
スタイリストのえがちゃん。
撮影のときは、朝早くから午後まで
お付き合いいただき、ありがとうございました!
笑顔がカワイイ!
竹野に住まう舞台写真家の地域自治。

スタイリストのえがちゃん。
撮影のときは、朝早くから午後まで
お付き合いいただき、ありがとうございました!
笑顔がカワイイ!

俳優、杉浦文紀さん。
ブンキと読む。
この醸し出す笑顔、俳優さんだね。

翌日は朝からNPO法人田んぼのワークショップへ。
隣接する小学校の5年生と
畦に育っている植物を観察し、
最後は天ぷらで食べてみよう…という会に参加。
「edible」とは「食用」という意味。
雑草だと思っていた草も、
実は「アレルギー」に効いたりするから
自然の力をあなどってはいけない。
野の花辞典を片手に
草花の名前をひとつひとつ調べ、
いちばん美味しそうな奴を天ぷらに。
サクッと目の前で素早く揚げられた野花の天ぷら。
ほくほくしながら、パクっとほおばる。
「うめえ」
子どもは感性に正直だから、
「うめえ」となると、止まらない。
こんどはこれ!っと次々天ぷらに揚げては、ほおばる。
無農薬の「ふゆみず田んぼ」だから、できること。
こんな暮らしこそが「グリーン復興」の目指すべきところだ。

はじめて夜の被災地をクルマで抜ける。
呑み込まれそうな漆黒の闇。
クルマのヘッドライトは進行方向をじっと睨む。
すり抜ける、すり抜ける、すり抜ける、瓦礫の山を。
漆黒に鈍くその存在感を示す、建物たち。
すべての建物から見つめられているような
背後の視線を浴びながら、ヘッドライトの照らす方向へ
2時間、とにかくすり抜けてゆく。

唐桑小学校の避難所に20時到着。
仮設住宅への移動が週末おこなわれ、
住民が一挙に減ったと寂しげなようす。
さっそく「舞根営みプロジェクト」のプレゼンを行い、
被災された方々のお話を聞く。
防災集団移転促進事業への申請を先月行ったとのこと。
国と市町村が事業主体となって、
土地の造成から上物の建築まで援助をするしくみ。
さまざまな疑問がわく。
「前住まわれていた土地はどうなるのだろう?」
「国主導の造成ってむやみに山を切り開かないか?」
「上物の設計や発注にどの程度の自由度があるの?」
「舞根の土地と生活が乖離し、環境の自活化が損なわれないか?」
かつての住居はすべて流され、
一切合財が無に帰した被災者のひとりは
「被災前と同じ風景を見ながら、みんなと暮らしたい」
高台への移動を強要されると
まったく同じ風景を眺めながら…
というわけにはいかないだろう。
行政主体であれば、進行速度も牛歩のごとく。
かといって、建築制限がどの程度のものなのか、
見えないままでの民間の勇み足は、結果が伴わなくなる。
就寝時間の22時、話し合い終了。
山積みの課題をしょって、暗闇の被災地を後にする。

生物多様性の日「グリーン復興宣言」を出された
NPO法人田んぼの岩淵先生の元へ。
「ふゆみずたんぼ」で原生生物を育て
肥沃な土壌とすることで無農薬稲栽培を推進するNPO。
自然との触れ合いから「生き物」としての人間の営みを再確認する。
「田んぼを知れば、世界の成り立ちがわかる」と岩淵先生。
生物多様性の真髄を田んぼから知る。
だからこそ、今、生態系を配慮した「グリーン復興」を。
生態系の回復力から「営み」の自活力を高め、
山、森、川、海、田んぼに根ざした共生を。
2011年3月11日に発生した地震と津波により、私たちの住む東北地方は、甚大な被害を受けました。
今やこの地域の社会と経済の復興は、国際的・日本全体の関心事になっています。
これまで「森は海の恋人」と呼ばれてきたように、海の恵みは、山、森、川、
そして田んぼの営みのつながりにも、支えられてきました。
今回の被災地の多くはこうした生態系の恵み(生態系サービス)を最大限に利用する生活をしてきた地域です。
今、できるだけ早い復興は共通した願いですが、環境への影響評価を行なうことなく、
早急に山や森を削り、川や海、そして田んぼの生物多様性や生態系への配慮のない造成は、
生態系サービスを低下させて、被災地以外にも多くの二次的な災害を生み出しかねません。
私たちは、この地の農林水産業が享受すべき将来の生態系からの恵みを見据え、
海や田んぼの生態系の豊かさや、生物多様性を育む「グリーン復興」を行うことで、
農林水産業と共に生きてきた地域が、より着実に、力強く復興すると信じます。
そして、地域の豊かさと強さにつながる生態系の回復力を助け、自然と社会が共生した復興を、
ひとりひとりの市民として、その計画から積極的に関わり、一緒に支えていくことを宣言いたします。
2011年 5月22日
海と田んぼからのグリーン復興プロジェクト
東北大学 生態適応グローバルCOE
NPO法人 田んぼ
NPO法人 森は海の恋人
NPO法人 環境会議所東北
NPO法人 サステナブル・ソリューションズ
~小さな渦を育てる杜~

ウォーターウォーターキャメルの田辺玄さん。
この日も素敵なギターワークでした。
なんという繊細な耳の持ち主でしょう。
「小は大を兼ねる」だなんて。
ミクロはマクロを顕すって
グラフィックデザイナーの杉浦康平さんも言ってましたが、
生命は細部に宿るんです。
細かいところまで気に掛けてたら
全体も表現できるんです。
…ま、そんな意味じゃないか。
でも、言い得ていて合点した言葉です!

森林インストラクターの野口さん。
今年77歳。
定年後に植物の生態系を勉強し、
教える立場にまでなった…という。
第二の人生を楽しむって、こういうこと。
だからこそ、この宣言は重い。