【瀬々敬久】ヘブンズストーリー


ヘブンズストーリー

様々な「殺す殺される」修羅場が描かれた映画だが、
4時間という長大なストーリー展開の中で、
個々の恨みつらみが、「生きる死ぬ」の時間の中に収斂されていく。

「人はなぜ死ぬんですか?」

そんな単純な疑問が、最終的には
「赦されるために死ぬのだ」だと感じさせてくれる。

【瀬々敬久】ヘブンズストーリー


ヘブンズストーリー

全9章、4時間38分。2000年から10年に渡って、
様々な登場人物によって多層に語られる彷徨い。

そのポリフォニックな個人的な恨みつらみが、
かつて「雲上の楽園」と呼ばれた鉱山の廃団地群に
呼び寄せられる場面設定に、物語の強さを感じた。