
合同会社++(たすたす)の++は、社名でもあり、方法でもある…と、共同代表社員のヒラクくん。
前回のブログでも書いたのだけれど、考え方の筋道を組み替えれば、
人間どうしの理解度も高まり、より高次のムーブメントが生まれ得る…とするのが、
この「++」には込められている。
「+」=「たす」=「tasse」(仏:ティーカップ)
一杯のお茶を沸かすほどの熱量でも、「++」すれば大きなエネルギーに。
小さな力も「++」すれば、大きな力に。
適切な方向への小さな変化を足し合わせて行けば、大きな成果が生まれる。
そのためには、お互いが「多様さを認め合って共歓する」ことがまずもって必要だし、
お互いの理解度を高め足りないところは「補い合って共跳する」フレキシブルさも求められ、
それぞれが争うのではなく「利害を超えて共創する」気概を持たなくてはならない。
これって、まさに現代の動きに直結していて、
08/30の論壇時評で高橋源一郎も
「デモ」によってもたらされる社会について語っていた。
NYで突然起こった「オキュパイ・ウォールストリート運動」は
格差社会の是正を訴えたデモ行動だったのだけど、
デモに参加した人々は「リーダーをつくらずコンセンサス方式で議論を行う」ことで物事を決めていった。
「意見がごちゃごちゃに分かれて複雑になって、
ときには時間がかかることもある…本当に言いたいことっていうのは言葉のニュアンスの中にあって、
とことん意見を交わさないとなかなか出てこない。そして互いに耳を傾けあうような環境じゃないとね」
高橋はここに、独裁を拒む、もっとも有効な知恵を感じる…と書く。
さらに小熊英二の著作を例にとり、
「参加者みんなが生き生きとしていて、思わず参加したくなる「まつりごと」が、民主主義の原点です。
自分たちが、自分個人を超えたものを「代表」していると思えるとき、それとつながっていると感じられるときは、
人は生き生きとします。動くこと、活動することと、他人とともに「社会をつくる」ことは楽しいこと」
誰かが楽しい社会を作ってくれるのを待つのではなく、
「社会をつくる」プロセスひとつひとつが、自分を変え、それに関わる相手を変えていく。
変わっていくことは楽しい…と人々が知ったとき、そこに「人がデモをする社会」が生まれる…と。
「楽しさや解放感がある時の、人間の学び方は、広い、深い、早い」
相手を罵倒せず、否定せず、理解を深めることで、「++」となって、社会が変わってゆく。
100%思案しつくす…ことで、応えてゆこうとする、その姿勢は、
まさに次代の人間の在り方だと、思うのだった。