
タガイタイまでの道中で犬に吠えられた。
どことなしか、犬にも異国の雰囲気がある。
目の印象が、そう思わせるのか。
竹野に住まう舞台写真家の地域自治。

タガイタイまでの道中で犬に吠えられた。
どことなしか、犬にも異国の雰囲気がある。
目の印象が、そう思わせるのか。

日が沈んで、気分も萎えてしまった後も
バスはいっこうに目的地に着かなかった。
マニラ市内からは、まだほど遠い町で
とてつもない渋滞に巻き込まれてしまう。
右側通行の幹線道路が、
何がどうなったら、そうなるのか、
皆目見当もつかないが……、左側通行になっていた。
渋滞にいらついた反対車線のクルマが
逆走するようなカタチで割り込んできて、
いつのまにかその流れが本流となり、
右と左が入れ替わった!
すざまじい光景である。
フィリピンの交通事情を
目の当たりにした。

ここからの道程が、とても、とても、長かった。
マニラ特有の渋滞に巻き込まれてしまった。
窓から入ってくる風が心地よく、
西日を浴びながら、おだやかな気持ちで
バスの長旅を楽しんだ。

途中、マーケットと思われる場所を通り過ぎた。
これから夕飯の買い物だろうか。
たくさんの人がGeepnyを乗り降りした。

どんどんスピードを上げて
タガイタイ市民を追い越していく。

コンパクトな造りのGeepnyに
20人強のフィリピーノが乗り込んできた。

Tagaytayのタール湖から、
バスの乗り継ぎ地点オリバレスまで
Geepnyを利用してみる。
フィリピーノたちと同じ風を浴びながら
窓外の風景を眺めていると、
少しだけ現地の営みに近づけた気がした。
…不思議と気持ちがなごんだ。

どこから来た観光客だろう。
マニラ市内とはちがった開放的な雰囲気がある。

約2時間の徒歩の果てに、到着。
Tagaytay Picnic Glove Complex。
タール湖とタール火山が見渡せる展望台だ。
平日だったので、人もまばら…かと思いきや
意外に恋人たちや家族連れも多く、
それぞれの時間を楽しく過ごしていた。
時刻はすでに夕方の域。
展望台では高校生たちが集合写真を撮っていた。
背後にはタール火山がかすかに見える。
標高300mほどの世界一小さな活火山。
小さいとはいえ、存在感は格別だ。
大きな火口が威圧感を辺りに与えている。

これもTagaytayへの道程で見かけた屋台。
歩いて行くと、こういった写真も難なく撮れる。
それが、結果的にはよかった。