【南国ドロップス】関西ツアー その6


19時50分。
前のバンド終了。

ステージチェンジで
舞台に上がることに。

いよいよ、本番15分前。

ステージの幕をへだてて
観客達の話し声が聞こえてくる。

会場を埋め尽くすほどの人が、
この幕の先には、居るのだろうか?

そんな不安よりも
自分たちの音楽を全うできるか…
そこが大事…と言い聞かせる。

マイクテスト。
トランペットを鳴らしてみる。
会場に轟く感じ。

思った以上に音が響く。

自分の音ばかりが目立ってないか
…またまた不安に襲われる。

     ●

【南国ドロップス】関西ツアー その5


MINAMI WHEEL 2008

場の空気を体感するにはライブでしょ…と
まずはjimamaをRUIDOにて見学。

その完成度と会場の真剣なまなざしに度肝を抜かれる。
ただいま17:30。

南国がこのあと2時間半後に本番を迎える
osaka muse hall
ステージも高く、オーディエンスも音に包まれるような素敵な会場。

自然と、背筋に力がはいる。

      ●

19時。会場入り。

楽屋にて曲順を整理。
それぞれ、音の確認をおこなう。

楽屋では、完璧だと思って疑っていなかったのだが…。

【南国ドロップス】関西ツアー その4


MINAMI WHEEL 2008

11月2日。
朝方5時まで
いい気になって飲む。

そんな余裕をコイて
ミナミホイールを迎えられるワケがない。

京阪電車にて天満橋まで。
途中「くずはニュータウン」を窓外に確認する。

軽くシナプスをつなげる。

天満橋から心斎橋までタクシーで。

さっそくMINAMI WHEEL 2008の熱気を感じる。
道行く人がイベントパスをぶら下げている。
18カ所の会場、450のバンドが共時的にライブを行う。

アメリカ村のチケット売り場では
自分のバンドを売り込もうと
派手な衣装をつけたバンド野郎が、
パスをぶら下げたイカした(イカれた)女の子たちに
チラシを配っている。

16時からは南国ドロップスのラジオ出演。

沖縄から来たことを思いっきりアピール。
やはり、沖縄…と聞くと、なんだか気になるようで
たちまちサテライトに人があつまる。

初めてのパワーヨガ


沖縄タイムスカルチャースクール

身体的に生きようと
本格的にパワーヨガを始める。

学生の自分から
それこそ、
トランペットを始めた辺りから
呼吸法の習得とばかりに
ヨガめいたことはかじっていた。

思えば、1988年。

麻原彰晃が「オウム真理教」を
立ち上げたばかりだったので、
当時の学生たちは盛んに超自然現象…
言ってみれば「宙に浮いたり」
瞑想だけで射精すること(どこが超自然なのか?)
に夢中になっていた時代だった。

当然コルトレーンに傾倒していたバンドのsaxは
自宅に巨大なピラミッドの枠をつくり、
その真ん中に14時間も瞑想をし、
3回も射精ができたと喜んでいた。

ヴォーカルの女の子も
早くからヨガや空手を始めていて、
伊藤比呂美の詩集を片時も離さず、
昼休みにはその一片を読んで聞かせてくれたりした。

ほかにも
自分のカラダを中心にした
グルーヴへのあくなき追求だ…と
韓国のサムルノリへ傾注して、
つねに首をグラインドさせているドラマーや

「エルヴィンジョーンズのタイム感は8の字だ」を体現するべく、
登下校の歩行動作の怪しいギタリストなどを生んだ。

 身体的感覚には敏感だったが、
 ヨガ=神秘的なもの、超我的な領域…と
 あちら側へ向かう傾向が当時はあった。

今となっては笑い話だけど、
「ヨガ」に対する情報など
「カーマスートラ」のエロチックな妄想ばかりで
誰も取り合ってくれなかった。

インドへ行くって言ったら変人扱いされた時代なのだ。

      ●

しかし、実際にやってみると、
カラダとの対話だと、あらためて思う。

胸式呼吸で鼻から吸って鼻から吐くリズムをキープし、
肺に送り込まれる空気をまぶたの裏で感じろと説かれた。

一呼吸に一動作。

つま先から頭のてっぺんまで
常に意識を押し広げて、力まずにカラダを屈伸させる。

自然と汗がにじんでくる。

いかに自分が呼吸を意識していなかったか、
いかに五臓六腑の内面に無関心だったか。

身体で感じるとは、どういうことか。

「瞑想で射精すること」から
飛躍的に成長したヨガ体験だった。

【The Beatles】Blackbird


Blackbird singing in the dead of night
Take these broken wings and learn to fly
All your life
You were only waiting for this moment to arise

夜のしじまに歌う黒ツグミよ
傷ついた翼を広げて飛ぶことを覚えるがいい
生まれてこのかた
おまえは大空に舞う瞬間をひたすら待ちつづけてきた

Black bird singing in the dead of night
Take these sunken eyes and learn to see
All your life
you were only waiting for this moment to be free

夜のしじまに歌う黒ツグミよ
落ちくぼんだ目で世の中を見ることを覚えるがいい
生まれてこのかた
おまえは自由になる瞬間をひたすら待ちつづけてきた

Blackbird fly, Blackbird fly
Into the light of the dark black night.

Blackbird fly, Blackbird fly
Into the light of the dark black night.

黒いツグミよ 飛べ
黒いツグミよ 飛べ
暗黒の闇にさしこむ光に向かって

Blackbird singing in the dead of night
Take these broken wings and learn to fly
All your life
You were only waiting for this moment to arise,oh
You were only waiting for this moment to arise, oh
You were only waiting for this moment to arise

夜のしじまに歌う黒ツグミよ
傷ついた翼を広げて飛ぶことを覚えるがいい
生まれてこのかた
おまえは大空に舞う瞬間をひたすら待ちつづけてきた

【南国ドロップス】関西ツアー その3


京都について、ちょっと。

    ●

1977年頃だろうか。
小学校2年生のボクは…

大阪府枚方市楠葉花園町1-5-5
樟葉センチュリータウン301号

…に越してきた。

当時の樟葉は
ホントに何もない田舎の新興住宅街で
その象徴としてセンチュリータウンがあった。

樟葉センチュリータウン

京阪電車一本で京都へ行ける土地柄から、
ボクら家族は毎週末のように京都へ出かけた。

週末になると、京阪電車で京都三条へ。

阪急や国鉄のイメージはまったくない。
京都イコール京阪電車だった。

清水寺や金閣寺
三十三間堂、八坂神社や知恩院など、あらゆる古寺を巡礼した。

日本の古き佳き文化を
早くから体感できた。

今でも仏像を見ると、落ち着く。

祇園まつりも体感した。
わざわざ小学校を休んで観に行った記憶がある。

夏休みは大文字焼きを鴨川のほとりで眺めた。

京都イコール家族。
そんな印象が強い。

だから、悪い印象がまったくない。

     ●

中学校2年生で大阪を離れるまでの6年間。

京都イコール古寺のまま、固定観念として
ボクのアタマの中で京都は永久保存された。

そして、今回。

鴨川も河原も土手も
八坂神社も知恩院も
三十三間堂も京阪電車も
何もかもが昔の記憶のままだった。

だからこそ、

11月1日に過ごしたひとときは
とても刺激的だった。

京都にもこんなところがあるんだ。
純粋にそう思った。
小学生のまま、夜遊びをしているような気分だった。

京都に住みたい…と思った。

【南国ドロップス】関西ツアー その2


11月1日(土)。晴れ。

京都の京阪三条駅前にある
「サムシング4」というカフェバーにて
ライブを行う。

共演者が素晴らしかった。

たゆたう

薄花葉っぱ

京都って、なんてクリエイティブなんだ!
そんな思いが募ったバンドたち。

「たゆたう」は
瑞々しい創造の源泉が
こんこんと湧き出るように
自由で新しく、それでいて心地よかった。

若さゆえの突っ走った感が、うらやましかった。

「薄花葉っぱ」は
独特の雰囲気でウッドベースにギター、ピアノ…
そしてボーカルが素晴らしい。

歌声にノックアウト。
ダイレクトにメッセージが届く感じが、たまらない。

  京都。

小学生時代には
毎週末通った場所。

古寺と舞妓さんしか、
当時の京都にはイメージがなかったけれど、
(小学生だから、しょうがない)
こんなにも自由に音楽を愉しんでいる街だったのね。

なんだか住みたくなった。

【たゆたう】みどりにあるくうた


たゆたうWEB SITE

雨はふりやまず 街を埋めてゆく
白く凍った丘の斜面すれすれを 大地がはばたく

水の底に浮かぶ 島に住む人々は
かすかな息づかいを 波の音にひそませてうたう

やがて大地はふるえ
豊潤な眠りから覚め いま

おちてくことば おちてくいのち
こぼれるなみと こぼれるこころ
みどりはゆめを 花にさくこえ
がれきになって とびだすいのち

うまれたてのなみだは
小さな光を 小さなピンにつめて
闇をつくりだす 明日の朝には
空にときはなつ

緑色のくも 淡い空気
何も言わず 通りすぎてくだけ

かわらない空 かわらない月
沈黙の太陽 沈黙の星たち
みどりはゆめを 花にさくこえ
がれきとなって とびたついのち

【南国ドロップス】関西ツアー その1


10月30日。
神戸入り。

これから11月3日まで
5日間もの関西滞在。

すでに秋めいて、肌寒い。

ひとり三宮の南京街を歩く。

ぶらぶら。
木曜日の午後。

学生やOLなど、
それぞれの目的をもって
闊歩する人たち。

カメラをぶら下げ、
行く当てもなくさ迷う。

気楽なもんだ。

The Beatlesの楽曲を
ipodに詰め込んで、そぞろ歩き。

  ♪Boy, you gonna carry that weight
  ♪Carry that weight a long time

そんな実感、露にもない。
2008年から2009年へ。

ぶらぶらと、三宮を歩く。