【六本木alfie】五十嵐一生


trumpet五十嵐一生さん。

2005年に六本木ではじめて五十嵐さんの演奏を聴いたとき、
その世界観にどっぷりと浸かってしまい、
すぐさま全アルバムを購入するほどのめり込んだ。

なにかにつけ、
五十嵐さんの音の世界には
心酔して聴いている。

この日は、特に凄かった。

いままでのLIVEでおそらく一番ではないか…
と思わせるほどの集中力とインプロヴィゼーション。
メンバー全員の相乗効果とあいまって、
音の渦がalfie店内に膨張するような…そんな雰囲気。

時節で喩えれば、メルトダウンで核分裂が起こるような
激しい熱量がステージから放出されていた。

いやあ、見事だった。

【六本木alfie】本田珠也


drums本田珠也さん。

父親は、70年代一世を風靡した「ネイティブ・サン」のリーダー、ピアニストの本田竹広。
母親は、ジャズ・ヴォーカリストのチコ本田、
そして叔父が渡辺貞夫と言う日本ジャズ界のサラブレッド。

サラブレッドはサラブレッドなりの苦労があるのだろう。
この日の本田さんは特にヤバかった。

抑揚のつけ方、リズムの刻み方、
どれを取っても切れ味鋭く、シャープだった。

グルーヴ感が特に激しく、
世界逸産の渦を生み出していた。

【六本木alfie】荒巻茂生


bass荒巻茂生さん。

ブログを見るとpianoの大西順子さんとつながっていた。
(敬愛するピアニストです)
荒巻さんのこの日のベースもヤバかった。

冷静沈着に楽曲の骨を辛抱強く奏でている…
そんな印象をもった。
耳が良くないとベースは務まらんなあ…と。

【六本木alfie】吉澤はじめ


4月30日(土)の世界逸産から。
吉澤はじめさん。

2005年の秋口に
ひとり五十嵐一生さんのLIVEを観に来たときも
pianoは吉澤はじめさんだった…ように思う。

そのアグレッシブでエキセントリックな
フレージングには、心底度肝抜かれた思いがある。

この日の演奏も、鬼気迫ってヤバかった。
筆舌に尽くしがたいとは、このこと。

【六本木alfie】トコさんmemorial_week


4月30日(土)六本木アルフィーへ。
今年は1999年5月13日に他界したトコさんの13回忌。

GW期間は毎年トコさんのメモリアルウィークだけれども、
今年はなんだか感慨深いかも。

スライドで流れるトコさんの笑顔を見ながら
自分なりに反芻してみる。

ボクがはじめてアルフィーを訪れたのは大学2年のとき。
バイトで知り合ったJAZZかぶれの女の子と
伊藤君子さんの歌声を聴きに連れてこられたのが最初。

そのときはカウンターにトコさんがいて、
「おおお、日野元彦だ」と興奮したことを覚えている。

JAZZclubなんて20歳のボクには大人の世界で、
入り口付近で縮こまって空間の様子をうかがっていたのだけれど、
(結局酔いに任せて終盤はデカイ態度に変わったけど)
その同じ場所で、ボクはレンズ越しにJAZZアーティストを撮影している…。

そんな気持ちになって、カウンターのトコさんを思い出して
ああ結局はJAZZの雰囲気に魅せられてこの歳まで来たなあ…という感慨を抱いた。

導かれてる…だなんて、おこがましいけど
どうせなら、とことん導かれていたい…そんな敬虔な気持ちになった
六本木の夜だった。