【予兆その10】2006-08-29


であれば、これはなんの予兆なのか?

写真は時間を切り取る作業なので、
フレーミングされたモノは常に予兆を孕んでいる。

であるから、この写真も予兆だらけではあるのだが、
いったいどんな予兆が読み取れるであろうか?

「老い」と言ってもいいのだろうか?

【予兆その9】2006-08-29


高速道路のパーキングエリア内の一コマ。

まさにこの写真も予兆。

生理的欲求のはけ口であるPAで
クルマを降り、トイレに駆け込み、空腹を満たす。

すべてがストレートに欲求を表出している。

【予兆その8】2006-08-29


男と女の関係も予兆が含まれている。

「出会い」が多分に予兆を含んでいるように、
「別れ」も予兆に満ちあふれている。

すれ違いざまや、振り向きざまに
その予兆を感じるか、感じないか。

…感じてしまったら、行動に移すか…移さないか。

…行動してしまったら、その後は…どう出るか。

常に予兆と予測をオーバーラップさせ、
勝手な解釈と妄想が行き交い、
ひとりで絶好調になったり、どん底に陥ったりしている。

…そんなコミュニケーションが、おもしろい。

【予兆その7】2006-08-13


何をしでかすかわからない…という意味で、
子どもたちは予兆のかたまりだ。

どこに行くかもわからない。
どうしたいかもわからない。

未知のかたまりだから、
子どもはおもしろい。

【予兆その1】2006-08-29


【予兆】をテーマに写真をまとめていこう…と、今日、移動中に思い立った。

写真を撮影する時は、できるだけ感覚を研ぎ澄まし、
あらゆる事象を見逃さないように、構えて撮影している。

撮影行為はそこで終了するが、写真行為は終わらない。

フレーミングと露出、被写界深度などが計算された一コマは、
1枚の写真として、表現されている。

そこで問題なのは、撮影者がどのような状況で、どのような気持ちで
どのようなアプローチから撮影した写真なのか…などではなく、

その1枚の写真から表出されるさまざまな情報が、
受け手の中でどう再構築されるか…にどれだけ肉薄できるか…なのだと思う。

写真行為とは、写真を再読し、再編集する行為だ。

そのフィルターを【予兆】という言葉で括ってみることにした。
ウンチクはそのくらいにして、まずは並べてみよう。