藤田憲一さん、お疲れ様でした。


末期ガンでこの1月に余命3ヶ月を宣告されながらも
精力的に活動されていたIT企業の社長、藤田憲一さんが、
10月12日午後2時、お亡くなりになりました。(mixiコミュニティ報)

彼は最後の事業計画として、以下のようなものを自身に課して活動されてました。

  ■タイトル
   人生の総仕上げ

  ■事業計画の要約
   ネットとメディアを融合するメディアミクス戦略により、人々の注目を集め、
   そのことにより、通常は5年?10年かかると考えられるウイルス療法など
   「がん治療の特効薬」になる可能性を期待されている治療法を即時に受けられるようにする。

   そのことで通常では不可能とされる自分自身のがんの根治(※医学用語で完治という意味)を目指す。
   がんの根治が達成されない場合、死に至ることになるが、それにトライすることや、
   その日々の記録を残すことにより、今後の末期がん患者が世の中のルールや仕組みの壁により
   受けられない治療を受けるための活動のヒントや指針になる。
   また、日々の活動の記録を見て、単純に元気を出してもらえることで何らかの意味をなしうる。

  ■具体施策
   これまで培ったネットワークを活用し、下記のメディアによる情報発信を行なう。
   1. 書籍執筆
   2. テレビ番組などへの出演
   3. アクセス数の多い複数の有名ブログサイトの公式サイトに登録してもらう。
   4. 右記1から3の活動により自身の考え方を伝え、それに賛同した医師、患者のパワー、
     知恵を終結し、臨床試験で第二相段階程度まで進んでいるウイルス療法などの新しい治療法を
     即時に受けることが出来るようにする。
     それにより不可能とされていた自身の病気の根治とがんという不治の病の治療法確立という
     二つの目的を達成する。

「その日々の記録を残すことにより、今後の末期がん患者が世の中のルールや仕組みの壁により
受けられない治療を受けるための活動のヒントや指針になる。」

残念ながら、blogの更新は体調の関係で滞りがちだったため、
末期ガン患者への活動のヒントや指針にはならなかったようですが、

「単純に元気を出してもらえることで何らかの意味をなしうる。」

元気を与えることに関しては多大な影響を与えたことと思います。
「自己責任」という言葉の中で、
毎日を精一杯生きられた藤田さんの「生きよう」は、
ボクにも、最大級の励みとなりました。

ここに謹んでご冥福をお祈り申し上げます。
安らかにお休みください。
私たちに「元気」をありがとうございました。

この世のパッセンジャーとして

村上春樹がノーベル文学賞?


本日、午後8時。
「村上春樹」のノーベル文学賞が決まるらしい?

    見事、くす玉が割れるのだろうか?

1994年の「大江健三郎」の時も、
世間の騒ぎようは半端じゃなかった。
一時的ではあったが、「大江健三郎」の著書も
大増版で、書店では平積みの大賑わい。
難解な三部作も、あれよあれよと売れてしまっていた。

これが、「村上春樹」である。

まさに時代の代弁者とも言えるこの著名な作家が、
ノーベル文学賞なるものを受賞してしまったら…。

日本人すべてが、
一度は「村上春樹」の著書を書店で手に取ることだろう。

複雑な心境。

ハルキストを自他共に認めるボクとしては、
血肉と化してしまったハルキワールドが
国立公園化してしまうのは、なんとも…いただけない。

ましてノーベル文学賞である。
「世界遺産」規模じゃないか!

…それだけ偉大な作家だった…ということか。
ハルキワールドを継承し、膨らませていく責務がある…ということか。

本日、午後8時。
すべてが決定する。

【tug of war05】芸能の演者たち


メインイベントとなる大綱挽までのあいだ、
大綱のまわりを取り囲むように、さまざまな芸能が演じられていた。

旗頭が上空に踊り、空手の組み手が次々に演じられ、獅子舞が舞った。
絢爛豪華で艶やかな琉球絵巻が、国道58号線を見事に占拠していた。

さぞかし、ビルの上からの眺めは壮観だった…と思う。

【tug of war04】綱の住人


全長200mの綱の上に居並ぶ、いかつい男達。
彼らは空手有段者だ。

少林琉、剛柔流と流派に分かれて
東と西の綱挽きのタイミングを合図する。

誠に勇姿である。

実は2年前、うちの妻もこの綱の上で…。
…なぜ見に来なかったのだろう?。
「仕事が忙しい」とか理屈捏ねてか。

【tug of war02】眺める観光客その1


やたらと外国人が多いからだろう。
まつりの進行がよくわからないようだ。

実際、現場が初めてのボクも
状況がよくわからなかった。

いつ、綱挽きが始まるのか…
気が気ではない感じ。

オキナワの結婚式と同じで
とにかく余興が多い…。

この撮影の一時間後、綱が接合され、綱が挽かれた。

【tug of war01】58号線封鎖


1944年の10月10日に那覇市一帯が大空襲に見舞われたことを忘れない…
…と始まった「那覇まつり」が今年も行われた。36回目である。

そのメインイベントとなるギネス認定の「那覇大綱挽」。
【tug of war】と聞いて血が踊るのだろうか、とにかく外国人が多い。
今年は「世界のウチナーンチュ大会」(10月12日から)が行われるから…といった
理由もあるだろうが、アメリカ、スペイン、インドなど多国籍の綱挽きとなった。

オキナワに来て9年…。
過去9回の綱挽きを遭遇しているはずだが、
実は、一度も現場に来たことがなく、今回は圧倒されてしまった。

とにかく人、人、人。

国道がこれだけの人で埋まってしまう…状況は、
ここオキナワでは、この綱挽きだけだろう。

客観的に撮った写真は、なんとも不思議な雰囲気となっている。

十・十空襲

表現は手段でしかない by いっこく堂


続けざまにインタビューづいているが、
今日は「いっこく堂」の取材。

インタビュー内容は
ここでは書けないのだけど、
とにかく「いっこく堂」は真摯だった。

      ●

表現したい…ではなく、伝えたい。

      ●

劇団民藝の役者として長いこと舞台に立っていた時代があって、
結果的には腹話術「Ventriloquism」の道へと進んでいったのだけど、
彼に言わせれば、そこに大きな差はないのだ。

人が小説や映画や写真などで表現をする…というのは、
伝えたい言葉や事柄があってはじめて成立すること。
表現はプロセスであり、到達点ではない。

どんなプロセス(表現)が、素直に受け入れてもらえるのか…
  ●言葉巧みにストーリーを展開する
  ●劇的な場面展開で映像に引き込む
  ●無言の動作で固唾を呑む演技をする
  ●人形を使ってワンダーランドの世界で魅せる

そのプロセスはいろいろあるけれど、
最終的には演者がどんなことを伝えたいのか…にかかっている。

だから「いっこく堂」はその国の言葉で演じる。
アメリカ、ドイツ、フランス、ロシア、中国、フィリピン、インドネシア…
あらゆる言葉に置き換えて、30分間のパフォーマンスを丸暗記する。

言葉の壁を取っ払うことで、
伝えたいことが伝わるのだったら、
そのプロセスもしっかり取り込んでしまう。

  「ジョージ」や「師匠」「サトル」などの人形を巧みに動かしながら、
  【生きているだけ、それだけですばらしい】ことを伝えたい…と
  「いっこく堂」は語ってくれた。

  「世界中のあらゆる国を訪問して、わたしはそれを伝えていきたい」

その使命感ある言葉を間近に受けて、ボクは素直に感動した。
このような人がいる限り、世界はきっと大丈夫だ…と。
「いっこく堂」の言霊を丸呑みして、ボクもその仲間に加わろう…と。

   「下地勇」「いっこく堂」…ふたりの「Evangelist」に出会えて、ボクは幸せだ…と思った。

いっこく堂オフィシャルWEB

【夕暮れな気分】Google的民主主義


「Google」が元気だ。
10の100乗という意味のグーグルが登場したのは98年。
米スタンフォード大学の学生2人がガレージで立ち上げた会社も、
2005年度には、売上高61億3900万ドルの怪物会社に成長した。

世界の頭脳を集めたIT集団「Google」は
『ビジネスを忘れ、剣を情報に置き換えた民主主義革命に殉ずるべし』と、
世界中のあらゆる情報を整理し、そして誰もがそれを簡単に検索できるように
日夜、アイディアをひねり、カタチにする努力を重ねている。

その成果が「Google Map」であり「Google Earth」である。

世界中の衛星写真を隙間なくつなぎ合わせ、
ひとつの球体にしてしまおう…という発想のスケールがまず怖ろしいが、
その地図上にある、あらゆる情報を広くユーザーから募る…といった姿勢がすばらしい。

全世界のネットユーザーが、次々と身近な情報を地図にインプットし、情報を公開する。
その情報が次の情報を呼び、その蓄積の積み重ねがとんでもないスケールとなって
「2006年度版 地球ガイドブック」を産んだ。

情報を独占し、その権利でもって世界を牛耳ろうとする考えではなく、
情報を共有し、そのつながりで情報のストリームを生み出そう…とする考え方。

まさにGoogle的民主主義だ。

インターネット上に広がるこういった数の力が、
世界の次なる新しい局面を提示している…。

上から下へと頭ごなしの支配を目論む、限られた人間だけの支配政治が、
コミュニティの横のつながりから産まれる、市民革命に転覆させられる可能性も出てきた。

次なるGoogleの動きは「Google Book Search」。
これは世界中のあらゆる本をスキャンして、
本の中身を検索できるようにしたもの。

そのデータベースの基礎となる本のスキャニング数が、何千万冊…といった
天文学的な数字になっているから、そのネットワーク力は半端じゃない。

世界中のあらゆる本をスキャンして、検索できるようにしよう…
という地道な取り組みが、「知の開放」を促進し、
地球規模の一大市民革命とつながることを…期待したい。

…これはもう、クーデターだ。

Donのポートレイト


Donである。
Bassistである。
イイ写真だと、思う。

本人も意外に気に入るかもしれない。
承諾なしでの掲出も、快く許してくれるだろう。

こんな笑顔で
実はとんでもない感覚を備えている。

彼の音楽知識は、無尽蔵だ。

また、言葉が巧みなので、
音に対する分析能力がずば抜けている。
もはや、ひれ伏すしかない。

今度の10月1日に行われるオクマフェスト2006には、
Dry&HeavyでAudio Activeの七尾茂大さんと
ステキなDrum’n’Bassを聴かせてくれるらしい。

とても濃厚なDUBだということだ。
日曜日の夜に、オクマの軍用ビーチで、スーパーDUB。
これだから、沖縄の音楽シーンは、わからない。

Dry & Heavy

AUDIO ACTIVE