【写真新世紀】LIFE その1


Canon【写真新世紀】の締め切りが迫ってきた。
写真の再構成とともに、テーマを模索。

「bird」2000年の詞が気になる。

MONDO GROSSO、大沢伸一の楽曲「LIFE」。
この入り組んだ詞にインスピレーションを受けながら
締め切りまでにひとつのカタチに。

少しずつ自分を追い込んでいく。

     ●

悲しい雨 降り始めたなら
ねえ 少しだけ騙してください
そう みんなにはわからないままで
心はただ 震えてるままで

走る空 目で追う 風の日を
時々 どこかに映してみてる

飛べない理由を
ずっと知ってるのさ
ママごとは終わりにして
甘い季節はもう
二人の口づけ
たまらなく あてもなくて

激しい雨 優しくなったら
ねえ 少しずつ忘れてください

七色に染まる幻探して
羽ばたく 懐かしい痛みへ 最後の波の音へ
響く かすかな君の歌がたよりだよ
はじめて君を覚えた夜 今照らして

あふれだす思い出は 戻れない海に溶けて
帰れない涙から 夢は後戻りをする
繰り返す星達の 淡い口づけをうけて
いとおしい君の影 浅い眠りを誘ってるそっと

Canon「写真新世紀」

【写真新世紀】LIFE その2


眩い風 流れてきたなら
ねえ 少しだけ騙してください

飛べない瞬間
じっと待ってるのさ
まやかしは薄れてゆく
汚れた笑顔は
二人の真実
とめどなく 訪れてく

聴き覚えのある 口笛がなるよ
ねえ 少しずつ忘れてください

答えはいつでも 静けさの中に
感じて 張りさける想いを うつむいた面影を
はずむ かすかな君の歌がたよりだよ
初めて君を覚えた夜 今奏でて

あふれだす思い出は 戻れない海に溶けて
帰れない涙から 夢は後戻りをする
繰り返す星達の 淡い口づけをうけて
いとおしい君の影 浅い眠りを誘ってる

月明かり消えた日は 闇にゆるり身をまかせ
選べない涙から 時間は後戻りをする
よみがえる思い出は 濡れた足跡たどって
遠ざかる波の声 今は許し合えたかな

         2000 MONDO GROSSO 【MG4】収録「LIFE feat.bird」

bird公式サイト

【台湾旅情】迪化街 その3


カラスミを求めて、迪化街をさまよう。
「鳥魚子」と書いて、カラスミ。

いったいどんな味がするのだろう。
まずは味見をさせてくれるところを探す。

台湾一の高級乾物である。
そうそう試食可能な店はないだろう。

ガイド本片手に、迪化街の裏手にある「永久号」へ。
店構えは決して派手ではなく、開店休業のような寂れた感じ。
店先でうろうろしていたら、日本語で話しかけられた。

「中へどうぞ。カラスミですか?」

うなづくと、試食できますよ…と中に引き込まれた。

よほど自信があるのか、大きなカラスミを目の前で刻んで
「どうぞ」と日本語で差し出された。

食べてみる…。美味い。濃厚なチーズのような豊潤な味。

これはものすごい乾物だ。
いったいナニモノなのだ、カラスミってえのは。

「うまいうまい」と感動していたら、
「いくつ?」と聞いてきた。
「How much?」と英語で問うてみると、「500元」。

決して買えない値段ではない。
悩むところだ。

結局、扱いに困るだろう…ということで
今回は見送ることに。
しかし、当分忘れることが出来ない、珍味だった。

カラスミ、恐るべし。

「迪化街」徹底解剖ガイド
「永久号」

【台湾旅情】迪化街 その2


いろんな乾物を物色しながら、
午前中いっぱいかけて、買い物をする。

まずはマンゴー。

台湾マンゴーのジューシーな甘さが
そのまま乾物になったら、どうなる?

そんな気分で、一軒一軒、味見する。

量り売りの値段設定なので、1斤100元と言われても、
どの程度の量だか…てんで検討がつかず、
とりあえず買ってみる。

1斤=600g

…とその物量を知った時、
これは明らかに買いすぎだ…と悟り、
半分にしてもらえないか…と表情だけで懇願する。

その女々しくも情けない顔に呆れたのか、
半分の量まで減らすことができた。

後から聞くと、100g単位で購入が可能とのこと。

ふたたび試食に精を出すのだった。

【台湾旅情】迪化街 その1


台湾最終日は、迪化街(てきかがい)へ。

ここは町並みも相当古く、しかも重厚な印象があった。
見上げてみるとバロック建築のような華美な装飾が、
遺物のように3階建てのビルの壁に取り付けてあったりする。

相当昔から栄華を極めた貿易街だったのだろう。

今でも、そのころの雰囲気を醸し出した漢方の店や乾物の店が軒を連ねている。
歩き回るだけでもアメ横のような風情があって、面白い。
しかし、買わずにはいられない商品の魅力に溢れている。

マンゴーやイチジク、イチゴ、オレンジなどの果物の乾物から
サキイカ、ホタテ、ワカメ、コンブなどの海産物の乾物まで
あらゆる乾物が所狭しと飾ってある。

ほとんどのお店で味見がOKなので、
さまざまな乾物をちょっとずつ口にするだけでも一日楽しめる。
そのくらい広いし、店舗が半端なく多い。

商品の値札を眺めているだけでも、
楽しくなってくるのだ。

「迪化街」徹底攻略ガイド

【台湾旅情】台北駅地下 その5


ショッピング街を抜けると、
ちょっとした広場に屋台が並んでいた。

仕事帰りのサラリーマンだろう、
ひとりテレビを見ながら飲茶を愉しんでいる。

MRT各駅前には必ず、気楽に食事ができる屋台スペースがあった。

ここは台北駅地下ショッピングモールのはずれなので、
少し奇異に見えなくもないが、本人は意に介せず。

【台湾旅情】台北駅地下 その4


地下街をうろつく。

正直、「食」以外の部分では
興味深い対象に、まだ出会っていない。
ブランド品も「円安」な昨今では、魅力がない。

台湾ならではの洋服もいろいろ物色してみるが、
けっこう好みが「さっぱり」「小ぎれい」な傾向で
自分の趣味に合わない。

街中で見かける台湾人も、台北駅前ですら、
あまりオシャレな印象はなく、どちらかといえば「無難」なセンス。

4000元、8000元なんて金額のブランド品に手が出るわけもなく
ひたすらウィンドーショッピングをしていると…

面白い階段を発見。

レインボーのイルミネーションが新しい。

これも台湾ならではのセンス。

【台湾旅情】台北駅地下 その3


これが台北駅。
台湾新幹線もここで発着する。

台湾旅情、最後の夜。
これから地下を散策。

奥に見えるの看板、実は「回転寿司」の広告。
女の子がそれぞれ皿に乗ったネタを紹介している。
アニメキャラみたいな風貌の女の子と、寿司ネタって
おそらく日本のイメージを直結させた広告なんだろうけど、
日本人にはまったくもってピンとこない。

さらに、一番手前の女の子が
「イカ」のネタを手にしているのだが、

「日本だったら、マグロだよね」

…と、江戸前に詳しい妻が感想。
確かに嗜好もちょっと違うみたい。

【台湾旅情】台北駅地下 その2


この日は、5月5日。
日本では「こどもの日」でお休みだが、
台湾は、普通の土曜日の夕方。

仕事帰りのサラリーマンやOL、外食を愉しもうとする家族連れ、
夜遊びに繰り出す学生たちで、台北駅前もごった返していた。

バスがひっきりなしに台北駅前で停車する。

【台湾旅情】台北駅地下 その1


永康街からバスで「台北駅」まで。

旅も3日目になると慣れたもので、
MRT以外の交通手段も駆使して移動を試みたくなる。
方角と車輌に書かれた「漢字」を頼りに
「タイペイ?」「タイペイ?」と偽りの中国語をまねて
どうにか「台北駅」に到着。

日はすっかり暮れてきた。