
ゴールデン街、初「ナベサン」。
1980年代から一度改装しただけで、
半世紀近くここ「新宿」の変遷を見守ってきた店。
夜な夜な語らう言葉の堆積がそこかしこに散り積もり、
この場の空気を吸いこむことで何かしら蘊蓄を得られたような、そんな気にさせる。
John Handyの「Rainbow Serenade」が流れる。
TablaとSarod、ViolinにAltoSaxというMixtureな楽曲。
まさにこの場に相応しい異種混合の世界。
ナオさんは言う。
「国力が落ちると、外貨を稼いだ方が良いのよ。だから、ドルを扱う店にしても良いと思うの」
ベトナム戦争時代の沖縄はコザのAサインBarのような。
でも、それがおそらく来たるべき未来の実情だろう。
国に寄りかかるのではなく、ひとりの人間として生きる。
ここ「ナベサン」には、その豊かさがそのまま在った。
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