尊厳を尊重するというようなものから遠く、
 自己欺瞞と無神経さと身勝手と、
 精神的にも性的にも対等では無く睥睨するような立場を否定しない、
 詐欺のようなやさしさ…

そんな薄っぺらな自分が露呈しているようで、
相手との距離感を見失ってしまう。

距離感。

写真を撮ると、自然…その距離感が画に顕れる。
この等間隔さ。これが、自分の現状。

東京滞在中、島尾敏雄氏の「死の棘」を携えていた。
氏の求道者としての右往左往する様が、悼んだ。

写真を撮る行為に崇高を求めているわけではないのに、
なぜ自分をこうも欺瞞で彩ろうとするのだろうか?

 あたかも、世俗の欲望を払拭できない高齢者が、
 香水や高級品で身辺を飾り尽くすようにです。

                「前出 島尾伸三」

おそらくニュートラルに自分を出せれば、訳ない話。
それが出来ないでいるのは、脆弱であるからだろう。

 単に向き合えば、それで済む。
 それが怖いのだから、救いがない。

写真は甥っ子の「悠真くん」。
子供は自我に意識的でないから、純潔無敵だ。

【bozzo】ラストデ~


03月18日。晴れ。
埼玉に住む弟の誕生日。
おめでとう。

あと一週間で
ボクも40になる。
おめでとう、too。

本日東京ラストデ~。
活路がないから語尾で
お茶らけてみる。

…ラストデ~。

昨日は
4年ぶりの大学友人や
予備校友人や
ワークショップ友人の
話を聞く。

…効いた~。

やはり旧知の仲間は
いろんな部分お見通し。

本気~ト~クを
交わしながらも
自分の中で反芻してみる。

おもしろいね~、東京。

なんだかやって行けそうな
裏付けない自信【矜恃】が湧く。
持つべきは竹馬の友~。

さて、最後の訪問を
始めようか。

【PORTRAIT】クオーター


26歳になったのかな。
19歳の時に出会っているから、
かれこれ7年経つ。
(もうそんなに?)

台湾人の父と
台湾と竹富の血を引く母を持つ
クオーターのうちなーんちゅである。
(まさにちゃんぷるー文化)

本人もその血筋を活かして
中国に工場をもつ
アパレル会社に勤めている。

年に数度、約2週間ほど
中国の工場へ出掛けているようだ。

同じ年端の中国人女性宅にお世話になり、
その質素な生活に驚くこともしばしば。

洗濯機もなく、
キッチンのすぐ隣にはトイレがある…。
そんな間取り。
(だけどノートPCはあるみたい)

沖縄に戻ってきて
「うちなーんちゅで良かった」と
感慨を深めるらしい。

それでも
質素な生活、質素な思想、質素な欲望の
中国人がみな素朴で美しいことに
嫉妬を覚えたりもする。

「へたに情報過多なのも、考えものかも」

辺境のはざまで
思考と指向が揺れ動く。

恋に仕事にアイデンティティに
大いに揺さぶられる年頃なのかもしれない。

今後がたのしみ。

【PORTRAIT】ファーザー


写真は父である。
2009年初頭に撮影した。

性格は完全に父譲りだ。
selfishでstubbornでshort-temperで
まったくもって手に負えない。

それでいて
愛嬌があるから
扱いにくい。

気分屋ってやつか。

      ●

bozzo_works 2006-2008 HD

週末、代理店時代にお世話になった
編集プロダクションのIさんに
動画のPortfolioを作ってもらった。

ありがたい。

High-Vision設計だから
通信環境が許せば、高画質で
ボクの写真が楽しめる。

その編集作業中に
キャノンEOS 5D markIIがやばい話を聞く。

カメラなのに、動画が撮れるのだ。
canonEOS 5D markII movie sample

いやいや、ちょっとやそっとの話じゃない。
35mmフルサイズで約7分。

レンズはそのままカメラのものを使用するから(当たり前だ)
絵の幅が断然広がる。
さらにこのボケ。

サンプルを見ておったまげて
メイキングを見てさらにおったまげた。

canon EOS 5D markII movie MAKING

おなじみのEOSがムービーカメラとして使われている。

同録できない。
ズームがスムーズにできない。
すぐブレる。

など、課題も多いようだが、
なにしろこれだけの画質と艶やかな色、ボケ。

映像にたずさわる人間には
とても魅力的に映るはず。

これからのcanonの動向に目が離せない。

【PORTRAIT】CMディレクター


映画監督であり、
CMディレクターである。

沖縄で一番ノリに乗っている。

撮影させてもらったこの日も
しっかり現場仕事のまっただ中。

面白い演出とその仕掛けを
マル秘で見せてくれた。

そんな仕掛けの前で
パチッと撮影。

POPでノリのいい写真に仕上がった。

彼とは今年、
コピーライターとともに
ぜひとも映画を撮りたい…と話している。

沖縄発信の
オンリーワンな映画を
彼ならカタチにできる。

まずはweb展開で
自主制作でもいいから、
なんとか成就させたい。

【PORTRAIT】シンガーソングライター


Shaolong to the Sky
シンガーであり、ソングライターである。「タマシイ」と呼ばれている。

ビール会社のTVCMで
とてもお世話になった。

彼の歌が好きだ。

とっても熱い男なのに
楽曲はどこかクールだ。

そこがまた洗練されていて、いい。
きっと心優しい男なんだろう。

      ●

「コザで眠りたい(ライカマーズソング)」

そろそろコザで眠りたいな
ライカムの交差点を抜けて

燃費の悪いこのクルマで
サンサンマル走り抜けて

こんな日はコザへ帰りたいな
途中にあるエンダーに寄って

オニオンリング食べて
クルマにはガソリンをあげて

バックミラーに
映る空が紫色
鏡の中の向こう側の
緑が何故か好き
何故か好き

こんな日はキミと眠りたいな
愛するコザの町を出て

両脇のゴルフ場は
今日もやさしく見送ってる

まんまるい月は
ボクを見てる
どこまで走っても

オレンジの空は
矛盾の町
悲しそうに包んでいる
見つめている

ゲート通りから
続く未来
どこへ行くの

寂れた歩道橋が
今日もすこし
さびしそうに人を待つ
人を待つ

音はちらかって
歌はあふれて

歌はあふれてる

      ●

撮影はshaolongのワンマンライブで。
リハーサルの合間に撮った。

骨太でメッセージのある
洗練されたロックは
聴く者を虜にする。

そして、目の前で歌う
タマシイの魅力に
ますます惚れてしまう…のだった。

【PORTRAIT】ビジネスマン


「24時間戦えますか。」

元クライアント担当者である。
広告代理店時代は
ホントにお世話になった。

こちらが退職したあとも
お付き合いさせてもらっている。

プライベートでは
キックボクシングを
約6年ほど続けている…とのこと。

急激に減量されて、
病気説が流れた…というくらい
ボクサーとして
己を鍛え上げている。

ファインダー越しに見たその目は、
自己を真摯に見つめていた。
仕事場では決して触れることのない、
精悍で力強い眼力があった。

撮影をお願いして
ジムにお邪魔したときも
その流れる汗と尋常じゃない運動量に
こちらも恐縮しっぱなしだった。

「人間、鍛えれば全身がバネになる。」

ホント、そんな感じだった。

【PORTRAIT】ギタリスト


城直樹さん
音楽にひたむきな情熱は、ホントにアタマが下がる。

2月に来沖した際、
撮影をお願いして
撮らせてもらった写真。

夕日に映える
城さんのクールな一面と
音楽に一途な思いが
収められた…ように思ってる。

彼の音楽は
ぜひとも聴いて欲しい。
音域の幅といい、
世界観の広がりといい、
これぞ、ギタリストの真骨頂じゃないか。

8月にまた沖縄でのライブを
予定しているらしい。

今度はバンドスタイルで…ぜひとも!
新たなギタリストの一面を見てみたい。

【PORTRAIT】コピーライター


写真は「気づき」のメディアだ。
それは撮る方も撮られる方も同じだ。

自分の家族を撮る。
恋人を撮る。
友だちを撮る。
友だちの家族を撮る…。

ファインダーごしに見えてくる関係性。

撮る撮られるの関係以上の
微妙な距離感や体温、感情が
そのひとの目線や振る舞いからもにじみ出てくる。

もちろん被写体間の関係性も。

その時写真家は一瞬、傍観者になる。
被写体の境遇や過去、
現在置かれている状況、健康状態、
これから先、鉢合うだろう出来事…。

勝手に想像を逞しくする。

それは明文化されない、決して。
イメージのまま処理され、
「あわい」となって定着されるのだ。

それはアングルだったり、
色合いだったり、光だったり、
間の取り方だったり…する。

      ●

写真は
長年仕事を共にしてきた
コピーライター。

彼との「あわい」は
感じられるだろうか。

【明日から】いよいよジャマイカ!


12月22日。曇り。
肌寒い…といっても20度。

Tシャツでもなんとかイケル。

マックが自宅のものになって
メモリーが少ないゆえに
操作性が非常に悪いことに気づく。

blogの更新も
これじゃ、ストレスがたまる。

本日22時から
南国ドロップスのラストライブ。

しかし、明日のジャマイカ準備に追われ、
なんだかモードの切り替えが出来ない。

キングストン、モンデゴベイ、マイアミ、
気候や地図を調べる。

…どうも落ち着かない。

荷造りもしなければ…。

      ●

ということで、
blog書き込みにも身が入らないので、
このへんで。

このあとの更新は来年になる。

…写真の取り込みもしばらくお休み。
しっかりベセラーの引伸機で伸ばして
紙焼きを定着させていきたい。

みなさん、メリークリスマス!
そして、2009年もよろしく!