表参道ヒルズその2~内観は安藤忠雄そのもの~


表参道ヒルズの中にはいる。

つくりは、なぜか「オリナス錦糸町」に近く、回廊と吹き抜けが配してある。
しかし、そこは安藤忠雄氏の建築物。
全体はどんよりと薄暗く、アプローチにも驚きが隠されていた。

ショップのウインドーを眺めやっていると、いつの間にか階下へと導かれている構造だったり、
最下層のゆるやかな階段のつらなりでは、深海で耳にするだろう「水の吐息」が聞こえてきたり…。
他にもいろんな仕掛けが残されていそうな、驚きの建築空間。

照明は、自然光がきれいに目に飛び込んでくるように計算された配慮で、空間を体感させてくれる。
竣工撮影がどのように行われたのか、思わずほくそ笑むようなディテールがたくさん施されている。

        見事だ。

東京には、そういった驚きの建築空間がここかしこにあって、飽きることがない。

表参道ヒルズその1~アテンションプリーズ~


続いて翌日の日曜日に訪れた場所は…表参道ヒルズ。

6月1日には、クールビズを呼びかける小池環境相のファッションショーの会場ともなっていたが、
話題のトレンドスポット見逃す手はない…ということで
行ってきました日曜日。

ただでさえ混み合う原宿の、さらに人が集中する午後の時間帯に、
好奇心マンマンでとにかくすべてを回ってみた。

まずは成田空港の第二ターミナルオープンに伴うイベントが目に飛び込んでくる。

外国籍にモデルたちが一様に水色のユニフォームをまとい、会場へと向かっている。
それだけでも、かなりセンセーショナル。

「おお、おお、ふぉとじぇにっく」

…と、つぶやきながらシャッターを押す。
完全にカメラ小僧状態だ。

土曜日とはうって変わって、木漏れ日が差し込むボカボカ陽気。
行き交う人々も、思わず足が軽くなる。

表参道ヒルズ

OLINAS錦糸町その3~Information Counter~


インフォメーションも大忙し。

店内レイアウトは吹き抜けを配した作りになっているので、
自分の位置を確かめやすい状況ではあるが、
やはり、インフォメーションカウンターは人が途絶えることはなかった。

4月20日オープンというから、すでに1ヶ月は過ぎているのだが。

OLINAS錦糸町その2~こどもたち~


こどもたちも、ウキウキした気分を隠しきれない。

コンプレックスタイプの映画館も、さまざまな人々でごったがえし、大繁盛。
錦糸町の人の流れが変わってしまった…か。

地元の意見は意外に冷ややかで、
「1年保てれば上出来」との評価。
若い女性ばかりに焦点を当てた品揃えが、うまくないらしい。

やはり、地元に愛されてなんぼ…のショッピングモールでしょ…というのが、大方の意見のようだ。

オリナス錦糸町

OLINAS錦糸町その1~錦の糸が様々な模様を織り成す~


まずは錦糸町にできた「オリナス錦糸町」を探索。

「錦糸町」の駅名から連想してネーミングされたOLINASは、
「住居と、出会いと、新たなビジネスと、ショッピングの融合」をコンセプトに
Organization of Lifestyle ,Interface,New business,Amenity,Shoppingのアルファベットで、
職・住・遊が一体化した空間の持つ多面性と可能性を表現している(ホームページ抜粋)。

29日の土曜日に巡ったオリナスは午前中のテレビ放映も重なったためか、かなりの人出。
錦糸町らしく小さな子供を連れた夫婦が目立つ。
LOHASを意識したオーガニック調の色や素材の店舗が並び、どれもこれも大にぎわい。

まずはひととおり眺めて、何気なくカメラを構えた。

東京~仙台~東京の実家めぐり


5月28日から6月4日までの約一週間、
1年ぶりの妻帰国を報告するため、東京と仙台を巡ってきた。

とても充実&濃縮された日々だった。

食に関しては絢爛豪華を極め、旬のもの、美味を堪能した。
土地に至っても、温泉やトレンドスポットを巡り、買い物にも精を出した。
出会いでは、妻の友人やその子供たちと旧交をあたためあった。

なんといっても、すばらしい日々。

そして、いろんな責任を考えさせられた日々。

挨拶回りを終えてすべてがリセットされ、
これからはふたりの歩みが本当の意味で始まった。
新生活を始めるために、自分たちふたりの人生設計を考えると、課題が山積みだ。
1年間の猶予を与えられて、気ままな学生気分でやり過ごしていた大人の責任。
ここにきて、ドカンと両肩に積み上げられてしまった。

        「見事に身動きが取れない。」

両親たちは当然のように孫の誕生を願っている。
しかし、その設計を立てる前にわたしたちは真の意味で
ふたりのビジョンを再構築しなければ…ならない。

お互いの意見をぶつけ、しかるべき方向に向かって歩を進めなければ…。
そう自問自答していくと、たちまち思考が停止してしまう。

現実世界に怖じ気づいている自分がいる。
おのれ自身を突き詰めていない、「アマちゃん」にぶち当たる。

10年後、自分はどうなっていたいのか…。
ぐるぐる思考がかけめぐる……。

写真は錦糸町駅前。

カーマイケルの「星くず」


「ひばり」を思い出したら、「星くず」も書きたくなった。

ボクの原点は母親のイージーリスニングだ。
小学生の頃から、子守歌のように、ニニロッソやサミーテイラーを聴いて過ごしていた。
意識するでもなしに。

自然と旋律が染み込んでいった。

だから、今でも馴染みのメロディには、心が騒ぐ。
そんなメロディのひとつが、この「星くず」…Stardustである。

絶妙な題名である。ほんとに星がパラパラ落ちてきそうな、満天の夜空を思い出す。
しかも、妙にしんみり…と来る。坂本九よろしく、口笛を吹きたくなる。
素直にカラダ全体で音を奏でたくなる…そんな名曲だ。

Sometimes I wonder why I spend the lonely nights dreamin’ of a song
時々、ある歌が夢によみがえり、そんな時ぼくは不思議に思う。なぜこんなに寂しい夜を過ごしているのだろうと。
The melody haunts my reverie and I am once again with you
そのメロディーは夢うつつの中で鳴り続き、そしてぼくはまた君と共にいる。
When our love was new and each kiss an inspiration
ぼくらの恋が始まったばかりの、キスするたびにときめいていた頃と同じように。
Oh, but that was long ago, and now my consolation is in the stardust of a song
でも、それは遠い昔のこと。今は星屑の歌の中にぼくは慰めを見つけている。

And beside a garden wall, when the stars were bright, You were in my arms,
満天の星の下、庭の壁際にいて、君はぼくの腕の中。
the nightingale told its fairy tale of paradise where roses grew.
ナイチンゲールはおとぎ話しを語っている。パラダイスにはバラが咲きみだれていたと。
Though I dream in vain, in my heart it always will remain
今はむなしき夢。それでもぼくの心に生き続けるもの。
My stardust melody the memory of love’s refrain
それは、星屑のメロディー、恋の調べの記憶。

歌詞がまた、切なくて…いい。
Lonly Night~と、伸ばすあたりが…たまらない。
夢とうつつが交じり合う、そんな交錯した気持ちの揺れが、そのままメロディになっている。
each kiss a inspiration~と、可愛く語尾が上がるあたりが…初々しい。

こんなステキな曲を、いつかソロで奏でたい…そう思い、日々努力する。

カーマイケルの「ひばり」


夕焼けに浮かぶ対のシーサー。
看板には「ひばり」の文字。

思わず、フレディハバードの気分で「Skylark」を吹きたくなる。
Jazzスタンダードの名曲である。

  ●

Skylark Have you anything to say to me?
ひばりよ 私に何か言いたいことがあるのでしょ?
Won’t you tell me where my love can be?
私の愛しい人がどこにいるのか 教えてくれないかしら
Is there a meadow in the mist
霧の中に草原を見つけたら
Where someone’s waiting to be kissed?
そこにキスされるのを待っている人がいないかしら?

Oh skylark Have you seen a valley green with spring?
ひばりよ 春に谷間の緑を見たことがある?
Where my heart can go a journeying
私の心はどこまで旅することができるかしら
Over the shadows and the rain
暗闇や雨の向こうの
To a blossom covered lane
満開の花に覆われた小道まで行けるかしら?

And in your lonely flight
一人ぼっちの飛行では
Haven’t you heard the music in the night?
夜に音楽を聴いたことなんてないでしょうね
Wonderful music
素晴らしい音楽を 
Faint as a will o’ the wisp
きつね火のように気が遠くなったり
Crazy as a loon
気がふれたように叫んだり
Sad as a gypsty serenading the moon
ジプシーが月の歌を歌うように悲しくなったり

Oh skylark I don’t know if you can find these things
ああ、ひばりよ  あなたにこんなことがわかるのか 私にはわからないけれど
But my heart is riding on your wings
私の心はあなたの翼に乗って飛んでいるの
So if you see them anywhere
だからもし それがどこかわかるのなら
Won’t you lead me there
私を連れていってくれないかしら?
Oh skylark Won’t you lead me there?
ひばりよ 私を連れていってくれないかしら?

  ●

作曲したホーギー・カーマイケル(1899-1981)は
この他にも「Stardust」や「Georgia on My Mind」などを手がけている。
俳優や歌手としても活躍していて、それ以前は法律事務所に勤めていたというから
まことに多才な人であった。

スターダスト! ひばり! おお、ジョージア!

(><) すべての楽曲が心にしみる。
カーマイケルのおおらかな人柄が、見事なメロディラインを生んでいて…たまらない!

これ以上の完成度はないのでは?と思えるほど
深く深く刻まれる…まさに永遠のスタンダードだと、思う。

週末の風景その6~マニラとオキナワのあいだで~


帰国した妻に、マニラでのポートレイトを見せる。
昨年の9月23日、彼女の誕生日に撮影した1枚。
…初めてのご対面である。

そこにはさまざまな状況が焼き付けられていた。

  マニラとオキナワ。

…凝縮された距離と思い。
…写真行為で均衡を保つ自分。

たった8ヶ月の過去だけど、そこでのふたりの時間は、とてつもなく尊い。
だからこそ、こうやって、笑顔でもって、写真と対峙もできる。

お互いのポジションを再確認するための、
お互いの人生をトリミングした、特別な一枚になった。

週末の風景その5~元気ハツラツ、はるとくん~


あんどうはるとくん。まだ1歳と2ヶ月。
昨年の今頃は、仏さんのように思惟深い赤ちゃんだったけど、
月日と共に育まれ、しっかりと意志を持った男の子になった。

思惟の深さは相変わらずで、突然立ち上がって、あさっての方に歩き出したり、
なにやらもぐもぐと言葉を紡いでいたりする。

うれしそうに笑う。とっても赤ちゃんらしい笑顔。

また1ヶ月経ったら、新たな驚きを見せてくれるんだろうね。
今後の成長ぶりが楽しみな、はるとくんでした。