【Oct_11】ビオトープ


自由の森学園30周年フェスティバル

  ビオトープ(周辺地域から明確に区分できる性質を持った生息環境の地理的最小単位)

  ビオトープとは、生き物の生活場所のコトを意味しており、川や池や沼、生け垣や境界木、耕地内の立ち木や岩など、
  ある手の植物や動物が安定して棲息している最小単位の空間の呼び名として用いられます。
  今、私たちの周囲では、生物の棲息空間が次第に喪われつつあります。そこで私たちは単なる緑を創るのではなく、
  多様な生物が棲息する自然と人間の共生できる場をつくりたいと思っています。そして、自然と人間との関わりについて、
  生徒が体験的に学習できるきっかけになれば良いと思います。

  今回は、畑、池、林を組み合わせ、農林環境のモデルをつくりたいと思っています。
  完成するのに十数年かかる予定です。自由の森の生徒のみんながこの場所を守り育ててくれることを私たちは願っています。

                            1991年度 卒業記念製作

卒業生が、生態系の森を置き土産にしていく学校って、どれだけあるだろうか?