
【youtube】Little Wing/Jimi Hendrix
Well, she’s walkin’ through the clouds
With a circus mind, that’s running wild.
Butterflies and zebras and moonbeams, and uh fairy tales.
That’s all she ever thinks about.
Riding with the wind.
When I’m said, she comes to me
With a thousand smiles, she gives to me free
It’s alright she says. It’s alright
Take anything you want from me, anything. Anything
Fly on, Little Wing
Yeah yeah yeah
彼女は雲の中を歩いている。
夢見る様な気持で。
蝶やシマウマ、月光やおとぎ話、そんな事ばかりを彼女は考えていたんだ。
風に跨り、泣きたい時は僕の所に飛んで来てくれる。幾千の微笑みを連れて。
彼女は惜し気も無く与えてくれる。
『気にしないで大丈夫。』と彼女が言う。
『欲しいものは何でも私から持って行きなさい。何でも。』と。
【youtube】Little Wing / Stevie Ray Vaughan
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「Little Wing」は「Wild Horses」のアンサーソングだと思っていたら、
Stonesのほうが後に録音されているようだ。
曲の雰囲気といい、
女を歌った内容といい、
男の切なさが、たまらない。
やはり、創造の神ミューズは女だと、確信する。
12月の今頃にキューキュー鳴る切ない胸を
この曲に手向けている輩も多いことだろう。
女を手懐けられる…なんて発想がもう、
馬鹿な男の妄想なんだから。
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Little Wingはなぜか
ボクの中でクリスマスと直結する。
1997年の冬、仙台のデザイン事務所で
寒い寒い徹夜を余儀なくされた時、
Stevie Ray VaughanのこのLittle Wingに初めて触れて
なんて恍惚なギターだ…と、鼻血を出した。
そのぐらい衝撃的だった。
初めて聴くRayのギター。
1990年にヘリ墜落で命を落としたことを後から知って、
その恍惚に磨きがかかったことを覚えている。
クリスマスとLittle Wing。
万年ナルシストでオナニー野郎な自分には
その「恍惚」だけが、救いだった。
「昇天」=「神」につながったから…かもしれない。