【Jul_17】「物に肉体の痕跡があり、肉体に物の痕跡がある。」


「物に肉体の痕跡があり、肉体に物の痕跡がある。」
舞踏とは、風土の自然的条件により形成された肉体の形、
その追い込まれた状況を『生きる証』として表出することだと、
市川雅さんは言う。

「命がけで立っている死体」とは、祖先たちの肉体が内に在ること、
物質である身体を客観的に掘り下げることを言った言葉で、
【舞踏butoh】の素晴らしさは、徹底的に自分を再生すること、
「はぐれた体に再び出会うこと」だと。

それはまさにこのコロナ禍で、
この国が露わにした盲目さの真逆を語っていて、
いかに地域に土着するかの腹の据わり方なのだ…と思う。

外ばかりに心奪われ此処に非ずの、
徹底的な否定以外に、生き残る術はない、のだ。

#photobybozzo