【Jan_03】2019年は『貘』



2019年を一文字で表す恒例の書き初め、動物シリーズ今年は『貘』。

沖縄の今後を憂いて1963年に59歳で亡くなった詩人、
山之口貘さんの意思を継いで。

 おねすとじよんだの
 みさいるだのが
 そこに寄って
 宙に口を向けているのだ

 極東に不安のつづいている限りを
 そうしているのだ

 とその飼い主は云うのだが
 島はそれでどこもかしこも
 金網の塀で区切られているのだ

 人は鼻づらを金網にこすり
 右に避けては
 左に避け
 金網に沿うて行っては
 金網に沿って帰るのだ

晩年、占領下の古里に降り立っての詩。

あれから半世紀。
沖縄は良くなるどころか、益々辛酸を浴びせられている。
この歪みが、この国の歪みであり、
人間社会の不誠実を膿む元凶となっている。

そこに向き合わずして、ボクの人生は有り得ないわ。

#photobybozzo

【Jan_03】辻堂の「不動湯」

2019始めの銭湯。辻堂の「不動湯」。

名前の通り、昭和の居住まいをそのまま残した湯屋。
入り口の松が奥ゆかしい。籠文化を今も継承し、ロッカーはない。
浴場に流れ込んだの如く壁面にひしめく火山岩が圧巻。
そこから湧き出る熱湯が転がるような質感。
キンキンに冷えた地下水と共に、自然と在る銭湯。
保存指定希望。

#photobybozzo

【Jan_05】足立姫、木村玲奈


『うたいたくなくて死んだお姫様の話』作・岸井大輔@BUoY

振付/木村玲奈
出演/キヨスヨネスク、木村玲奈

写真UPしました〜!
【on_Flickr】0105_ADACHIHIME

「江戸六阿弥陀巡り」に端を発した、
【足立姫】奈良時代版#MeTooな姫の悲劇を掘り起こした岸井さんの眼力がすばらしい。

ボクも王子をロケハンして、「豊島」という地名がなぜ北区に?という疑問を抱き続けていたので、
遷都以前は隅田川を境に「足立郡」VS「豊島郡」の戦いがあり、
その犠牲となった【足立姫】がおった…という史実は非常に興味深く、
今後のロケハンにも熱が入ることになるだろうと、ほくそ笑みながらの玲奈さん撮影。

ちゃんと向き合うのは神戸長田での撮影以来だから、3年ぶり。
足立から豊島に幽閉され、鬱屈したまま身投げした【足立姫】の、
その虚無感、無力感が端的に昇華されていて、じわじわと沁み入る作品でした。

共演のキヨスヨネスクさんも味わい深いわ。

#photobybozzo

【Jan_05】北千住BUoY、朝11時。


『うたいたくなくて死んだお姫様の話』作・岸井大輔@BUoY

振付/木村玲奈
出演/キヨスヨネスク、木村玲奈

写真UPしました〜!
【on_Flickr】0105_ADACHIHIME

「江戸六阿弥陀巡り」に端を発した、
【足立姫】奈良時代版#MeTooな姫の悲劇を掘り起こした岸井さんの眼力がすばらしい。

ボクも王子をロケハンして、「豊島」という地名がなぜ北区に?という疑問を抱き続けていたので、
遷都以前は隅田川を境に「足立郡」VS「豊島郡」の戦いがあり、
その犠牲となった【足立姫】がおった…という史実は非常に興味深く、
今後のロケハンにも熱が入ることになるだろうと、ほくそ笑みながらの玲奈さん撮影。

ちゃんと向き合うのは神戸長田での撮影以来だから、3年ぶり。
足立から豊島に幽閉され、鬱屈したまま身投げした【足立姫】の、
その虚無感、無力感が端的に昇華されていて、じわじわと沁み入る作品でした。

共演のキヨスヨネスクさんも味わい深いわ。

#photobybozzo

【Jan_05】うたいたくなくて死んだお姫様の話


『うたいたくなくて死んだお姫様の話』作・岸井大輔@BUoY

振付/木村玲奈
出演/キヨスヨネスク、木村玲奈

写真UPしました〜!
【on_Flickr】0105_ADACHIHIME

「江戸六阿弥陀巡り」に端を発した、
【足立姫】奈良時代版#MeTooな姫の悲劇を掘り起こした岸井さんの眼力がすばらしい。

ボクも王子をロケハンして、「豊島」という地名がなぜ北区に?という疑問を抱き続けていたので、
遷都以前は隅田川を境に「足立郡」VS「豊島郡」の戦いがあり、
その犠牲となった【足立姫】がおった…という史実は非常に興味深く、
今後のロケハンにも熱が入ることになるだろうと、ほくそ笑みながらの玲奈さん撮影。

ちゃんと向き合うのは神戸長田での撮影以来だから、3年ぶり。
足立から豊島に幽閉され、鬱屈したまま身投げした【足立姫】の、
その虚無感、無力感が端的に昇華されていて、じわじわと沁み入る作品でした。

共演のキヨスヨネスクさんも味わい深いわ。

#photobybozzo

【Jan_05】劇作家・岸井大輔さん


『うたいたくなくて死んだお姫様の話』作・岸井大輔@BUoY

振付/木村玲奈
出演/キヨスヨネスク、木村玲奈

写真UPしました〜!
【on_Flickr】0105_ADACHIHIME

「江戸六阿弥陀巡り」に端を発した、
【足立姫】奈良時代版#MeTooな姫の悲劇を掘り起こした岸井さんの眼力がすばらしい。

ボクも王子をロケハンして、「豊島」という地名がなぜ北区に?という疑問を抱き続けていたので、
遷都以前は隅田川を境に「足立郡」VS「豊島郡」の戦いがあり、
その犠牲となった【足立姫】がおった…という史実は非常に興味深く、
今後のロケハンにも熱が入ることになるだろうと、ほくそ笑みながらの玲奈さん撮影。

ちゃんと向き合うのは神戸長田での撮影以来だから、3年ぶり。
足立から豊島に幽閉され、鬱屈したまま身投げした【足立姫】の、
その虚無感、無力感が端的に昇華されていて、じわじわと沁み入る作品でした。

共演のキヨスヨネスクさんも味わい深いわ。

#photobybozzo

【Dec_28】保坂展人×金満里


劇団態変『イマージュ』最新号届いた〜!

主宰金満里さんと世田谷区長保坂展人さんの対談が非常に示唆に富んでいて、唸りまくり。
金さんの施設体験から発せられる言葉がグサグサ突き刺さる。

「施設の中に入れられて、何もしない、そして自分自身を実感できない、
何事も周りに起こっていることを他人事だと思っていく、そういう生活の中で19名の殺害」
が起こり、
殺されてゆくことを他人事のように受け入れていくのが、現代社会そのものだと。

「今の社会の中に生きていても、ひとりずつが自分のことと思えることが、どこまで、どれほど多くあるのか」。
飼い馴らされ、社会に順応してゆくことで本質がどんどん損なわれていく。

連続射殺犯として死刑執行された永山則夫さんの「精神の鯨」という話…

『鯨の背の上で大海を漂流している「ぼく」は、飢えて鯨に「君を食べていいかい?」と聞きます。
鯨は「仕方ないよ」と答え、「ぼく」は鯨をほんの少しだけ、また少しだけと毎日食べていく。
3分の1食べたところでひどいことだと気付いて謝るのですが、鯨はもう死んでいた。
そのとき「ぼく」は、鯨が自分自身の精神であったということに気付く』

という説話が、現代社会の病巣を端的に物語っていて、
保坂さんや金さんが「沖縄」という土地の力によって【再生】されたエピソードを聞くと、
ボク自身もまさしく「沖縄」によって【再生】した口なので、

「ああ、平成を締め括るに当たって、この国はとうとう辺野古土砂投入で、リアルに本質を損ない始めたのだ」
という事実に突き当たり、茫然としてしまう。

元号が変わり、人間社会は果たしてどうなってしまうのか?
このまま堕落の一途を辿るのか、
ひとりひとりの気づきを得て恢復へと向かうのか、
喫緊の問題として、考えなければならない…と魂がぶるぶる震えるのです。

#photobybozzo