
『土の時代』から『風の時代』へ。
占星術的には新たなフェーズに入ったという。
所有や権力のタテの時代から、つながりや知識のヨコの時代へ。
そして、コロナ。
星は読んでいる…と言わんばかりの流れだけど、
人間中心主義の非人間性から脱人間中心主義の人間性へ…と、
ようやくシフトしてきたということ。
今も「コロナを克服した証に五輪を」と鼓舞する老人がいるが、
コントロール出来ないことが当たり前である社会へと、時代は移りつつある。
コロナはまさにその気付きとして顕れた。
巷ではシールドやマスク、消毒で感染を避け、
遠隔によって接触を防ごうと過敏になっているが、
そもそもコントロール出来ない相手なんだと悟った方が良い。
まずもって己自身が、コントロール出来ない相手であることをお忘れではあるまいか?
自身の体内で今何が起こっているのか、
西洋医学や東洋医学でも解明出来ない事柄を抱えながら日々生活しているのでは?
体臭や口臭といった「におい」すら意に反して漏れ出る存在では?
『現実世界で接触すること、一緒にいることは、人の体臭を嗅ぎ続けることだ』
と作家宇佐見りんは言う。
『「におい」をはじめとした、自分ではコントロールできない情報は、遠隔では共有されづらい。
良くも悪くも、見たくないものは見ることなく、見せたくないものは引っ込めたままになる』。
これからの社会は、コントロールに固執する人間中心社会と、
コントロールを手放した脱人間中心社会とに大きく二極化していくだろう。
都市部はそれこそ病的なまでにコントロール依存型な、
人間がお互いを牽制しあう閉じた社会へと加速の度合いを深める。
『怖さと豊かさは隣り合わせ』
全くその通りだと思う。
【堆肥体(compost)】とは思想家ダナ・ハラウェイの言葉だが、
我々は共に土に還る存在であり、相手の一部になる存在という意味でも同等だ。
大地が我々を造ってもいるのだから、無菌を指向して遠隔な存在になることは、
自家撞着も甚だしい話なのだと。
お互いがどうにも出来ないコントロール出来ない存在だ…という視座に立って、
開かれた構えになることが【豊かさ】を享受することにつながる…と、
2021年のボクは思う。
#photobybozzo
#サル化する世界