
役者、内田周作。
映像作品の撮影で徹夜明けだったところを
そのまま新宿ゴールデン街へ誘い、撮影。
この5月には出演した映画
大林宣彦監督の「この空の花」も公開。
上京3年経って
しっかり結果を出している役者だ。
それでも東京の役者業界の実情を知って
ガッカリ肩を落としてもいた。
「ようはギャラが安すぎなんですよ」
モノを創るってのは時間がかかる行為なはず。
それでも消費される速度に合わせて
無理強いモノが創られている現実。
しかも薄利多売だから、食えるはずの映画監督すら、
まともに映画だけで食えていない現状は、いかがなものか。
役者なんか底辺の稼業ですよ。
本物の役者が売れている訳じゃない…ところが、
このニッポンのダメさ加減を露呈している。
撮影のあいだ、熱く語ってくれた周作くん。
…写真業界も、…いやクリエイティブ業界全般が
似たような傾向だ。
震災以後、本物のクリエイティビティが求められているというのに、
既得権益の争奪戦争いばかりで、新しい地平に移ろうという機運がみえない。
だから未だに普天間基地は返還されないのだ。