
俳優、竹田有汰。
3月8日から公演の「胎内」(作・三好十郎)に出演。
ただいま精神的にかなり追い込まれる役作り真っ最中。
実際の通し稽古を拝見したが、あれは完全に消耗戦だ。
敗戦後の閉塞感の中で、私利私欲の限りを尽くし、
それぞれが精一杯生きていたニッポン人。
防空壕跡の暗闇に閉じ込められ、
絶望感を味わう中で、徐々に人間の業が剥き出しとなり、
浅ましくもお互いをけなし合う。
場の展開とともに時間経過が描かれるが、
その消耗と焦燥を演じるところが、この演劇のみそ。
果たして、どこまで真に迫れるか、当日がたのしみだ。