【Aug_17】常磐線坂元駅


駅舎はすでに取り壊されていて、
わずかに残ったホームの残骸に、死者を偲ぶ慰霊台が設けられていた。

ここまで海岸に近いと、ひとたまりもなかった…に違いない。

【Aug_17】倒壊した家屋


5年、10年というスパンで

放射能の恐怖に怯えながら、自宅を整備する…という前向きな気持ちも、

これだけの倒壊を目の辺りしたら、一挙に萎えてしまう。

当然、故郷を棄て、新天地に希望を見出すしか、なくなるだろう。

【Aug_17】倒壊寸前の住宅


障子という障子がやぶれかぶれ。

地震によるものか、津波によるものか、原発によるものか。

無言の訴えが、重たく響く。

【Aug_17】幾世橋の郵便局


赤いポストはビニールでぐるぐる巻きになっていた。

株式会社になったとはいえ、国寄りの立場。
ポストをただビニールでくるんだだけ…という姿勢が、
その立ち位置をよく顕している。

【Aug_17】崩壊寸前の幾世橋街並


2年5ヶ月も家主ナシの状態では、
木造住宅なんて耐久性もへったくれもない。

人が住まなきゃ、住宅だってやる気を失う。

崩れるのを待つだけだ。

【Aug_17】初発神社


初発神社

平成18年に福島県の重要文化財に指定される。

…が、2年5ヶ月の空白によって、
鳥居は崩壊したまま。

境内は荒れ放題。
本殿はベニヤ板が打ち付けられ、
とても文化財として維持するのは、無理。