【坂巻ルーム】0227_南阿豆


部屋と絵と行為『坂巻ルーム』@東陽町.kiten
2016年2月27日~4月10日

総括 奥野博
作家 坂巻裕一
照明 白場暮
映像 チャーリー河村
写真 bozzo、macoto fukuda、笠原弓香
料理 青梅博子

写真photo by bozzo分UPしました。
【on_Flickr】0227-0410_S-ROOM

ひとつの部屋で40日間、
坂巻裕一画伯の絵に刺激されて繰り広げられた行為の数々。
その変遷がたのしめます。
これは時間と空間における共同作品だと思います〜!すんばらしい!

●行為(未収録_4公演)
2/27土 南阿豆 舞踏
3/5土 清水友美 ダンス
3/11金 万城目純 ダンス(未収録)
3/12土 阿坐弥 三味線
3/13日 梅澤妃美 ダンス
3/19土 岡佐和香 舞踏(未収録)
3/20日 新井千賀子 ダンス
3/26土 浮世モード(やましん・秦真紀子・罪/月読) ダンス・インスタレーション(未収録)
3/27日 関谷泉 パフォーマンス
3/31木 三浦宏予・玉内集子
4/2土 阿久津智美 ダンス(未収録)
4/3日 山田零+タッタ 演劇
4/8金 村上理恵 ダンス
4/9土 小林嵯峨 舞踏
4/10日 深谷正子 ダンス

坂巻裕一 
美術家。制作主題は無意識・無対象。
1978年茨城県水海道市生まれ
2003年多摩美術大学情報デザイン学科卒業。
2011年個展「坂巻裕一 いのち」
2012年個展「坂巻裕一 景色」
2014年毎日書道展前衛部門佳作。

【on_Flickr】0227-0410_S-ROOM


部屋と絵と行為『坂巻ルーム』@東陽町.kiten
2016年2月27日~4月10日

総括 奥野博
作家 坂巻裕一
照明 白場暮
映像 チャーリー河村
写真 bozzo、macoto fukuda、笠原弓香
料理 青梅博子

写真photo by bozzo分UPしました。
【on_Flickr】0227-0410_S-ROOM

ひとつの部屋で40日間、
坂巻裕一画伯の絵に刺激されて繰り広げられた行為の数々。
その変遷がたのしめます。
これは時間と空間における共同作品だと思います〜!すんばらしい!

●行為(未収録_4公演)
2/27土 南阿豆 舞踏
3/5土 清水友美 ダンス
3/11金 万城目純 ダンス(未収録)
3/12土 阿坐弥 三味線
3/13日 梅澤妃美 ダンス
3/19土 岡佐和香 舞踏(未収録)
3/20日 新井千賀子 ダンス
3/26土 浮世モード(やましん・秦真紀子・罪/月読) ダンス・インスタレーション(未収録)
3/27日 関谷泉 パフォーマンス
3/31木 三浦宏予・玉内集子
4/2土 阿久津智美 ダンス(未収録)
4/3日 山田零+タッタ 演劇
4/8金 村上理恵 ダンス
4/9土 小林嵯峨 舞踏
4/10日 深谷正子 ダンス

坂巻裕一 
美術家。制作主題は無意識・無対象。
1978年茨城県水海道市生まれ
2003年多摩美術大学情報デザイン学科卒業。
2011年個展「坂巻裕一 いのち」
2012年個展「坂巻裕一 景色」
2014年毎日書道展前衛部門佳作。

【May_05】黒い螺髪の「原発事故由来強制廃棄個人財産」


富岡町沿岸部。ギョっとする光景。
「放射線汚染廃棄物」の集積場。
中間貯蔵施設もこの近辺に建設予定。

『しゃへい』と描かれたフレコンバッグが、海岸線一帯に堆く積まれている。

一様な黒い塊は、見た目は大仏の螺髪のようなれど、
中身は『原発事故由来強制廃棄個人財産』だったりする。

つまり、放射線に塗れてしまった個人の家財道具だったり、
衣服だったり、書物だったり、するのだ。

故郷に住むことはおろか、
故郷での記憶さえも暴力的に奪われていくフクシマ。

棄てられた光景、棄てられた土地…と言わずして、なんと形容できようか。

フクシマにおける除染完了までの費用総額は5兆円強。
このフレコンバッグの直射日光下での耐用年数は5年。
30年後には県外で最終処分という公約も交わされている。

何事も待ったなしの状況…なのだが、
人目を避けるように黙して鎮座する数万個の螺髪。

この棄景と、併存するのか、東京五輪は。
併存できるのか、人の心を持ってして。
これでアンダーコントロールと、言えるのか。
放射能をナメては、イケない。

【May_04】石巻市立大川小学校


児童74名、教師10名、スクールバス運転手1名の犠牲を出した石巻市立大川小学校

震災遺構としての保存が決まった。
ピースボートのボランティアで石巻に入ったとき、
作業場所がこの大川小学校の近くで、
その遠景を捉えることができた。

その後、ボク自身が負傷し、
救急に運ばれる惨事となったため、
訪れることが叶わなかったのだけど、

こうやって目の当たりにしてみると、
河口から5キロという距離の油断で、
子どもたちを呑み込んだ津波の威力に呆然とするばかり。

すぐ裏は山になっており、数名が辛うじて逃げ延びた。

ほんの数mの判断を、
津波到達までの50分間に決断出来なかったのが、
なんとも悔やまれる。

【May_04】…わたしたちは、何に向かって急いでいるのだろう?


震災から5年という月日をあらためて確認すべく、被災地岩手→宮城→福島を巡ってきました。

初めてのボランティアとして関わった陸前高田には、3年ぶりの訪問。
その圧倒的な盛土の量と、ま新しい道路たち。
海岸線は右から左に防潮堤が引かれ、
震災遺構として2,3の建物が保存、今も多くの花が手向けられていました。

かつての中心部は復興計画に則って着々と工事が進められています。
『未来の陸前高田』と描かれたパネルには、松原が生い茂り、公園が拡がり、
嵩上げされた街並に人々が賑やかな生活を営んでいます。

しかし目前にある光景は、どこまでも続く大小の盛土と、整列した工事車両だけです。

岩手県には大槌→釜石→大船渡→陸前高田と足を運びましたが、
どこもかしこも『はやる気持ちと進まぬ復興』のギャップに、
行き場のない感情を持て余しているように見えました。

しかし、宮城→福島と巡るにつれ、その憶測は誤りであることに気づいたのです。

…わたしたちが勝手に早まっているに過ぎないのだと。

2020年への東京五輪開催へ向けて、遮二無二、むやみに、復興、復興と煽っているのは、
マスコミを初めとする外部の人間であって、
当事者は、ひとりひとりのペースで、その人なりの復活の道を歩んでいるのだ…と。

嵩上げされた盛土に埋もれるかのように佇む南三陸の防災庁舎が、無言のコトバを発していました。

『そう簡単に癒えるものではないぞよ』と。
しっかり寄りそうことの大事さを、静かに語っているようでした。

…わたしたちは、何に向かって急いでいるのだろう?

【Apr_27】「ロクな死にかた」東京公演終了


アマヤドリ「ロクな死にかた」東京公演終了〜!

東京での23ステージを終えて、残り11ステージ。
公演場所を仙台→大阪、と移動する。

初演が2011年2月。
その直後に未曾有の震災を迎え、東北地方では2万人が帰らぬ人となった。
その被災地である仙台市若林区で、この作品はどのように受け止められるのだろうか?

→NHKスペシャル「風の電話〜残された人々の声

震災から5年経った岩手県大槌町にある、
1台の電話ボックス「風の電話」。

電話線は通っていない。
遠くへ行ったあの人への思いを、風に乗せて伝えてくれる。

大槌町は死者行方不明者862人のうち、421人が未だ見つかっていない。
5年という月日のあいだ、居なくなった人への思いを、この「風の電話」がつないでくれた。

「この寒いのに、風邪引いていねえか?
 早く見つかれ〜。早く帰ってこ〜。
 元のとこさ、うち建てっから。
 モノなんだり食べて、どこでもいいから生きてろ」

「ツライからって、忘れようとしたら、
 誰が家族の証、覚えてんだって。
 ぜったいに忘れねぇ。」

「父さん、今みんな家族全員がんばってから、
 心配しなくていいよ。お父さんは元気?
 聞きたいことがひとつある。なんで死んだんだよ〜?」

帰らぬ人への思いを、電話ボックスの中で、独り、吐露する。

思えば、アマヤドリの「ロクな死にかた」も、
鞠井くんの死を受け入れるまでのお話だ。

死んでも更新されるブログ。
誰かが鞠井くんになりすまして書いている。

そのことを突き止め、問い詰める中で、
死んでもなお、鞠井くんは、それぞれのココロに生きていることを悟る。

「もう死んだんだぁと、思えるときが来るまで、生きてると思っていてもいい」

愛する人の死を受け入れること。
もう死んだんだぁと、思えること。

それまでは、胸に去来する思いを慈しんで、
時には電話ボックスで激しく吐露して、
大きく揺さぶられながら、生きていく。それでいい。

群像劇というカタチをとるこの作品は、
ひとりの死を巡ってのさまざまな人たちの時間の流れが重なることで、
大きな都市のリズムを巨視的に表出する試みがなされている。

5年という歳月の中で、「もう5年」「たかが5年」と、
思いは異なるものの、あの時の、あの瞬間は、東北に行けば、今も現存するのだ。

そこまでは地続きである…ということ。
わたしたちは過去からつながる今を、生きている…ということ。

主宰広田淳一さんの戯曲は、
そこまでの振幅でもって、
ひとりの死を描こうとしているのである。

その邂逅を目撃するために、ボクも仙台に入ります。

2016 年5 月13 日(金)〜16 日(月)@せんだい演劇工房 10-BOX box-1(仙台)
5 月13 日(金)    19:00☆
5 月14 日(土)    14:00☆/19:00
5 月15 日(日)    14:00
5 月16 日(月)    14:00
※受付は開演の45 分前、開場は30 分前です。