【works】これから渡嘉敷、明日は石垣


9月15日。
忙しいさなか、
久高島に行った。

揺れ動くまま、船に揺られ、
台風接近で出航もままならないような
荒れた大海原へ。

何もない島。何でもある島。

沖縄はこの島から生まれた。
だから神の島。

そんな島に、
気楽に降り立ち、
自転車で一周した。

途中途中の御願所を横目に
ふらふらと右へ左へ
揺れ揺れに徘徊した。

まったく。

定まらないから、
神も相手にしない。

何かが降りてくるワケでもなく、
雨と風ばかりが激しくて、
泡盛とトランプで一夜を過ごした。

     ●

これから、渡嘉敷島と石垣島。
久々の離島巡り。
撮影旅行である。

天気に恵まれれば、
島人との関わりが心を和ませてくれる。

揺れるままに、
解放して、

感じてこよう…かと思う。

【訃報】野田凪さん、逝去。


野田凪さん、逝去。

驚いた。
まだ34歳の若さだ。

順風満帆のアートディレクター。
誰もがうらやむ才能。
そんな人でも、死んでしまっちゃあ、おしまいだ。

忙しいだの、
ストレスだの、
眠れない…だの、
言ったところで、

死んでしまっちゃあ、おしまいなのだ。

謹んでご冥福をお祈り申し上げます。
微力ですが、貴女の分まで頑張ります。

合掌。

【高田渡】トンネルの唄 by 朝比奈逸人


こんな長いトンネルってあるだろうか
もう前にも後ろにも行かないよ
最後の汽車から降ろされて
もう あの娘にも会えないな

オイラもそうだよ 本当はさ
誰でも家に帰りたがっている
都会は花盛りですって 便りを出した
ああ そんなの嘘だけどな

むかしプラットホームの上 灰色の
煙りの天使が浮かんでた
でも今になって思うんだ
あいつら流されてきたんだ

朝は 明日の後ろ姿
夜は夜で思い出を繕う
ねえ トンネルって溜め息なのかい
ねえ トンネルって溜め息なんだろう

空も地面もなにもなくて
長い長いトンネルの中
呼びあう声だけが聞こえるよ
誰も姿はもってないからさ

こんな長いトンネルってあるだろうか
もう前も後ろもなくなった
最後の汽車から降ろされて
もうあの娘に会えないな

最後の汽車から降ろされて
もうあの娘に会えないな

     ●

忙しいんじゃないな。
流されてる自分が イヤなんだな。

バランスじゃないな。
閉口する注文の多さに、ストレスなんだな。

【OKINAWA】多忙で不景気


09月17日。

高田渡なら、こんな状況
どのような唄にしてくれるんだろう。

バランスを失って
鬱病になる人もいるけど、

なんだかんだと
バランス取って生きてる。

恋に溺れて、恋人の背中を一刺し。
むしゃくしゃして近所を放火。
腹の虫が治まらないから、トラックで暴走。
ノイローゼになって他人をホームから突き落とし。

己自身に矛先を向けると、自殺ってことになるんだろう。

それにしたって、
バランス、バランスと反芻しなきゃ、
どうにかなってしまいそうだ。

酒をあおって朝まで飲んだり、
陶酔する音楽でトリップしたり、
高速道路をお気に入りの音楽でドライブしたり、
カラオケで咽が嗄れるまで熱唱したり。

平均的なバランスの取り方。

こうやって、言葉にすることも
ひとつのバランスの取り方。

内省に向かってしまうと、
とことん落ちていきそうだ。

この多忙のトンネル、
暗闇のトンネル…出口なし。
光はどこに行ったんだ。

【OKINAWA】夏越の大祓


6月30日。夏日。

照り返しがきつい夕方、
普天間宮の「夏越の大祓」へ向かう。

全国800万の神社で
6月末日に行われる神事だ。

人形(ひとがた)に切り抜かれた紙に
自分の汗を拭い、息を3回吹きかけ、
自らについた半年の穢れをうつし、
「大祓」で清めてもらう。

さらに茅の輪を3回くぐることで
心身の清浄を祈請し、この夏以降の
無病息災と家内安全を願う神事である。

  みな月のなごしの祓する人は 千歳の命のぶという

  思う事みなつきねとて 麻の葉と きりにきりても祓つるかな

  千早振る御前に祓えせば 祈れることの叶わぬはなし

  蘇民将来 蘇民将来

この歌を唱えながら、茅の輪を3回くぐる。
心身ともにあらたまったところで、
普天間宮ならではの「洞窟くぐり(胎内くぐり)」も行う。

年に1回の今日だけ、
神殿地下にある鍾乳洞を通り抜けることができる。
神の「胎内」をくぐることで自身の「再生(Reborn)」を願う
神道ならではの禊ぎの行為だ。

この半年、
仕事面は遅々として
立ちゆかぬことが多かった。

7月からはその「堰」がはずれ、
流れるように進行することを祈願するため、
この「大祓」に参加した。

この思い、届くか。

【TOKYO】贅沢なひととき


06月21日。
どんよりとした天気。

GRAND HYATT TOKYO

六本木ヒルズ裏の
グランドハイアット東京に泊まる。

正規で7万円のツインルームへ通される。

六本木のど真ん中だというのに、
この静けさ。

調度品からグラスから
バスロープから…すべてがすばらしい。

昼間からバスタブに湯を張り、
ゆったりと浸かる。

至福の時間。

六本木通りを行き交う車の音さえ、しない。

なんで、こんなに静かなんだろう。

GRAND HYATT 東京「NAGOMI」SPA&FITNESS

以前視察に来た、NAGOMIスパ。
宿泊するなら是非とも利用したい…。

     ●

思い切って明朝5時に起床。

朝からプールで2キロ泳ぐ。

木を基調とした内装と
間接照明の空間が、
リラックスムードを盛り上げる。

身体がゆるやかに動き、
いつのまにか完泳。

そのまま、サウナへ。

1時間ほど、湯に浸かり
サッパリとした気分で
そのままモーニングブッフェへ。

FRENCH KITCHEN

朝から4000円の朝食。
贅を尽くしたハイアット滞在だ。

本場のチーズやオリーブを食す。
パンも旨い。
圧巻はフレンチトースト。

とろける食感と、
メイプルシロップのほどよい甘さ。
今まで口にしていたフレンチトーストって?
…そのぐらいの衝撃。

新聞を読みながら
ホテルの朝を愉しむ。

贅沢を尽くすと
気持ちも大らかになるから、不思議だ。

なんでこんなに時間がゆっくり流れるのだろう。

【TOKYO】屋形船


6月20日。金曜日の夜6時。
小雨がぱらつきそうな
あやしい雲行きの空。

「社員旅行」と銘打って
20名あまりの社員が揃って東京へ。

屋形船 「竹内」

浜松町から屋形船一台を貸し切り、
お台場方面へ。

揺れる個室で、揚げたての天ぷらに舌鼓。

ビールから日本酒、泡盛へ。
2時間半の拘束だから、自然と酒も進む。

身体が揺れてるのか、
船が揺れてるのか。

酔いも絶好調になってくると、
海原の個室を良いことに、
大カラオケ大会。

それぞれの持ち味で
場は盛り上がり、
また違った「東京」を満喫。

宮崎勤死刑執行


奇行の数々…真相は闇のまま宮崎勤事件(産経新聞)

死刑確定者には当日の朝に執行を告げられ、
午前中に執行される。

死刑執行の日、死刑確定者の居室には死刑確定者の抵抗に備え、
特別警備隊と呼ばれる、頑強な刑務官で構成された一隊が送られ、
首席矯正処遇官(処遇担当)より死刑確定者に
これから死刑を執行する旨が伝えられる。

時間は午前9時から11時の間が通常であると言われている。

淡々と従う者、抵抗を試みる者、恐怖で茫然自失となる者、
泣き叫びながら命乞をする者、反応は様々である。

ここでは遺書を書く時間や、
室や荷物を整理する時間は全く与えられず、
即座に特別警備隊により刑場へ送られる。

刑場は普通の部屋のような扉となっており
一見して「刑場」として見分けがつかないと言われている。

刑場には、手前の部屋に祭壇、奥の部屋に刑場が設置されている。

死刑には拘置所長、立会検事、検察事務官、首席矯正処遇官(処遇担当)、
首席矯正処遇官(教育担当)、医官2名、刑務官5名以上、宗教教誨師が立ち会う。

祭壇は回転式になっており、死刑確定者の信仰する宗教に応じて、
仏教、キリスト教、神道の祭壇を選ぶことができる。無宗教も選択できる。

拘置所長による死刑執行指揮書の読み上げが行われる。

宗教教誨師が最後の説教・説法を行う。

その後、死刑確定者は拘置所長や刑務官らと別れの挨拶を行うのが一般的である。
死刑確定者を落ち着かせるために拘置所長・首席矯正処遇官(教育担当)・宗教教誨師が講話を行う。

拘置所長が死刑確定者に最期に言い残したいことはないか尋ねる。
遺言があれば遺言を残すことができ、希望があれば遺書を書くこともできるが、時間は限られている。

一通り終わると死刑確定者は刑場へ連行される。

刑務官らにより目隠しと、腕の拘束、足の拘束が迅速に行われ、
頚にロープがかけられ、長さが調節される。

拘置所長の合図により、5人の刑務官により同時に5つのボタンが押される。
これは刑務官の精神的苦痛に配慮した仕組みで、どのボタンがダミーなのかは一切不明である。

床板が開き死刑確定者は地下へ落下する。

なおこの手順は死刑確定者が従順な場合であり、
激しく抵抗する者などは前記の儀式など行えるはずもなく、
刑務官らの力により刑場に引き立て処刑という事になる。

概ね日本の死刑確定者は、取り乱すことなく淡々と死に臨むと言われているが、その実際を知るすべはない。

死刑は絞首により行われると定められているが、
実際は縊首(いしゅ)である。

死刑確定者は、落下した後数分から十数分、長くて20分以内には死ぬとされている。

                    (wikipedia「日本における死刑」抜粋)

         ●

鳩山法務大臣は2007年12月からの7ヶ月で
4回にわたり13人の死刑を執行した。

奥武島海神祭 その4


6月7日。土曜日。

「久米島の久米仙」と
同じレースに参戦したチームの中に
91歳のおじいがいた。

奥武島では名物おじい。

このおじいが奥武島のサバニを作っている。
しかも、人間国宝のお話が来るほどの職人。
さらに凄いのは、その話を断った…というから、驚き。

サバニの最後尾に坐って、舵取りをしていた。

91歳とはとうてい思えない動き。
微妙なさじ加減で、サバニを優雅に回転させた。

極めるってこういうことね。
笑顔が、とってもイキイキ。
カラダもしっかりしていて、
とてもご高齢には見えなかった。

おじい、すばらしい。

奥武島海神祭 その3


6月7日。土曜日。

昼過ぎになって、
職域レースがはじまった。

いわゆる一般参加のレース。

始めに奥武島出身者同士の
年代別レースがあり、

外国人ばかりのチームも参加したり…と、

熱戦が繰り広げられた。

天気も次第に回復し、
いよいよ「久米島の久米仙」チーム。

今年からの参加とあって、
事前練習まで行ったようだが、
結果はいかに。

健闘むなしく、惜敗。

腕がパンパンになるほど
櫂で漕ぐのは、力がいるらしい。

お疲れ様でした。