【台湾旅情】迪化街 その3


カラスミを求めて、迪化街をさまよう。
「鳥魚子」と書いて、カラスミ。

いったいどんな味がするのだろう。
まずは味見をさせてくれるところを探す。

台湾一の高級乾物である。
そうそう試食可能な店はないだろう。

ガイド本片手に、迪化街の裏手にある「永久号」へ。
店構えは決して派手ではなく、開店休業のような寂れた感じ。
店先でうろうろしていたら、日本語で話しかけられた。

「中へどうぞ。カラスミですか?」

うなづくと、試食できますよ…と中に引き込まれた。

よほど自信があるのか、大きなカラスミを目の前で刻んで
「どうぞ」と日本語で差し出された。

食べてみる…。美味い。濃厚なチーズのような豊潤な味。

これはものすごい乾物だ。
いったいナニモノなのだ、カラスミってえのは。

「うまいうまい」と感動していたら、
「いくつ?」と聞いてきた。
「How much?」と英語で問うてみると、「500元」。

決して買えない値段ではない。
悩むところだ。

結局、扱いに困るだろう…ということで
今回は見送ることに。
しかし、当分忘れることが出来ない、珍味だった。

カラスミ、恐るべし。

「迪化街」徹底解剖ガイド
「永久号」