【KINGSTON】STINGの夜 その6


すっかりblog更新から
ご無沙汰してしまった。

その間に台湾へ行ってきた。
城直樹さんとのステキな時間もあった。

inputばかりじゃない。
しっかり写真も収めた。
これから徐々にoutputしていきたい。

      ●

STINGで失ったカメラは
ナイト彩子さんのご尽力のおかげで
1月の半ばに無事手元に戻ってきた。

コトの経緯は
口伝てに聞いているので
その真意はわからないが、

彩さんの知り合いが地元のギャングに通じていて
⇒ジャマイカでは土地土地を牛耳るギャングがいる。

  キングストンの一部や、他の都市のいくつかのスラム街は、
  「ドン」と呼ばれるギャングのリーダーが支配している。
  彼らギャングは、政党の指導者とのつながりから力を持つようになり、
  さらに1980年代と1990年代には、南米から北米、ヨーロッパに輸出される
  コカインの積み替え、ジャマイカ産のマリファナの輸出を行うことで力をつけた。
  多くのギャングが、国の一機関と、そして、コカインとマリファナの流れを
  当然ながら減少させたがっているアメリカ合衆国政府からの保護を得るために、
  現在でも政党とのつながりを維持し続けている。
                  (Wikipediaー「ジャマイカの政治」抜粋)

どのような流れでどうなっているのか
ジャマイカに住んでいる人間にしかわからないが、
そのギャングの「ドン」が警察側にアプローチをかけ、
「日本人ツーリストのカメラ」を取り戻してくれたらしい。

まったくもって奇蹟と言っていい所業だ。

…ギャングが警察からツーリストのカメラを取り戻す?

力関係が日本人の常識を逸している。
いやいや、常識ってなんだ?
そんな凝り固まった視点では世界を受け止めることはできない。

フィリピンの刑務所では
囚人が看守にタバコ代を払ったりしているのだ。
正義も悪もあったもんじゃない。

まさに【Bob Marley】Rat Raceな世の中だ。
サバイバルな機転の良さと
絶対的な身体能力が必要だ。

それが本来の人間の姿なのかもしれない。

【城直樹】fantasista!


城直樹が、2年ぶりに来沖中だ。
[youtube]naoki-jo-fantasista!

2年前のブログでは、城直樹の音楽世界を書いた。
深海 by 城直樹
Perfect World by 城直樹

この2年間で、カラダもココロも演奏も、
一回りも二回りも大きくなって、
また独特なスタンスで【Perfect World】を奏でてくれることだろう。

      ●

■2009年2月6日(金)沖縄MOD’S

開場 19:00 開演20:00~
料金 前売り¥1,000-当日¥1,300
会場 沖縄県中頭郡北谷町美浜9-12(アメリカンデポ)
出演 城直樹 梅田潤 他数組 
予約 098-936-5708(MOD’S)
   mail@naoki-jo.com

■2009年2月12日(木)沖縄LIVE BAR MUSIC SPACE WING

開場 20:00 開演21:00~ 
料金 前売¥1,500(+1ドリンクオーダー)当日¥1,800(+1ドリンクオーダー)
会場 那覇市久米1-1-21-6F
出演 城直樹
予約 098-861-2855 (WING)
   mail@naoki-jo.com

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最近は台湾のギターメーカー「naga guitars」の
デモプレーヤーとして、フランクフルトや上海・北京などに赴く仕事もしているようだ。

Shanghai Music Messe Report by Naoki Jo

何しろ、彼の経歴がおもしろい。

 千葉大学工学部デザイン工学科卒業。
 
 九州芸術工科大学大学院(現、九州大学)入学。
 楽器音響学を専攻。
 特にアコースティックギターの音色の
 物理的要素と心理的評価の関係について研究を開始する。

音に対して、ものすごくアカデミックでかつ真剣なのだ。
そんな繊細な耳の持ち主だからこそ、
あのような大胆なプレイも際立つのだと思う。

海外にもギター1本で路上ライヴ!…が当たり前だからか、
日本の演奏環境にもイチモツ持っていて、
2006年からは「openmic」といって
無料で飛び入りプレイができる環境を福岡でスタートさせている。

フリーペーパーも年4回発行していて
自らデザイン・撮影・編集を行っている…というから、驚きだ。

何事にも情熱的な「城直樹」のステージを、是非とも観てほしい!

【風の旅人】編集長の言葉に思うこと


「風の旅人」が届いた。

編集長の言葉には毎回、ハッとさせられている。
今回の「時と転」の巻末の言葉には2度ハッとさせられた。

まず、「風の旅人」がこの不景気風の折で、
3ヶ月に一度の発行から4ヵ月に一度となってしまうこと。

そして、マスコミの付和雷同な状況を
ロールシャッハテストの「顔」と「壺」に置き換え
わかりやすく説明されていること。

今回、ジャマイカに行って思ったことも
まさしく、そんな視点の転化だった。

      ●

STINGの一件で
「POLICE」が「GANG」になったことでもわかるように
ジャマイカの治安は日本国家から比較すると
相当な状況だということは、わかってもらえるだろう。

ボク自身、ひとりでトレンチタウンを歩く勇気もなく、
ほとんどの時間をホテルで過ごした日本人でしかないのだが、

街中のジャマイカ人を撮影して感じたのは
とても単純なことだった。

「人間の幸せって、すごくシンプルなことなんだ」

日々の生活が劣悪で、治安状況が最悪でも、
ジャマイカにはBob Marleyが居て、Reggaeがあって、
STINGのDJ合戦で熱狂的になれて、Jark Chickinは死ぬほど旨くて、
巷には笑顔が絶えることもなく、子供たちも素直だ。

生活がシンプルだから、喜びもシンプルだ…と
言ってしまえば、それまで。

ボクはジャマイカの生活に幸福感を感じた。

かつての沖縄に近いものがあった。

       ●

情報過多な現代社会。

中国のように情報操作されて
時給7円で休みなしな生活を余儀なくされてる17歳も考え物だけど、
「女工哀歌」

大好きな音楽と豊かな自然と気の置けない仲間たちが居れば、
けっこう毎日、豊かに過ごせるんじゃないか。

それって、ちょっと視点を変えれば済むことなんじゃないの?…と。

広告代理店からカメラマンへと転身と遂げたボクにしてみれば
普段のレールをはずすのくらい、訳ない話だと、言いたいんだけれど。

地球には、実にさまざまな人々が、
自分たちのルールにのっとって、幸せを求め、生活している。

…それも、千差万別なやり方で。

今の生活は、その中のひとつでしかない…ってことを意識するだけでも
生きていくことに、肩の力を抜いて向かえるんじゃないか。

もっと外に目を向けようよ。
もっと世界を知ろうよ。

今の日本を見てると
そんな気持ちが沸々として、たまらない。

【風の旅人】時と転


「時と転」 雑誌『風の旅人』編集長 佐伯 剛

ロールシャハテストでは、
その時の心理状態や、様々な要因によって、
二人の人間が向き合っているように見えたり、
壺に見えたりします。

どちらにも見える可能性があるのですが、
黒の部分を強く見る意識が強化されると、
そのような見え方しかできなくなり、
他の見え方が、この世に存在しないものになってしまいます。
 
現代の日本社会は、メディアなどを通じて、
物の見方を一方に揃えさせていく圧力がとても強いです。

ロールシャハテストに喩えると、
最初のうち何となく「顔」に見えていたイメージ画において、
この部分が鼻だとか耳だとか、
大きな声で主張したり理由説明を行う人の声を聞いていると、
次第に顔にしか見えなくなっていきます。

説明する人が、世間で立派だと評価されている場合は、なおさらのことです。
立派な人は、自分の評価を確固たるものにするため、
顔だという証拠を周到に集め、自分を支持する人を増やそうともします。

教育もまた、イメージ画を「顔」とみなす権威のお墨付きを前提に、
なぜそれが顔なのかという分析結果を、
できるだけたくさん身につけることが重視されます。
 
なかには、イメージ画が「壺」に見えて、
大勢の人が「顔」だと言っていることに疑問を感じる人もいます。
疑問を感じながら自分の意識世界のなかに閉じこもっていくと、
今度は「壺」にしか見えなくなってきます。

そうした状況のなか、
自分の目え方を否定して周りに合わせて生きていける人もいますが、
自分に正直な人は、様々な軋轢を抱え込むことになるでしょう。

イメージ画が「顔」に見えることもあれば、
「壺」に見えることもある。
いろいろと可能性があるなかで、その都度、
最善の判断をしなければ生きていけないとしたら、
私たちは常に緊張状態でいなければなりません。

あらかじめ「顔」だと決定しておくと、
それに対応する準備ができます。

そして、「顔」である理由を大勢が共有し、
そのことに素直に適応しさえすれば生きていけるようにする。
それが平和時の人間社会であり、
決まり事への適応を上手に行える人ほど社会的に優位になります。

その状態が長く続くと、人間は、イメージ画を「顔」だと定めたのは、
その時の事情にすぎなかったことを忘れてしまいます。
 
現代社会では、物が豊富で、便利で、楽なことが、
一般的に豊かさの基準となり、
その線引きで多くの物事が決められていき、
社会全体として益々その傾向を強めていきます。

しかし、豊かさの基準をはじめ、世界の意味は、
完全に決定できるものではなく、
常に他の可能性に開かれています。

たとえば、物を持たず、
不便ではあるけれど自分の足で歩き、
様々な困難と出会いながら旅したことが、
このうえなく豊かに感じられることもあるのです。

人間は、一つの体験によって、
それまでの認識ががらりと変わることもあります。

ある日突然、自分が拠り所にしていた
「意味」が無意味になる時、
それまでの基準に添って蓄えてきた物を失うことを恐れ、
従来の「意味」に執着し、
力づくでそれを正当化する人もいるでしょうが、

新しい「意味」によって、行き詰まりから脱出できる人もいるでしょう。

「転」というのは、つきつめて言えば、意味が変化することです。
「顔」にしか見えなかったものが、「壺」に見え出すことです。

世界そのものの本質は何も変わらず、
人間は世界を見たいように見て、
解釈したいように解釈し、意味づけています。

 しかしながら、何かをきっかけにして、
自分が拠り所にしていた意味が揺らぎ、視点が変わり、
それまでとまったく違う世界が見えてくることがあります。

そうしたことは、人生のなかでも何度も起こりますし、
人間の歴史のなかでも、何度も繰り返されていることなのでしょう。  

「風の旅人」36号…Find the Root永遠の現在…時と転

【Bob Marley】Wainting in Vain


I don’t wanna wait in vain for your love;
いつまで待てばいいんだ?
I don’t wanna wait in vain for your love.
いつまで待てばいいんだ?

From the very first time I blessed my eyes on you, girl,
初めて君に会ったその時
My heart says follow t’rough.
心に決めたんだ
But I know, now, that I’m way down on your line,
知ってるよ いまだにボクはただの人
But the waitin’ feel is fine:
でも待つ身も悪くない

So don’t treat me like a puppet on a string,
ボクをもてあそぶのはよしてくれ
‘Cause I know I have to do my thing.
ボクにもやることはある
Don’t talk to me as if you think I’m dumb;
そんな口の利き方 やめてくれ アタマはイカれてないんだ
I wanna know when you’re gonna come – soon.
ボクは知りたいだけ いつになったら振り向いてくれるか

I don’t wanna wait in vain for your love;
恋のまちぼうけはしたくない
I don’t wanna wait in vain for your love;
恋のまちぼうけはしたくない
I don’t wanna wait in vain for your love,
恋のまちぼうけはしたくない

‘Cause if summer is here,
夏が来ても 
I’m still waiting there;
ボクはまだ待ってるよ
Winter is here,
冬になっても
And I’m still waiting there.
同じ場所で待ってる

/Guitar solo/

Like I said:
もう一回言うよ
It’s been three years since I’m knockin’ on your door,
もう3年になるんだ キミの心をノックし始めてから
And I still can knock some more:
でもまだ諦めたくない
Ooh girl, ooh girl, is it feasible?
ああ一体、ボクにチャンスはあるのかい?
I wanna know now, for I to knock some more.
教えてくれ ノックし続けるべきなのか
Ya see, in life I know there’s lots of grief,
わかってるよ 人生は辛いことばかり
But your love is my relief:
でもキミの愛されあれば大丈夫

Tears in my eyes burn – tears in my eyes burn
熱い涙が目をこがす 熱い涙が目をこがす
While I’m waiting – while I’m waiting for my turn,
順番が…ボクの順番が来る日まで
See!

I don’t wanna wait in vain for your love;
もうこれ以上、キミの愛を待てないよ!

      ●

新宿2丁目にJAH K.S.Kさんが経営するBar「69」があった。

高校の同級生に連れられて、
初めて行ったその場所は
ボクにとってのBob Marleyだった。

あの原体験が、ボクを作った。

黒人の体臭とガンジャ、RedStripe、ジャマイカ。
赤い照明に様々な男女がカラダをくねらす。

12時が過ぎると必ずBob Marleyがかかった。
この「Waiting in Vain」もカラダの記憶として、残っている。

キーボードのイントロとカッティング…

「I don’t wanna wait in vain for your love」
   むやみに(in vain)キミの愛を待てない…

後半の「I don’t wanna,I don’t wanna,I don’t wanna…」のあたりで
みんなは大合唱だった。文字通り「ひとつに」なった。

18歳には神秘的な体験だった。

黒人も白人も男も女も若いのも年寄りも、
Bob Marleyで「ひとつに」なった。

心がBobの歌声で満たされた瞬間だった。

だから、この曲を聴くと、
自然とあの地下の空間が思い起こされ、
あの恍惚感がカラダの隅々に沁み渡る。

今回、ジャマイカへ行って
その恍惚感をあらためて
カラダの芯から感じることが出来た。

Jah Rastafariだ。

【KINGSTON】STINGの夜 その5


空がだんだん、白けてきた。
デブッチョは、バックステージにも戻ってこなくなった。

完全にボクは置いてけぼり…となった。

怒りだけが、宙ぶらりんに、白茶けた空に浮かんでいた。

クレーンに吊された大音量のスピーカーからは
ボクの耳には何も届かなかった。

どんどん色浅くなる星空に、無音の空間が広がっていた。

黒い人間の集まりが、朝日に照らし出され、
乱反射をしていた。キレイな光景だった。

そのキレイな光景も、無感覚に広がっていた。
もう絶望的だった。誰も味方にはついていなかった。

…カメラがない…その事実が、ココロを空白にしていった。

なしのつぶてのまま、時間だけが無情に過ぎていった。
ステージではすでに勝敗も決まり、三々五々に黒光りの人々はゲートを出て行く。

濃紺から白へのうつくしいグラデーションの青空と
日輪の過剰な光と、群衆のシルエットと。

疲れ切ったココロとカラダに、最高にフォトジェニックな瞬間を提供して
完膚無きまでズタズタになって、呆然と歩く。

日輪を背負って歓喜するジャマイカ人たち。

客待ちタクシーや乗り合いクルマが
クラクションを鳴らし、家路へ急ぐ。

すでに7時を廻った。

ジャマイカ3日目にして
最悪な問題を抱え、解決の糸口もないまま、
宙ぶらりんな気持ちで、ボクはホテルへと向かった。

結構なボディブローだった。
足腰がふらついて、セコンドの支えなしには歩けない…
…そんな気分だった。

      ●

さらに驚いたことには、
このイベントは警察が主催だということ。
警察の威信を示すために、
事故も死者も出さないよう、最大限の努力をしている…ということ。

「SWAT」と書かれた制服を着て、ライフルを肩にかけた
いかつい連中がステージ袖で威厳を掲げていたのも
そんな背景があってのことだった。

ジャマイカ最大のイベントを滞りなく仕切る。

…ということは、警察の威信で
ボクのカメラも見せしめとして盗まれたのか…。

     …警察が!?

…その…意味が…つかめないのですが…。

【KINGSTON】STINGの夜 その4


12月27日、午前5時。
日の出にはまだ早い。
しかし、会場はものすごい熱気。

爆音と怒号と嬌声と、
スプレー缶とロケット花火とフラッグと。

会場に詰めかけるジャマイカ人の群衆に
押しつぶされそうになりながらゲート前まで戻る。

   ああ、ここからは無音状態。

あまりのサプライズに、周囲の音が記憶にないのだ。

   5時から7時までの音の記憶がない。

あるのは、心臓の高鳴りと、こめかみに脈打つ怒りのシグナルだけ。

         
       「 ………!!!!」
       とにかく、驚いたのだ。
      なんといっても、驚いたのだ。

ゲート前の約束の時間に、
事務所を訪ねてみると…
そこには、誰もいなかった。

      それはもう、サプライズなのだ!

その瞬間、「やられた!」と悟った。(もう遅いのだけどね)
預けたカメラの一切合切が盗まれたと合点した。
ああ、なんという過ちを犯した!!!!と
何度も何度も自分を悔いた。

しかし、このまま引き下がっても仕方がない。
まずは、やれることだけ、とにかくやろう。

ゲート前で幸いにして、入場時に難癖をつけてきたデブッチョがいた。
「ヘイ!事務所の連中がいないんだけど、オレのカメラ返してもらおうか!」

気持ちとは裏腹に、英語ではどのように伝わったのか…。
そのデブッチョは、面倒臭そうにボクをバックステージまで連れて行く。

     とにかく、カメラだ。
     沖縄からわざわざプロ仕様のNikonを借りてきたのだ。
     なくすわけには、いかない。
     キズひとつなく菓子折といっしょに、返す手はずなのだ。

血潮が脳みそを掻き回した。
真っ赤な顔をしていたに違いない。
他のスタッフも、目を背けて相手にしない。

そりゃそうだ。

ステージは最高のクライマックスを迎えている。
観客はもちろん出演者たちも総出で
ステージの行く末を見守っている、まさにその時なのだ。

何万というオーディエンスの彼方からは
日輪が今まさに昇天しようとしている。

そのなんと美しいこと。

      あああああ、カメラ!!

この時ほど、カメラの不在を嘆いたことはない。
なぜ、この決定的な瞬間をボクはみすみす見逃しているのだ。

   

【KINGSTON】STINGの夜 その3


暢気にNikonフル装備を預け、
身軽になった足取りでステージ前の
柵に囲まれたVIP席へ向かう。

こちらは一緒に行った香菜ちゃんのblog「カナリヤの奏」。

周りの人間がみなジャマイカ人という状況のイベント自体
初めてのことなのだが、
これだけ(何万人いたんだろうか…10万人は下らないのでは?)の
ジャマイカ人に囲まれる経験も初めて。

みな暗闇と同化する肌合いだから、
白目が迫ってくる感じで、落ち着かない。

おまけにみなさん、年に一度のお祭りに
心底楽しんでいるご様子で、耳横で絶叫するわ、
スプレー缶にライターで火を付け、
1mほどのフレイムを頭上に発射し、
危ないのなんのって。

ロケット花火が何十発とステージへ向けて飛んでいくは、
大きな旗が振られ、Big Frameはゆらゆらと揺れ…。

途中でVIP席のフェンスが倒れ、
怒濤のように人が入り乱れ、
もはや完全に身動きが取れない状態まで。

こちらは一緒に行ったもうひとりの女性、文栄さんのblog「DAICHI [旭] AKIRA」。

夜中の4時頃。

ステージもヒートアップ!
VIP席は人で埋め尽くされ、
PRESSと称した日本人たちはみな
ステージ手前の高台によじ登り、
難を逃れようとしている。

…約束の5時までもう少し。
 これは早めにVIP席を逃れたほうがいいな…。

カメラが無事帰ってくるのか、不安が募る。
とにかく、ここは約束通りゲート前まで戻ったほうがいい。

…残念なことに見逃してしまったが、イベントはこれからが正念場だった。

【KINGSTON】STINGの夜 その2


「Hey!,No Camera!」

Hey!という呼びかけは
全然気持ちよくない。

相手を苛立たせるに余りある呼びかけだ。

まったくもってデカイ態度だ。
ジャマイカ警察主催のイベントだと
聞いていたが、こいつらポリスなのか?

ゲート前の事務所まで連れて行かれ、
カメラを置いていけ…とぬかしやがる。

この時に最後まで抵抗すべきだった…と
明朝ものすごく後悔することになるのだが、
苛ついていたこともあり、早く切り抜けたかった気持ちもあり、
言われるままにカメラを預けてしまった。

これは大いなる間違い。

「ジャマイカでは、モノを預けたら
 100%戻ってこないから、絶対預けないで」

13年在住のナイト彩子さんの忠告。
そんな忠告さえ、事前に聞いていれば…。

「明日の朝5時に取りに来て。返すから。」
ドデカイ図体の男の上司らしき女性が
ぞんざいに言い放つ。

「デポジットの証明をください」
とにかくそのまま渡してしまったら
後で問題になりそうだ…と、拙い英語で尋ねたところ…

「そんなモノはない」
…と一喝されてしまった。

これも後で思えば、十分伏線となっていたことなのだ。
彼女はこの時すでに盗もうとしていたに違いない。

【Bob Marley】So Much Trouble in the World


[youtube]So Much Trouble in the World

So much trouble in the world
今の世の中 問題ばかり
So much trouble in the world
この世の中 問題ばかり

Bless my eyes this morning
朝 祈りをささげ 
Jah sun is on the rise once again
JAHの陽が再び昇る
The way earthly thin’s are goin’
今の地球じゃなにが起きても
Anything can happen.
不思議はないさ

You see men sailing on their ego trips,
奴らはスペースシップに乗り
Blast UPON their space ships,
エゴ・トリップへと旅立つ
Million miles from reality:
現実から100万マイルも離れ
No care for you, no care for me.
君のことなど知らん顔

So much trouble in the world;
今の世の中 問題ばかり
So much trouble in the world.
この世の中 問題ばかり

All you gotta do: Give a little (give a little),
きみがしなければいけないことは
take a little (take a little), give a little (give a little)!
ほんの少しを与えることだ

One more time, ye-ah! (give a little) Ye-ah! (take a little)
Ye-ah! (give a little) Yeah!

So you think you’ve found the solution,
きみがみつけた解決策も 
But it’s just another illusion!
実はただの幻なのさ
(So before you check out this tide),

Don’t leave another cornerstone
流れの中から抜け出す時には
Standing there behind, eh-eh-eh-eh!
いしずえを忘れちゃならない

We’ve got to face the day;
その日は必ずやってくる
(Ooh) Ooh-wee, come what may:
たとえ何があろうと
We the street people talkin’,
俺たちストリートピープルは伝えるんだ
Yeah, we the people strugglin’.
そして闘うのさ