
役者、山上優さん。
【prospekt_teatr】金縛り_kan-ichi

ダンサー、Kanーichiさん。
【prospekt_teatr】金縛り_小林千恵

役者、小林千恵さん。
【prospekt_teatr】金縛り_神之田里香

8月25日(木)、両国シアターカイにて
プロスペクト・テアトル公演の「金縛り」を撮影。
3人の俳優、3人のダンサーに、2人のミュージシャン。
「睡眠麻痺」=「金縛り」の不可思議を
深層心理的に表現された演劇。
音楽とダンス、そして演じ手の絡み方は絶妙。
プロット毎の演出はとてもおもしろかった。
しかし、全体を通して思い返すと、
はて?金縛り?っって????
…と、「金縛り」がタイトルというよりは
「金縛り」に着想を得た…という仕上がりに残念。
結局、何を伝えたかったんだろう…と反問してしまう。
惜しい作品。
写真は、役者神之田里香さん。
【aug_21th】なぜ沖縄は、人を惹き付けるのか?

BRUTUS最新号を読んだ。
「なぜ沖縄は、人を惹き付けるのか?」で
かつての島の友人・知人が記事となって紹介されていた。
島の生活。
記事を読んであらためて思った。
そう、沖縄には自然が生活と共にあった…と。
国道の渋滞にイライラしながら窓を開けると、
潮風が頬をすり抜けていった。
見上げると、フロントガラスいっぱいに夕焼けが迫っていた。
そんな、「ハッ」とするような瞬間が
日々の中に常にあるのが、島の生活だ。
もちろん、東京にも
そういった自然との対面は
生活の中に潜んでいる。
となりのベランダから夕顔が白い花弁を覗かせている。
鳴き尽くした蝉が駐輪場で息も絶え絶えと伏っしている。
夕方の川辺にトンボがもう姿を現している。
でもそういった風情に浸る余裕を、都会は容赦なく剥奪する。
まるで東京が日本列島の経済をまわす動力源だと気負うかのごとく、
この摩天楼で働く人々は常に「経済発展」に振り回されている…ような気がする。
いろんなものが集中しすぎているから、だろう。
何かを産み落とし続けることが、東京の活力であり、
ニッポンの活力であると、信じて疑わないところがあるんだと、思う。
政治もしかり。
中央が決めないと、何も始まらない…と勝手に覇権争いを始めている。
視野が狭い…というか。自尊心が高い…というか。
ゆうだいが言うように、
「まずは東京をぶっ壊してから、始め」なくては
本来のニッポン復興はあり得ないような気がする。
◎
よしもとばななさんが新聞のコラムで
ミコノス島の話を書いていた。
島での食事では、決して飲み過ぎることもないし、
食べ過ぎることもない、太ることや痩せることもない。
なにもかもが流れるように自然だから。
「不自然な環境に美味しいものだけがありすぎるから、ドカ食いがある。
そのへんにある美味しいものを適度な運動の後に、時間をかけてあれこれいただく、
ということをしていたら、人はそんなにおかしなことにはきっとならないんじゃないかな、と思う。」
自然とともにあるから、人は自然の一部だと自覚があるから、
適度を知り、適量を超えない。これはどんな事柄にも言えること。
コンクリートジャングルの幽閉された空間で、
作られた生活や政治を営んでいるから、間違った方向へと進んでしまう。
もっともっと、自然を知ったらいい、自分を見知ったらいい、そう思う。
そう、被災地に立ったら、ええ。
おのれの無力さを見知ったら、ええ。
そこから、すべてがはじまるんだ。
【森村誠一】人間の証明

8月17日(水)、西陽が差し込む中、
ボクは横須賀にいた。
ジョー山中が亡くなってから
森村誠一の「人間の証明」を読了した。
戦争という悪しき出来事に
人間の「良心」が翻弄され、その「領界」を喪う
なんともやりきれない話だった。
その喪われ膿を伴った「良心の領界」に
一条の光を与えるのが、西條八十の詩であった。
母さん、ボクのあの帽子、どうしたでせうね?
ええ、夏碓氷から霧積へ行くみちで、
渓谷へ落としたあの麦稈帽子ですよ
森村誠一氏自身、20代の彷徨える時代、
ひとり霧積の山峡の湯宿でこの詩に出会い、
激しく感動を覚える。
氏曰く「永遠の母」が、この詩には宿っている。
人間本来の「良心の領界」が滾滾と水を湛えている…
そんな澄み渡る心の情景だろうか。
実際、棟居刑事が八杉恭子に自供を迫る場面は、
…心底、顫えた。
特に自らの生命を「邪魔」と悟ったジョニーヘイワードへの述懐…
「でもジョニーに会うと、何度も固めたはずの決心が鈍りました。それが鈍ったまま
自分と家庭を守るためにナイフを突き刺したために、ナイフは先端がジョニーの体に
ほんの少ししか刺さりませんでした。そのときジョニーはすべてを悟ったようです。
ママはボクが邪魔なんだねとジョニーは言いました。…そのときのジョニーのたとえ
ようもない哀しげな目つきを私は忘れることができません。…私は…、私は、…我が子
をこの手で刺してしまったのです。すべてを悟ったジョニーは、私が中途半端に手を
離してしまったナイフの柄に自らの手を当ててそのままグッと深く突き立てたのです。
そして私に早く逃げろと言いました。ママが安全圏に逃げ切るまで、ボクは絶対に死なない
から早く逃げろ…、と自分を殺しかけた母の身を瀕死の体で庇ってくれたのです。」
錯綜する母と子の心情、そして西條八十の詩…「mama,do you remember…」
ジョー山中はこの詩をどのような思いで歌ったのだろう。
「人間の証明」とはいったいどういうことなのだろう。
8月は鎮魂の月。
戦争の体験談を追想するたびに、
「良心の領界」とは、なんと脆く儚く美しいものなのだろう…と思う。
だからこそ、その清澄な領域をしかと守っていかなければ、ならないのだとも。
ジョーの歌唱は、その思いを揺り戻すのに余りあるものだ。
あらためて、彼の冥福を祈りたい。 合掌。
【ジョー山中】人間の証明
Mama, Do you remember
the old straw hat you gave to me
I lost the hat long ago,
flew to the foggy canyon
Mama, I wonder
what happened to that old straw hat
Falling down the mountain side,
out of my reach like your heart
Suddenly the wind came up
Stealing my hat from me
Swirling whirling gusts of wind
Blowing it higher away
Mama, that old straw hat
was the only one I really loved
But we lost it, no one could bring it back
like the life you gave me
【西條八十「帽子」より】
母さん、僕のあの帽子、どうしたんでしょうねえ
ええ、夏、碓氷から霧積へゆくみちで
谷底へ落としたあの麦わら帽子ですよ
母さん、あれは好きな帽子でしたよ
僕はあのときずいぶんくやしかった
だけど、いきなり風が吹いてきたもんだから
母さん、あのとき、向こうから若い薬売りが来ましたっけね
紺の脚絆 に手甲をした
そして拾おうとして、ずいぶん骨折ってくれましたっけね
けれど、とうとう駄目だった
なにしろ深い谷で、それに草が
背たけぐらい伸びていたんですもの
母さん、ほんとにあの帽子どうなったでしょう
そのとき傍らに咲いていた車百合の花は
もうとうに枯れちゃったでしょうね、そして
秋には、灰色の霧があの丘をこめ
あの帽子の下で毎晩きりぎりすが啼いたかも知れませんよ
母さん、そして、きっと今頃は、今夜あたりは
あの谷間に、静かに雪がつもっているでしょう
昔、つやつや光った、あの伊太利麦の帽子と
その裏に僕が書いたY・S という頭文字を
埋めるように、静かに、寂しく
【UNITE!NIPPON】脱原発篇!

UNITE!NIPPON第11弾【脱原発篇】
いよいよYouTubeにUPしました!
北海道の泊発電所が再稼働した今こそ、
声を大にして【脱原発】を!
心から祈念する思いです。
今回は尾道・広島へ行かれた「眠り猫」さんの協力で
西日本にUNITE!NIPPONが広がりました!
これを機に、なにかしら機運高まれば…と思います。
広島の方、呼んでください!
【六本木super_deluxe】参加アーティスト

最後に全員で!
【六本木super_deluxe】Marcos Fernandes

マルコス・フェルナンデスさん
今回の仕掛け人。撮影ありがとうございました!
アーティストの名前、タイムテーブルと照らし合わせて入れ込んでみました。
間違ってたらご指摘ください!
