【HELSINKI】夏の日の恋


7月1日。
黒いクルマの中は
灼熱地獄。

汗が噴き出して
Tシャツもすぐにズブ濡れ。

こんな暑い沖縄の夏に、
熱い男、矢沢永吉。

来年還暦を迎える…と聞いて
俄然興味が湧いてきた。

知れば知るほど、熱い。

そして、生き様がカッコイイ。
これほど人生が絵になる人も珍しい。

34億円もの借金を
自身の音楽活動で全額返済した…といった
ドラマもものすごいが、

「年とるってのは細胞が老けることであって魂が老けることじゃない。」

「ロックにゴールはない。声が出なくなるまでやり続ける。だって、ストーンズが前走ってるもん。」

「オレはいいけど、YAZAWAは許さないと思う。」

これらの語録が、彼の真摯な姿勢を物語っていて
もしかして、同時代で一番カッコイイかも?…と

もっか「成り上がり」を読んで、矢沢を勉強中。

【HELSINKI】時間よ止まれ


「時間よ止まれ」(1978年)

罪なやつさ ア- パシフィック
碧く燃える海
どうやら俺の負けだぜ
まぶた閉じよう
夏の日の恋なんて
幻と笑いながら
このひとに賭ける

汗をかいたグラスの
冷えたジンより
光る肌の香りが
俺を酔わせる
幻でかまわない
時間よ 止まれ
生命のめまいの中で

幻でかまわない
時間よ 止まれ
生命のめまいの中で

罪なやつさ ア- パシフィック
都会の匂いを
忘れかけたこの俺
ただの男さ
思い出になる恋と
西風が笑うけれど
このひとに賭ける
Mm Stop the world
Mm Stop the world

   ●

「Yes My love」(1982年)

いいさ ほんの 思い違い
それでgo away,girl

24時間 もたない恋の
熱をさらって southern breeze…

顔見知りの苦っぽさに
WinkしてYes My love
Yes My love

かぞえ 飽きた こんなdrama
そうさ“Good-bye dream…”

かすり傷しか置いてゆけない
めぐり逢いでも I can’t stop…

誰かにある 静かな朝
また探して 歩く
Yes My love Yes My love
Yes My love

   ●

矢沢永吉。
実は夏の歌が多かったのね。
勝手に7月のテーマソングにしてみた。

広島生まれの59歳。
父親は被爆で亡くなったと言うから、驚き。

いきなり近しい気持ちになった。

矢沢永吉公式サイト

【HELSINKI】まずは市内一周


3月18日。
サウナを満喫した後は、
ポカポカな身体で
Tramの旅。

ヘルシンキ市内をぐるりと回る。

東西南北、さっぱり地理感覚がないので、
まずは一週してみて、ヘルシンキの広さを体感しよう…と。

実際、思ったほど広くはない。

広島、仙台、福岡程度の規模だろうか?
ちょうどよくまとまっている。

18時。
すっかり暗くなってしまった。
やはり夜も早い。底冷え。

こちらのお店は、
気温が低いせいか、閉まるのが早い。
16時に閉めてしまうところもあった。

Design Districtと呼ばれる一角に
足を伸ばしてみたが、すべて閉店。

仕方ないので、夕飯にありつこうと
街をぶらつく。

1euro=176円。

5euroでも880円。
…んん。
最低価格が10euro程度の
レストランばかり。

euroが高い上に、
こちらは消費税が8%。

教育費も医療費も税金で賄っているから、物価が高い。

仕方ない。
コンビニらしきところで
出来合いのおかずを買って食べる。
それでも10euroかかってしまった。

「明日の食事はすべて弁当で」

そんなお達しが、言い渡される。
トホホ。…ホントに高いのだ。

【HELSINKI】ウルヨンカトゥのプール その4


3月18日。
ヘルシンキ初日。

いきなりディープな
公共プール&サウナへ。

素っ裸で入ったプールを上がって、
シャワーを浴び、サウナ室へ。

20名ほどが入れる
大きめの空間。

大きなスチームが置かれている。

室内にはフィンランド人が6名ほど。
なにやら仕事の話でもしているようで、
裸で白熱している。

フィンランド語は
耳障りがよく、聞いていて心地いい。
…しかし、まったくわからない。

時々、思い立ったように
スチームに水を掛ける。
すると、熱風が室内に充満する。

焼けるような痛み。
Blow Up! Wow!

じっと我慢をしていると
汗がじんわりと体中から吹き出してくる。

フィンランド人も真っ赤。

でも、商談を止めない。

また水を掛ける。
ぶわーっと熱風。
焼ける素肌。
じっと耐える。
吹き出す汗。

手加減ナシだ。

ものの5分でGiveUp。

日本のサウナのような
生ぬるいスタイルではなかった。

熱風地獄。
このひと言に尽きる。

とにかく熱い。

口なんか開けてたら
口内が爛れてしまうだろう。

その熱風が通り過ぎるのを
じっと我慢する。

落ち着いた…と思ったら、第2波。
ぼわっ…ぼわっ…と、熱風が襲ってくる。

温度調節ができる点でも、
日本のサウナよりGoo!

【HELSINKI】ウルヨンカトゥのプール その3


Hey You
Hey You What’s Your Name?

Hey You
Hey You What’s Your Name?

祇園しょうじゃのかねのこえ
しょぎょうむじょうのひびきあり
おふくろのオッパイのあじ おぼえてんのか
すてたおんなのホクロのかず おもいだせるか
世の中すりばちだよ
人生はすりこぎだ おまえ BABY
人生はすりこぎなんだよ
Oh My BABY このブルースをきいてくれ!

    ●

左とん平の「ヘイ・ユー・ブルース」だ。

昔、「岩石一家」というFunkBandの18番だった。
その時の「人生すりこぎ」なネタとして
大阪のサウナでオカマに声を掛けられた…
という件りがあった。

    ●

フィンランドだ。
Sauna発祥の地だ。

今、ボクは
調子こいて素っ裸でプールに入った。

これから閉じられた空間へ
場所を移そう…としていた。

暗がりで
ヒノキの香る、
体感温度がヤケに高い空間。

フィンランドの男女は
純粋な金髪で、
しかも顔立ちがよく、
Saunaのせいか、スタイルにもムダがない。

日本人に似て、
女性はこじんまりとしていて
とってもキュート。

男性はロシア人のように
大柄なガッシリした体格。
しかも、頭が小さいから、
ほんと、モデルのよう。

…であれば、あきらめもつくか。

いやいや。

【HELSINKI】ウルヨンカトゥのプール その2


3月18日。
夕方4時。

4.4euroを支払って
ウルヨンカトゥの公共プールへ。

Yjonkatu Swimming Hall

ロッカールームは
プールサイドに設置されている。
突き当たりにはシャワールームとサウナ。

2階は11euroを払って
リラックスタイムまで演出してくれる
いわば会員制みたいなグレード。

硬直した面持ちで
キーと同じ番号のロッカーを探す。

正面から150キロ強はあるだろうと思われる
たるんだお腹を揺らして歩いてくる男性。
もちろんNAKED。

ただ、お腹がたるんでいて、
「男性」は、かすかに存在が分かる程度。

「水着を着ちゃいけない」…
…という規程はリニューアルから取り払われたらしいので、
(2001年にリニューアルオープン)

まずは水着着用+キャップ+ゴーグルの完全形で臨む。

プールは水深3m。
ものすごく深い。

先客のNAKEDは20名ほど。
意外に多い。

クロール、平泳ぎ、思い思いなスタイル+NAKED。

3mの水深は衛生上の問題か。
気持ちよくて、Pしたりしないか?

ぶら下がる「男性」が気になって
すれ違うたびにドキドキ。

いっそのこと、自分も「郷に従う」か。
一度プールサイドに上がって、すべてを取り払う。

NAKED=素っ裸。

再びプールへ。
仲間入り出来たような安心感が…。
それと同時に解放感が…。

ぶらさがる「男性」が
右に左に…と落ち着かず、
スイミング…と言うよりは、温泉中?

慣れてしまえば、股間をすり抜ける水流が心地よい。

【HELSINKI】ウルヨンカトゥのプール その1


フィンランド政府観光局

3月18日。
極寒の曇り空。でも心ウキウキ。

ヘルシンキに降り立ち、
シャトルバスで中央駅に。

北緯60度…という風土が
ボクを興奮させる。

気温3度。

…まわりは金髪の白人ばかり。
…乾いた空気。大いなる自然。
…スカンジナビア半島。
…デザインディストリクト。

そして、「かもめ食堂」。

    ●

トラムでユースホステルまで移動。
7階建てで、最上階にはサウナ設置。
早朝のみ自由に使えるらしい。

2名個室で2泊で116euro。
約20000円。
1euro176円が痛い。
ほとんどホテルと同額。

しかし、ホテルに泊まると
1泊がこの値段。

個室だし、
キッチンもあるし、
サウナも早朝のみ利用できるから
良しと、するか。

    ●

めざすは
ウルヨンカトゥのプール

かもめ食堂で、小林聡美が気分転換に通った
1928年建立の伝統的なところ。

室内でいて、クラシックな意匠は
水の色と相俟って、とっても魅力的。

「裸で泳ぐ」スタイルにもなんだか興味津々。

    ●

市内をぐるぐる回って、
なんとか所在を確認。

ホントに街の中心に、あった。

外観では全然わからない。

受付でプールに入れるか?
…と英語でたずねる。

「今日はメンズデーだから22時までOK」

ただいま16時。
男だけ。女人禁制。裸。sauna。

…。

ちょっと不安になりながらも、
興味が先立ち、妻に懇願。

1時間ほど、ウィンドーショッピングを。お願い。

    ●

ひとり、白人に混じって
サウナ付きプールに挑んだ。

【HELSINKI】北緯60度に再上陸


3月18日。火曜日。
午後1時。
ヘルシンキ・ヴァンター空港へ降り立つ。

フライト約3時間。
やはり、体感で3度ほど低い。

刺すような寒さ。

右も左もわからず
ヘルシンキ市内への
シャトルバスを探す。

サインはすべて
フィンランド語とスウェーデン語を
併記。

こちらの公用語はこの2カ国語。
誰でも2カ国語を操る。

日本語とドイツ語ぐらい
仕組みの違う言語である。

世界一位の学力基準のなせる技か。

言葉のつながりがまったく違うので
完全にお手上げ状態。

Japani…日本
Ranska…フランス
Alankomaat…オランダ
Saksat…ドイツ
Itävalta…オーストリア
Venäjä…ロシア
Ruotsi…スウェーデン
Suomi…フィンランド

推測の域を超えている。
でもなんだか暗号解読みたいで面白い。

【HELSINKI】北緯60度のトランジット


3月5日、午前11時。
関西空港を飛び立ち、フィンランドエアでヘルシンキへ。

スカイブルーのユニフォームが爽やか。
北極圏な窓外の風景も爽やか。

白一色。

時々、割れ目。

深紺の海。

食事も思った以上に美味しく
快適なフライト。

ただ、ボクは風邪をこじられて、
肺炎のような咳。
思い出したように、気泡が上がってくる感じ。

コホッ、コホッ、コホッ。

妻はワインを飲んでイイ気分。
恨めしそうに眼下の氷を眺める。

ヘルシンキは北緯60度。
札幌が北緯43度、那覇が北緯28度。

北緯66度30分から北極圏だから、
どれほど北上しているかが、よくわかる。

ホントだ、
地球は広い。

【HELSINKI】City-Kaytava


「Aleksanterinkatu 21」

ヘルシンキ中央駅の光景。

フィンランド語の表記は
見ていて混乱する。

連休前のボクも混乱している。

感光したフィルムの赤い筋は
ヒートアップの状況を語っている(のか)。

詩的にまとめようとして、
ますます混乱の度をあげている。

ちょうど1ヵ月前に
ボクはこの地にいた。

NYの時も、そんな内容を書いた(気がする)。

沖縄がボクを苦しめる(のか)、
ボクがボクを苦しめる(のか)。

また詩作を試みて、
ひとりよがりに終わる(のか)。