
迎賓館赤坂離宮の一般公開が11/01から11/03までおこなわれた。
【Nov_01】ホテルニューオータニ

紀尾井ホールの撮影で四谷へ。
会場の向かいが「ホテルニューオータニ」。
こんなことでもないと足を踏み入れないだろう…と、
ホテル内を見学。
それで、知った。
ホテルニューオータニは、
東京五輪決定後の1962年、外国の要人を招き入れるホテルが必要との政府の要請を受けて
大谷重工業の大谷米太郎が、海外の著名ホテルに倣い、技術の粋を結集して建てたホテルだと。
なるほど、見れば見るほど、模倣建築。
古き佳きニッポンの伝統など、どこにも見当たらない。
それはそうだろう。
このホテルは、外国の要人に対して
ニッポンの国力を誇示するのを目的としたホテルなのだから。
敗戦後のニッポンにおいて、
20年という歳月を経て、ここまでのし上がってきたぞ…と
世界に知らしめることが、東京五輪の目的であったのだから。
万国旗が白々しい。
【Nov_09】こしがや能楽堂

「コレオグラファーの目vol.11」
@こしがや能楽堂
【Nov_08】吉祥寺シアター

青年団公演
「もう風も吹かない」
作・演出:平田オリザ
1ドル420円という日本政府の財政破綻によって、JICA海外青年協力隊の活動停止が決定…という状況の中、
最後の派遣隊員となる青年たちの訓練所におけるその侘しく切なく不安満載の生活を描くことで、
人間が人間を助けることの可能性と本質を探る青春群像劇。
2003年の初演では演じるほうも観るほうも、202X年という設定を楽しむ余裕もあったと思うけど、
8年ぶりの現代におけるその舞台はリアルに地続きで、
その諦観・絶望感は終演後の舞台と客席とで暫くの間、救われない空気として停滞するものがあった。
初演時のオリザの言葉が、ずっしりとのしかかる。
私は、ここ10年ほど、日本は滅びるという妄想に取り憑かれ、そのような作品ばかりを多く書いている。
海外での仕事が増えるにつれ、この妄想は、ほとんど確信へとかわり、
今年は、「南島俘虜記」「もう風も吹かない」と、共に、行き場の無い日本を描く作品を書くに至った。
学生には授業でも言い続けてきたことだが、この滅びの時にあたって、私たちが考えなければならないことが二つある。
一つは、先回の大日本帝国の滅亡の時のように他国に迷惑をかけることなく、
どうにか潔く滅びることはできないものかということ。このことは、珍しく、今回の戯曲の中にもセリフとして書いた。
もう一つは、たとえ日本国が滅びても、私たち一人ひとりも、その一人ひとりが形成する地域の文化も、
国家の巻き添えになって滅びる必要は露ほどもない…ということだ。
経済と物質を唯一至上の価値とするようなこの国は滅びてしまってかまわない。
人の心を一つの型に押し込み、そこから外れたものを汚物のように忌み嫌うような社会は、滅びてしまってかまわない。
演劇を作るという行為を通じて、個々人が自分の頭と心と身体で、何かを感じ取り、考え続けること。
そして、そこから得た結果を自分の判断として、責任を持って他者に向かって表現していくこと。
その表現の孤独に耐えること。私が大学で教えられることがあるとすれば、たぶん、そんなことくらいだろう。
【キミの将来のことは、ボクには関係ない】…と教え子の藤田貴大氏は学生時代オリザさんに言われたらしいが、
この「もう風も吹かない」に描かれている海外青年協力隊訓練生たちも、国から見放される…という絶望感の中でも、
海外に赴きコトを成し遂げようとする前向きさでもって、前途を果敢に切り開こうとしている。
2013年という絶望的な時代の中にあっても、個々人が自分の頭と心と身体で、何かを感じ取り、考え続けること。
一人ひとりが己の孤独に対峙すること。足元をしっかりと固める行為が連なって初めて、
「滅びゆく国家」を転覆させ再生させる底力へとつながるのではないか…と、思いを新たにした公演だった。
追加公演あり。席まだまだ余裕あるようです。ぜひ!
【Oct_31】CINEMAdubMONKS

CINEMAdubMONKS@青山CAY
【Nov_04】小川水素

「23世紀のふるまい」by 小川水素
@としまアートステーション構想
【Nov_04】23世紀のふるまい

「23世紀のふるまい」by 小川水素
@としまアートステーション構想
【Nov_01】横浜三溪園・旧燈明寺

「blue_flow」
波紋音×電子音響×美術
出演・永田砂知子(波紋音)
chiharu mk(電子音響)
美術・荒川尚也
【Oct_31】新内剛士

新内剛士の会@紀尾井ホール
