
9月30日(金)に関内ホールで行われた
東野祥子さんのソロダンス。
その衝撃たるや、
今までのダンス観を
見事に打ち破るほどのものだった。
東野さんのダンスは、
もはやカタチがない。
言ってみれば、舞踏にどこまでも近い。
「生まれてしまった哀しみ」を
肉体のかたまりで見る者に擲つような
根源的な衝動が動きひとつひとつにあった。
それがどこまでも「女」を感じさせた。
「女」の性(さが)を絞り出すように
四肢の趨くまま舞台狭しと舞った。
男には決して表出しえない、毅然としたものがあった。
生半可な動きではなかったと、思う。
撮影していて、終始鼓動がドクンドクンと、響いた。
「生きてる」と思った。
ボクにはそのくらい魅了されたダンスだった。