【第0回】フォトセッション


写真は本部町にあった廃墟アパートの一室。
今のボクの多忙な状況を揶揄している…かもしれない。
(意味はない)

    ●

来る2007年3月17日(土)に桜坂劇場ホールAにて
われら「美ら島フォトミュージアム」設立委員会が
設立主旨をプレゼンテーションする機会として、
「第0回フォトセッション」を開催する。

ゲストは「椎名誠さん」と委員会発起人の「東松照明さん」。

沖縄の希有なポジション…は
  (東松さんの言葉を借りると)
   それは時間軸であったり、空間軸であったりするのだが、
他県にはない、ユニークな(フォトジェニックな)写真を生みだしてきた。

著名な写真家たちが沖縄に魅せられ、
その感動をフレーミングしてきたのだ。

何より、この「光」が写真家の感性を駆り立てているのかもしれない。

そんな貴重な写真群を永代に亘って保存していこう…というのが
この「美ら島フォトミュージアム」設立委員会の主旨である。

その思いを
この「フォトセッション」から
展開していく。

こうご期待!

Rivers of Babylon その2


By the rivers of Babylon
Where we sat down
And there we wept
When we remembered Zion
But the wicked carried us away in captivity
Required from us a song
How can we sing King Alfa song
In a strange land
Cause the wicked carried us away in captivity
Required from us a song
How can we sing King Alfa song
In a strange land
Sing it out loud
Sing a song of freedom sister
Sing a song of freedom brother
We gotta sing and shout it
We gotta talk and shout it
Shout the song of freedom now
So let the words of our mouth
And the meditation of our heart
Be acceptable in Thy sight
Over I
So let the words of our mouth
And the meditation of our heart
Be acceptable in Thy sight
Over I
Sing it again
We’ve got to sing it together
Everyone of us together
By the rivers of Babylon…

歌詞の出典は旧約聖書の詩編137。

バビロンの流れのほとりに座り
シオンを思って、わたしたちは泣いた。

竪琴は、ほとりの柳の木々に掛けた。
わたしたちを捕囚にした民が
歌をうたえと言うから
わたしたちを嘲る民が、楽しもうとして
「歌って聞かせよ、シオンの歌を」と言うから。

どうして歌うことができようか
主のための歌を、異教の地で。

エルサレムよ
もしも、わたしがあなたを忘れるなら
わたしの右手はなえるがよい。
わたしの舌は上顎にはり付くがよい

もしも、あなたを思わぬときがあるなら
もしも、エルサレムを
わたしの最大の喜びとしないなら。
主よ、覚えていてください
エドムの子らを
エルサレムのあの日を

彼らがこう言ったのを
「裸にせよ、裸にせよ、この都の基まで。」

娘バビロンよ、破壊者よ
いかに幸いなことか
お前がわたしたちにした仕打ちを
お前に仕返す者
お前の幼子を捕えて岩にたたきつける者は。

Rivers of Babylon その1


胸に沁みた。
なんだか改めて、黒人のパワーを感じた。
耳慣れたメロディの中に込められたメッセージが、
これほど深いものだったとは、
…正直、理解していなかった。

今はインターネットが発達して、
過去の映像もyoutubeで検索すれば、
ボロボロと出てくる時代である。

さっそく80年代のreggaeを探ってみる。
The Melodiansが、The Skatalitesが、Dennis Brownが、目の前によみがえる。
【youtube】dreadrecords

新宿2丁目の「69」と呼ばれるレゲエバーに行っていた頃を思い出した。

当時の新宿2丁目はかなり妖しい雰囲気で、
18歳のボクには、危険極まりない場所だったのだが、
その妖艶でいかがわしい空気が、返ってボクをいざない、
週末になると、始発の時間まで入り浸っていた。

狭いホールにギュウギュウの店内。
黒人のワキガの匂いと、ガンジャと呼ばれる”吸い物”の煙が、
絶妙に溶け合って、DeepでMeltyな異空間を作り出している。
汗と汗が絡み合い、吐く息と吐く息が絡み合い、
そこはもう、ホールという名のMake Love場と化していた。

白人と黒人、そして黄色人が犇めき合い絡み合った濃厚な場で
流れてくるのが、Dennis BrownのSweatなRoots。

18歳には、もちろん厳禁な場所だ。
しかしあの原体験が、今の自分を作っていると確信する。

NYに行って、あらためて思った。
あらゆる人種が、ひとつの音楽に集う。
「One Love!One Love!」と合唱する閉店間際の店内は、
ホントに心から互いを思いやる気持ちにあふれていた…ように思う。

新宿2丁目の「69」がなかったら、
音楽もやっていなかったし、写真も撮っていなかっただろう。

あのカオス体験が、ボクの出発であり、目指すべき場所なのだ。

Tom Harrell at the Village Vanguard その2


…今夜もこんな時間だ。
すでに「ジェットストリーム」も始まった。
金曜の夜だというのに、切ない話だ。

    ●

7thAveで立ちつくしたボクは、
なんとかVillageVanguardまでたどり着くことが出来た。

時刻は21時10分。
大概のJazzclubがそうであるように、
TomHarrellの出演も押していた。

ボクは胸をなで下ろして、トイレへと向かう。
すると、なにやらブツブツと独り言を言っている男がいた。

用を足し、トイレを出ると、TomHarrellがいた。
先ほどの独り言が、Tomだったのだ。
背中を丸め、足をガクガクと震わせて、落ち着きがなかった。

かなりくたびれた老人だった。

不安な気持ちで開演したステージを伺う。

…予感は的中した。

Tomの風貌はかなり奇妙だった。
絶えず口を動かし、瞼を閉じ、中空を見上げていた。
黒ずくめのスーツの上に防寒用に黒のジャンパーを羽織っていた。
どうみても、変だった。

Tomをサポートするリズム隊とサックスは皆黒人で、若手だった。
若手だが、どっしりとしていた。
Tomだけが、借りてきたネコ状態に落ち着きがない。

いきなり、テーマを吹き間違えた。
サックスのソロが始まると、上手の袖に引っ込んでしまった。

Tom は演奏を待つあいだ、落ち着きなく歩き回り、
ステージを出たり入ったりした。

しかし、ソロはステキだった。

燻し銀のトランペットソロだった。
紡ぎ出すメロディが美しかった。
音色が半端なく、柔らかかった。

落ち着きのない老人だったTomが、
ソロのあいだは、jazzMusicianとして存在していた。

このギャップがJAZZだと、思った。

Tom Harrell at the Village Vanguard その1


仕事が忙しい状況が続いている…。

NewYorkの写真も神戸・姫路の写真も
まだ未整理のまま、放置されている。

週末にはまた広告撮影が控えているし、
来週末はSKA69のLIVE…と来た。

明日も朝8時から打ち合わせって
これはもうフル回転だ…な。

    ●

Village Vanguardに行ったことを思い出す。

2006年11月29日の20時すぎ。
風邪気味と寝不足とで、ボーッとしていた。
41th St.のあたりを西へ8th.Aveに向かう。
44th St.にあるBIRDLANDへ行くためだ。

BIRDLAND

ライブ開始まではまだ間があった。
受付の美しい女性にインターネットで購入したチケットを見せる。

女性が戸惑いながら、名前をたずねた。
「ごめんなさい…あなたの名前が見あたらないわ…」
  (おそらくそんな英語だ)

今一度、チケットを確認する。
自分の手書き文字で【1129VillageVanguard】と書いてある。
…しばらく理解できないで居た。

「ビレッジバンガード…。ここはバードランド….。なぜ?」

風邪気味と寝不足とで…と自分に言い訳をしてみる。
LIVEスタートは21時。おいおい、あと20分しかないじゃないか!!!
とりあえず受付の女性に「See you Tomorrow!」の捨てゼリフを吐き、
寒気の走る弱った身体を前へ前へ…動かす。

おいおい。

ここからVillage Vanguardまではどれだけあるんだよ。
      心臓がドキドキした。
NYでトンチンカンなことをして、大事なTomのLIVEを見損なおうとしているぞ…。

とりあえず7thAve.まで進み、Subwayの駅で南下する路線に飛び乗った。
(今となっては駅名が思い出せないが…)あらかじめ調べておいた駅で降りる。

時刻は21時10分前。

あと10分でTomのTpが音を奏でてしまう!
焦りで胸がバクバクと激しく暴れた。

「どっちへ行きゃあ、いいんだよ!」

初めて降り立った駅で、
初めて訪れるライブハウスを見つけ出さなきゃならない。
それもあと10分で!

不可能に近い状況だった。

ここはひとつホテルのフロントで尋ねよう。
すぐさま近くのホテルに入り、フロントにVillageの場所をaskした。
    「I don’t know」
おおおお!こんな老舗のJazzclubだぜ!
思わずフロントマンを睨み、ホテルを後に。

右も左もわからないNYの7th Aveで、
ボクは、ただただ呆然と立ちつくすのだった。

The Village Vanguard

「書き初め」後の慌ただしい週明け


連休明け、本格始動。
いきなり、年始休みのツケが回ってきたような感じだ。

TVCMや制作物をイチから組み上げる。
クライアントの要望を受け入れながら、学生向けにどう演出するか…といった
クリエイティブとトラフィックのハザマに頭を悩ませている。

  ●

昨日は友人を集めて、書き初め大会。
2007年を占う漢字一文字を色紙に書く。

半紙や新聞紙で、何度も練習を重ね、いざ本番。
墨汁が染みこまない色紙にとまどいながらも、
思いの丈を込めて、漢字一文字を書き切った。

この集中力たるや。
筆捌きに全神経をあつめると、
自然と心が安らいだ。…至福の時間だ。

ボクは2007年の大きな跳躍を願った「躍」。
妻は初心に返って、確実な動きを願って「歩」。

それぞれのスタンスで、しっかりと2007年を進みたい。

…とは言うモノの、いきなり苦しんでいる自分がいる。

【年末年始】悠真くん


やっと、ご対面、甥っ子の「悠真くん」だ。
2006年8月18日生まれだから、まだ4ヵ月ちょっと。

まんまるとして、とってもかわいい。

まだまだ自発的な行動はないが、
ちょっとした仕草が、愛くるしかった。

ぎこちなく抱いてみる。

むずむずと動きだし、
やがて…居心地が悪くなったのか、愚図りだした。
その一挙手一投足が、おもしろい。
     (本人はいたって真剣だ)

時折、ごきげんがイイと

  「アアッ」

と言って、笑ってくれる。
100%、混じりっけなしのピュアなのである。

【年末年始】姫路城


姫路といえば、なんといっても姫路城。
この城は世界遺産としても登録されている。

白壁が美しい。
まさに白鷺の名を持つ名城だ。

敷地がとにかく広い。
おじさんが凧揚げを楽しんだり、
子どもたちが走り回ったりしていた。

この日は年末のため、城内入場はお休み。
城のカタチはしていても、中身はビルヂィング…なんてのが多いが、
ここは正真正銘の木造建築物。
その栄華を堪能したかった。

次回に期待。

【年末年始】バスで姫路へ


神戸空港から姫路市までは高速バスを使うことに。
約40分で姫路市に着くようだが、発着便が1日2本。
結局、空港内で2時間まちぼうけ。

久々に時間を持て余した。

【年末年始】鉄人28号


同じく神戸空港にて。

「バビル2世」や「ジャイアントロボ」でおなじみの漫画家、
横山光輝さんが神戸生まれだということで、
「鉄人28号」の動くフィギュアが置かれていた。

ボタンを押すと、

 「よっこらしょ」

…という感じに、両手を挙げる。

誕生してから50年。
横山さん自身も2004年に他界した。
時代は確実に、流れていく。