こどもの国はワンダーランド【その3】


カバのコーナーへ。

時刻はちょうどFeedingTime。
ガツガツとひたすら、草を咀嚼するカバ。

HIPPOPOTAUMUS!

ヒッポポトマス!ヒッポポトマス!

軽快な響きとは裏腹に、なんとも悠揚な動き。
満足したのか、食事を終えて、池に身を沈めるヒッポポトマス!

気のせいか、
少し笑顔を浮かべている。
水面に浮かぶその笑顔が、愛くるしい。

     ●

動物園には、
タイム感覚を気持ちよく麻痺させる
動物たちの営みがある。

人間よりも短命な動物たちに、
ボクは今、癒されている。

なんてこった。

こどもの国はワンダーランド【その2】


ワンダーランドを出て、動物園を散策。
キリンのコーナーにさしかかった。

キリンは、沖縄県ではここ「こどもの国」にしか存在しない。

しかも、日本最長老のオスのキリン「カンペイ」が
今年の6月8日までは生きていたらしい。
26歳の大往生、人間の歳に換算すれば104歳ほど。

以前えさを与えた老キリンはその「カンペイ」だったか…と
少しばかり、心がふるえる。

「カンペイ」の奥さん、「タカコ」は今も健在。
27歳までに10頭ものこどもを産んだ…と系図が記している。

今は娘の「キボウ」2歳と婿の「ユウキ」4歳とともに
写真のように、のんびりと暮らしている。

キリンの世界にも、キリンなりの生き様がある。

こどもの国はワンダーランド【その1】


沖縄市にある「こどもの国」へ行ってきた。

夏休みらしい休日を過ごそう…と、
クルマを走らす。

1時間ほどで到着。
駐車場はさすがに満杯。
子供連れの家族で、賑わっていた。

まずは「ワンダーランド」へ。
摩訶不思議なモノたちが、散在しているミュージアムだ。

子供たちが、目をまん丸くして
いろんなアイテムに挑戦している。

夏休みの自由研究に、一生懸命メモを取る子もいる。
はしゃぎすぎて、眠くなっている子もいる。
子供そっちのけで、真剣に見入っているお父さん。
施設内は「たのしい夏休み」が充満していた。

写真は、水槽に浮かぶ「文字」を掬う装置。
水の中でひらひら、魚のように泳ぐ「ひらがな」や「カタカナ」が
柄杓で掬えるから、不思議。

子供たちも真剣に考えているから、かわいい。

おじさんになりました。


18日金曜日の午後1時03分、弟の子供が生まれた。
3500グラムのビッグベビーだ。
名前は悠真(ゆうま)。
「悠揚と真意に向かって…」といった言葉から来ているのだろうか?

今朝方「ムービーメール」が送られてきた。
はじめて動く悠真くんを見た。
笑っていた。
…いいもんだ。

母親の声に無垢な反応をしている。
新しい命の誕生に、朝から感動している。

八紘一宇と靖国問題


8月15日の終戦記念日に小泉首相が
靖国を参拝したことに対しての支持が7割にも上ることに
驚きを隠せないでいるが、

その背景はおそらく、首相が述べた
「戦争は2度とあってはならない」
としたコメントへの共感から来ているのだろう。

       ●

ここに「八紘一宇」という耳慣れない言葉がある。
これは明治維新とともに施行された「神仏分離令」から始まった
「国家神道」のスローガンである。

国家神道とは…これまでの神道を体系化し、
神道を国家の宗祀として、日本民族の伝統精神の根幹として位置づけ、
「神を敬って国を愛し、天理人道を明らかにし、天皇を崇拝して国政を遵守すること」
を国民に広く浸透させた国民教化運動のことである。

       ●

「掩八紘而爲宇」(あめのしたをおおいていえとなす)
  …天下をひとつの家とする
  …日本が世界で一番尊い神国
をスローガンとして掲げた「国家神道」の流れから建立された靖国神社。

神の系譜である天皇を頂点にした「天皇制国家」への忠誠心を醸成するために
戦死した英霊たちを手厚く祀った靖国神社は、世界戦略を謀った大日本帝国の精神的支柱。

そのような過去をもった場所へ、国政を司る首相が参拝することが
アジア諸国にどれだけの波紋をもたらすのか…といった歴史背景を
支持者の人たちはどのように受け止めているのだろうか?

       ●

A級戦犯の合祀問題が新たな争点として取り沙汰されているが、
まずは明治政府が打ち出した「八紘一宇」の精神や背景を見つめ直し、
大日本帝国が行ってきた過ちを反省するところから始めるべきではないか
…と思う。

観光立県の目玉「DFS」


国際通りから目線を「那覇新都心」に移す。
ここにはなぜかDuty Free Shopが存在する。

「DFS」といえば本来、観光に来たツーリストが
その国の税金を除外して、商品を購入することができる場所。

対象は当然、外国から来た人たちに限られる。

しかし、この「DFSギャラリア沖縄」は国内線で沖縄に来た方に限定されている。
外国の方でも商品購入は可能だが、関西空港などを経由する国内線利用者に限られてくるわけだ。
だから、那覇空港の国際線で直接沖縄入りされた外国人ツーリストは対象外ってことになる。

おかしな話だ。

DFSギャラリア自体が主力ターゲットを日本人に絞っているため、
そのような歪んだカタチになっているようだが、詳細はわからない。
⇒おそらく沖縄県の「観光立県」の指標が国内にのみ向いているからかもしれない。
 外国人観光客の受け皿はまったく整っていないのが、現状ではある。

スタッフに聞くと、取り巻きを連れた日本の著名人や有名人が館内をそぞろ歩くらしい。
芸能人と呼ばれる方々も、安さには目がないのである。

このあたりにも、観光立県に血まなこの沖縄の姿がある。
方法論ばかりが先行していて、余裕がない。

DFSギャラリア沖縄

そんな国際通りも「おきなわ屋」の占拠


「プロポーサルコンペティションKOKUEIKAN PROJECT」の舞台となる國映館跡地から
久茂地方面へ国際通りを進むと、巨大なネオンの建物が目に入った。

    「おきなわ屋」だ。

國映館向かいに本社ビルを持つお土産屋さんだが、
この4年であれよあれよと増殖して、いつの間にか国際通りは
「おきなわ屋通り」と化してしまっている。

    しかも、このネオンだ。

大阪出身の方が経営されているのか?と疑いたくなるような
自己顕示な建物。…呆気にとられてしまった。

    どんどん、「おきなわ」が食いものにされていく。

観光立県に寄りかかっていくほど、歪みがこういうカタチで顔を出してくる。
品位が失われ、余裕が欠落し、経済効果ばかりが正義となる。

    今こそ、おきなわには「哲学」が問われている。

そんな気がするのだ。

KOKUEIKAN PROJECT


那覇国際通りのシンボルとして1955年から親しまれてきた「國映館」。
こちらの映画館が閉まってからすでに4年が経過しようとしている。

こんな観光のメインストリートに4年間も廃墟が放置されていた…と考えると
「さすが沖縄」と驚嘆と感動を覚えるが、倦ねた結果が公募形式と知ると、複雑な心境である。

しかもこの「プロポーサルコンペティションKOKUEIKAN PROJECT」は
プロボーサルの言葉が語るように、使用用途も含めた提案コンペなのだ。
つまり、今はやりの「丸投げ」。

国際通りをふたたび盛り上げるべく、
その象徴的建物としての「國映館」あらため、生まれ変わった
「KOKUEIKAN」を提案してほしい…とのことらしい。

ぜひとも一般審査に参加してみたいものだ。

        ⇒写真ミュージアムはどうだろうか?

KOKUEIKAN PROJECT

子供たちの健康が危ない!


サンエーメインプレイスでの一コマ。
買い物に集中したいお母さんやお父さんのために
店内には、子供たち向けのプレイスペースが用意されている。

子供たちの創造力は
場所を選ばない。

   ●

健康増進普及CMのコンペが先週あった。

沖縄県の平均寿命が、ここに来て急激に減少していることを受け、
県が「健康意識向上」を図る啓蒙活動に動いている。

その資料をみて驚いた。
沖縄県の子供たちの「歯の健康」が、赤信号なのだ。
なんと3歳児の虫歯保持者が他県の2倍、4年連続ワースト1位である。
12歳以下でも、全国平均を大きく上回る記録をあげている。(40県中ワースト1位…他7県は記録ナシ)

親の意識が低いからだろうか?
それとも、共働きが多いからだろうか?
原因は、わからない。

しかし、健康の基本である「歯」が悪いとなると、
子供たちの将来が心配だ。
健康だけでなく、集中力も失われ、結果、学習能力も低下するだろう。

ちなみに、大人たちの肥満率も5年連続ワースト1位である。
ファッションどころじゃない。
健康意識を向上しなければ、
沖縄の未来は、ホントに危ないのである。

二人! by 吉野弘


二人が睦まじくいるためには
愚かでいるほうがいい
立派すぎることは
長持ちしないことだと気づいているほうがいい
完璧をめざさないほうがいい
完璧なんて不自然なことだと
うそぶいているほうがいい
二人のうちどちらかが
ふざけているほうがいい
互いに非難することがあっても
非難できる資格が自分にあったかどうか
あとで
疑わしくなるほうがいい
正しいことを言うときは
少しひかえめにするほうがいい
正しいことを言うときは
相手を傷つけやすいものだと
気付いているほうがいい
立派でありたいとか
正しくありたいとかいう
無理な理想には
色目を使わず
ゆったり ゆたかに
光を浴びているほうがいい
健康で 風に吹かれながら
生きていることのなつかしさに
ふと胸が熱くなる
そんな日があってもいい
そして
なぜ熱くなるのか
黙っていても
二人にはわかるのであってほしい

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高橋酒造 白岳「しろ」 新聞広告より

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生きていることのなつかしさに
ふと胸が熱くなる
そんな日の土曜日でした。