【EOM】復活LIVE!


09月14日月曜日。曇りがちな天気。
すっかりご無沙汰している。
これがおそらく沖縄在住LASTな更新。

あと一週間でこの地を離れる。

そうなると、なんだか気ばかりが焦ってしまい、
じっくり座ってblog更新…など、やってる心地がしないのだ。

引越の作業も12年間の澱をかき集めては
取捨選択し、大概はゴミ箱へ…。

ここで惜しんでいては、スリムUPは図れない!
…などと妻に叱咤され、どうにか在庫の本を
段ボール2箱分処分することに。

 「たった2箱?」
 
おいおい、2箱でも80冊はいきますよ、奥さん。
苦渋の選択で処分する80冊なんですが…。

まあ確かにCDだけで400枚はあるからね。
個人蔵の弊害が見事に露呈してる感じだ。

毎日毎日要る要らないの選択を迫られ、
そのたびに立ち止まっては「そういやあ…」と
過去の記憶をたぐりよせる。

贅沢な時間だ。

こうやって、何度過去を清算してきたんだろう。

持って生まれた性癖に近いかもしれない。
転勤族の家族に生まれた処世術。
東野圭吾の「白夜行」に共鳴するのは
その点にもあるのかも知れない…などと
また穿り返したくなってきた。

         ●

Element of the Momentが帰ってきた。何ヶ月ぶりだろう。
ワダミツのNY修行が3ヶ月だから、およそ4ヶ月ぶりの凱旋LIVE!…ということか。

日曜日のLIVEへ顔を出してきた。
ここ「COTONOHA」はオーナーのアメリカ人Daryl Mitchellのお店。

ミッチーとは南国ドロップス時代、
彼がキーボートでLIVEも行ったことがある仲。

EOMのメンバーも勝手知ったる仲なので、
空間も音作りもLIVEの雰囲気もとてもリラックスした感じで
撮影しながらもそのGROOVEに腰を持っていかれそうになった。

FUNKYって音楽の真髄だよね。

偉そうな音楽理論で音を構築しても
あれだけ見事な「嗚咽」を聴かされたら、
誰もがこの音の快楽にひれ伏すだろうって。

それぐらいコハモトさんはじめ
アキラやガンジー、ユージくん、ワダミツの
音のコンビネーションは有機的だったし、ぬめりのある吐息まじりの性的な興奮があった。

今週も木曜日から3立てでLIVEを敢行するから、
この生のGROOVEを生殖器で感じてほしいね。

●9/17(Thu)
Bunnote(那覇市開南)
START 21:00
CHARGE \2,000 (学割 \1,000)
TEL 098-862-3996

●9/18(Fri)
Scott LaFaro(沖縄市胡屋1-3-3)
START 20:30
CHARGE \2,000 (前売り\1,700)
TEL 098-975-6805

●9/19(Sat)
寓話(那覇市久茂地1-4-7)
START 21:00
CHARGE \2,000
TEL 098-867-0449

ボクも17日に再び顔を出す予定。
次からは東京更新…てな感じかな。

【旧盆】園田エイサー


09月01日。火曜日。
曇り時々雨。旧盆のはじめ「ウンケー」の日。

取材で沖縄最後のお仕事を任された。
題材は「エイサー」。
締めを飾るにふさわしい沖縄の風物詩。

その代表的な「園田青年会」の道じゅねーに付き合う。
「道じゅねー」とは、その地区の先祖を迎え、送るためにエイサーで練り歩くこと。

エイサーの起源をたどると、
「念仏」や「猿楽」に通じるらしい…とは、同行のライター談。

ボクはどちらかというと韓国の「サムルノリ」に見られる
「農楽」に近いのじゃないかな…と思われるけど。

たしかに先祖の霊を迎える儀式と考えれば、
「念仏」と言われてもおかしくはないか。

  今日は平敷屋エイサーの取材なので、
  あの幽玄な踊りから「念仏」を感じるかもしれない。

ま、うんちくも大事だけれど、「道じゅねー」の魅力は
なんといっても町を練り歩くエイサーのド迫力にあると思う。

20時過ぎに園田公民館から気合を入れての出陣。
24歳の会長以下30名あまり。男子も女子も若手ぞろい。

こういった文化の継承が、沖縄はすばらしいと思う。
先輩後輩の関係が町社会の中でしっかり根付いている。
自然と規律が生まれる環境は、人間形成のうえでも恵まれている。

そして何より、彼らの踊る姿が勇ましく、清々しい。
「エイサー」を誇りに思い、その誇りある芸能を演じている自負が漲っている。

夜中の12時まで4時間、踊りっぱなしだったが、
全員疲れた表情を見せず、最後まで笑顔だった。

大太鼓小太鼓を抱えての4時間…相当な消耗だが、
町で出迎える地元のおじさんおばさんや、
小学生中学生たち後輩の憧れのまなざしに励まされるのだろう…
見事に最後まで演じ切っていた。

あらためて沖縄の純朴さを感じて、胸が熱くなった。

「いいところだなぁ、沖縄。」

あと3週間でお別れだなんて、寂しい話じゃないか。