【泉谷しげる】春夏秋冬


泉谷しげるオフィシャルサイト「わが社」

「タカダワタル的ゼロ」に出ている泉谷しげるは
高田渡を前に、とっても素直で、ステキな存在だ。

高田の唄を聴きながら、涙する場面は、涙をさそう。

泉谷しげるは、ホントに高田渡が好きなんだなあ…と、
そんな感慨を覚えて、胸が熱くなる。

「わが社」という事務所に
ボクは何度かアプローチをかけたことがある。

「泉谷しげる」のTVCM出演交渉だ。
マネージャーはとても気前よくボクらの条件を呑み、
ギャランティの交渉もそこそこに、出演を承諾してくれた。

残念ながら、実現はしなかったが、
「わが社」や「泉谷しげる」は前から好印象だった。

だから、劇中で流れる「春夏秋冬」には、
ホント胸が焼けるような思いだった。

…なんてステキな唄なんだろう。

 ♪季節のない街に生まれ
  風のない丘に育ち
  夢のない家を出て
  愛のない人にあう

 ♪人のためによかれと思い
  西から東へかけずりまわる
  やっとみつけたやさしさは
  いともたやすく しなびた
 
 ♪春をながめる余裕もなく
  夏をのりきる力もなく
  秋の枯葉に身をつつみ
  冬に骨身をさらけ出す

 ♪今日ですべてが終わるさ
  今日ですべてが変わる
  今日ですべてがむくわれる
  今日ですべてが始まるさ

 ♪きたないところですが
  ヒマがあったら寄ってみてください
  ほんのついででいいんです
  一度よってみてください

 ♪今日ですべてが終わるさ
  今日ですべてが変わる
  今日ですべてがむくわれる
  今日ですべてが始まるさ

カタルシス。
見事なまでのカタルシスだ。
沖縄の「なんくるないさ」に通じる部分がある。

日々正直に生きて
信念をつらぬき、
押し合いへし合いあるけれども
いつかすべてが報われる
いつかすべてが始まるさ

そんな「泉谷しげる」の温かい人柄が
ボクはますます好きになってしまった。

【KICHIJOJI】タカダワタル的ゼロ


タカダワタル的ゼロ

忙しさにかまけて
ブログも更新せず、8月末を迎えた。

その間、南国ドロップスのCD発売記念ライブや
オリオンビールのTVCM撮影、
au沖縄セルラー電話の秋冬プロモプレゼン…など
忙しく時を過ごす。

内省的だった6月、7月から
いきなり活動的な8月へ。

獅子座の夏は
いつもこんな感じだ。

突き動かされている…ような
血踊る季節。

…といって、決して調子がいいわけじゃなく、
淀んだ空気や、歪んだ社会に、
苦虫つぶして愚痴をつぶやく。

ふう、いつものことだ。

最近、日増しに頭髪が抜け、
後頭部がめっきり薄くなったと指摘を受け、
抗なうことの出来ぬ時間の流れに唖然とし、
…ふと、宙を見つめることもある。

そんなときに、「タカダワタル的ゼロ」を観た。

吉祥寺の「いせや」で語る高田渡。

「シゲちゃんはここは何年になるかね?この店入って何年?」
「十年」
「十年か?バカだね~。ははは…十年も居んのコイツ」
「ああいうのがいるんだ。でも好きなんです。ボクはね、
 こういう人たちが好きなの。こういうね、天然ボケみたいなのが好きなの。」

開店前から焼酎のお湯割りを飲んで、
店員に絡んでる。

「飲み屋で飲んでてね、一番好きなのがね。
 いろんなジャンルの人がいてね、その領域を絶対
 乗り越えない。入り込まない。ね。
 それが一番いい。失業、リストラあるでしょ。
 年金制度。老人ホームから出された人とかね。
 そりゃ、いろんなジャンルがいる。
 絵描きがいたり、ミュージシャンがいたり。
 おもしろい人が一杯いるね。」

吉祥寺は、まさにそんな街だった。

いろんなペースで生きていて、
決してお互いの領域に乗り越えない、入り込まない。

吉祥寺…西荻窪…荻窪…阿佐ヶ谷…高円寺…中野…。

そんな連中ばかりが巣くった、中央線沿線。
だから、居心地よかった。

「生活の柄」そのまんまの生き様で
タカダワタルは等身大の唄を歌う。

 ♪夕暮れに あおぎ見る
  輝く 青空
  日が暮れて たどるは
  我が家の 細道
 
  狭いながらも 楽しい我が家
  愛の月影のさすところ
  恋しい家こそ
  わたしの青空

       「私の青空」

ステージの上でも、いせやのカウンターでも
タカダワタル的スタンスで、絶妙な間を演出する。
よくぞまあ、そんな生き様貫けたねえ…と
惚れ惚れするようなマイペースさ。

35年前の高田渡がステージで歌ってる。

 ♪わたしはわたしよ もともとこんなよ
  笑いたかったら きゃっきゃっと笑うわ
  愛してくれれば わたしも好きだわ

全然変わってない。
飄々としたスタイル。

その一徹なところが、心地良い。
世間にわるびれず、自身に正直で
一歩引いたスタンスで、その生き様を歌う。

吉祥寺の「いせや」に行きたくなった。
昼間っから、ビールと焼き鳥で、友と語らいたくなった。

【PHOTO】写真集公募展


リトルモア・BCCKS写真集公募展

リトルモアとBCCKS共催の「写真集公募展」が
2008年8月8日から10月27日まで開催中。

WEB上で
写真集の編集から応募、閲覧までできる
新しい写真集公募展だ。

人気デザイナー&写真家による審査で、
大賞はリトルモアから出版!

気軽さも手伝って
WEB上で構成し、応募してみた。

フィンランドの写真を組んだ
「SUOMI」というタイトルの写真集だ。

ぜひともチェックし、
書評を書き込んでほしい。

審査員の中には、あの大森克己大師匠も。

【OKINAWA】南国ドロップス@RegionClub その3


時間が完全に止まっていた。

やるせないぐらい。

衝立に貼られた
昭和歌謡のスターたち。

よれよれに風化し
色の褪せた印刷が、
彼らの存在を
絶対的なものへと
昇華していた。

アンタッチャブル。

触れてはいけない、
暗黙の堆積時間。

堆くチリ積もった埃のように
RegionClubは過去の遺物だった。

今夜、遺物が光に満たされる。

【OKINAWA】南国ドロップス@RegionClub その2


RegionClub。

空間が、とても不思議だった。

パチンコ屋の2階にある
…とは思えぬ広さ。

とにかく、駄々っ広い。

意味もなく広い。
そして、ワケの分からぬ装飾。

チープな壁紙。

日本間も用意されている。
ステージには幕があり、
昭和歌手の登場と同時に、
幕が開かれていたのだろう。

この安っぽい演出が、
南国ドロップスにはぴったりだ。

沖縄リージョンクラブ

【OKINAWA】南国ドロップス@RegionClub その1


08月09日。
土曜日。

いよいよ、南国ドロップスの
セカンドCD発売記念ライブ。

元米軍将校のクラブであった
開業60年の歴史あるRegionClubで
2時間に及ぶショーが開かれた。

壁にはかつてショーを務めた
昭和歌謡の面々が飾られてあった。

首里フジコblog