
03月03日に幡ヶ谷Heavy_Sickでおこなわれた
Ayuwringal Start Up Party。
Ayuwringalのコンセプト、
それは圧倒的な情報量と無秩序が織り成す繊細で時に攻撃的な音色が特徴の
ノイズミュージックという音楽の一ジャンルを髣髴とさせるファッションの提案である。
複雑で無秩序であるにもかかわらず、どこか幾何学的かつ繊細な柄を衣服に取り込もうという試みであり、
同時に、ノイズミュージック系ファッションという分野の確立を目指すものである。
このブランドのすごいところは、
ノイズミュージックは即興性と無秩序が売りであるから、
デザインも決して量産しない…という信条なところ。
だからTシャツもシャツもすべて手書き。
これは採算が取れない…ってことで、Tシャツは最近印刷にしたというが、
基本的には受注生産になっている。
…心意気がすばらしい、デザイナーの佐藤鮎生さん。
…で、中村修人くんが今回オーガナイズして、
ノイズ系ミュージシャン12人とダンサー16人のコラボ大会となった。
みなさんAyuwringalのTシャツを着てのパフォーマンス。
予想通りのドラミングとディストーションで、
ダンサーたちはどんどん煽られていく。
bozzoもここぞとばかりに近づいて
シャッターを切る、切る、切る、切る。
すると、どんどんダンサーもあおられる。
気持ちの襞を1枚、1枚、また1枚…と脱ぐがごとく、
徐々に四肢も淫らに暴れ、それでも表出の仕方がわからない…
とでも言うように、ただただ悶える。
若さゆえの行き場のない感情。
こちらもダイレクトに受け取らせてもらった。