【Feb_23】『憐れみ給え、わが神よ』


マタイ受難曲_第47番
『憐れみ給え、わが神よ』

” Erbarme dich, mein Gott ” by Bach

憐れんでください、神よ、
Erbarme dich,Mein Gott,

私の涙のゆえに。
um meiner Zahren willen!

ご覧ください、心も目も
御前に激しく泣いています。

Schaue hier,
Herz und Auge weint vor dir Bitterlich.

憐れんでください、神よ、
Erbarme dich,Mein Gott,

私の涙のゆえに。
um meiner Zahren willen!

【Feb_19】有代麻里絵 舞踏ソロ公演『左に虹』


有代麻里絵 舞踏ソロ公演『左に虹-揺り戻し』@ギャルリーパリ

明治44年に建てられた日本初の全鉄筋コンクリート造りである
旧三井物産ビル1Fにあるギャルリーパリにて、
重厚なWhiteCubeを舞台にしたソロ舞踏。

『左に虹』という意味深なタイトル。
3部構成で生と死の淵につま先立つ。

ただ一点をみつめ、タンゴの調べに合わせて開脚を繰り返したかと思うと、
百合の花を握りつぶしひたすら痙攣したあと、昇天する。

幼少の記憶と心の闇を祓う儀式のような舞。
文字通り全身全霊で臨んだ公演。

すざまじい求心力で歪んだ時空間。

幾重にもこの切り口を積み重ねて欲しい。
存在の続くまで。

【Feb_20】ミコラボ@石神井特別支援学校


ミコラボ@石神井特別支援学校

今日は支援学校の中1の子どもたちと最後の授業。
渡り廊下に暗幕つけてミラーボールにプロジェクター当てての手作りステージで、
ひとりひとりミコ先生とデュエット!

それぞれの子どもたちに寄り添うダンスが、胸キュンでした〜〜!

やはり無垢な気持ちを秘めてる子ばかりだから、
衣裳で気持ちも上がって、照明でスポットに当たって、
ガンガンノリノリの音楽に乗って、

自閉症の子もダウン症の子も知的障害の子も重度障害の子も、
短い時間だったけど精一杯のダンス!

ミコ先生と対面して触れあって導かれての、カラダコミュニケーション!

分刻みのタイムテーブルでミコ先生大変だったけど、皆のハートを掴んだと思うな〜!

もっともっと特別支援で拡がれば良いね!

【Feb_19】『淵、そこで立ち止まり、またあるいは引き返すための具体的な方策について』


カムヰヤッセン。北川さんこういう本書くのね。

第14回公演『淵、そこで立ち止まり、またあるいは引き返すための具体的な方策について』

殺人事件を軸に犯人と刑事とのやりとりから
各々の「人となり」が浮かび上がるのだけど、犯人役は不在。

つまり刑事の会話の端々から思慮の深さ浅さが読み取れて…
その想像の外れたところに「淵を越えた」犯行の背景が見えてくるという演出。

お見事。

そして、その想像の外れた世界…というのが、
認知症の親を持つ独身息子という、非常にリアルな、
そんでもって「殺人=淵を越える」まで社会が手を差し伸べ得ない…という、
現代社会の弱者排除のシステム…セーフティネットの不在を浮き彫りにしていることが、
あまりにも痛々しく、日曜の昼から感情の揺さぶりでぐわんぐわん云ってしまった。

人間、思慮の端緒となるのはやはり生活ベースでの出来事なわけで、
どれだけ思考の枠組みを拡げてみようとも、
触れ得ぬ世界の居住者には思い到らない…というか。

そういう死角が、モグラたたきゲームのように、はたまた白内障のように、
どんどん加速度的に視界から抜け落ちていってるのが、現代じゃないか?と、
沖縄に思いを馳せながらも考えてしまう。

そんなことを深読みさせる戯曲。ずっしりきました。

【Feb_18】中村蓉『桜ノ森ノ満開ノ下デ』


ダンス花アドバンス2nd_Stage@セッションハウス

中村蓉『桜ノ森ノ満開ノ下デ』
振付/中村蓉
出演/内田恭太、花井瑠奈
衣裳/田村香織

坂口安吾の「桜の森の満開の下」という小説をベースに編み上げられたDUO作品。
男と女の妄想の行き違いが、演劇的に魅せられたダンスだったのだけど、
ふたりのカラダから発せられる熱量が舞台に充溢していて、
最後の赤い照明の高まりまで一気に見入ってしまった。

「振付」ることは、ある種、型にはめることだから、
そのままでは身体的なコトバは発しないのだけど、
その「振付」が血肉となったとき、
饒舌な語りになるのは、芝居の演技に通じるなあと思った。

やはり請け売りではダメなのです。

【Feb_18】デルトーカ『もう一人が来る Something in the Air』


ダンス花アドバンス2nd_Stage@セッションハウス

デルトーカ『もう一人が来る Something in the Air』
振付・出演/中村理、佐藤郁
脚本・映像/中瀬俊介

シンメトリーな舞台構成と映像で
「光の道」をひたすら行き来する
シンプルな作りなのだけど、

徐々に迫る音楽と映像とカラダの動きが、
観ているこちらにも伝播して
大いなるカタルシスへと流れ込む。

この振幅が心地よい。面白いアプローチです。

【Feb_18】中屋敷南『lonely』


ダンス花アドバンス2nd_Stage@セッションハウス

中屋敷南『lonely』
振付・構成/中屋敷南

南さんの今までにないダンサンブルな作品。
純粋に、ダンスに陶然と酔う…。
そんなロンリーな振る舞いが潔くて、
観ているコチラも居心地良かった。

原点回帰。しなやかに踊るコトを愉しむ。

そのゆるやかなでしなやかなカラダが、
今を生きている証のよう。

【Feb_18】バスタブNY『じょぼしょぼじょぼぼぼぼぼじょぼびっち』


ダンス花アドバンス2nd_Stage@セッションハウス

バスタブNY『じょぼしょぼじょぼぼぼぼぼじょぼびっち』
振付・構成/ハイジ
出演/柴田菜々子、根本紳平、ハイジ

4月には自主公演が控えている「バスタブNY」の作品。
乗っけから艶めかしいSaxophoneに同調する3人が可笑しい。

桜美林のダンスってダイレクトに届くのよね〜。

原初のパルスを発しているのか、とてつもなく直截的に響くダンスで、
ぐいぐい観客を魅了する。

好きだわ。

4月の本公演が今から楽しみ〜!