【高田渡】銭がなけりゃ


北から南からいろんな人が
毎日家をはなれ
夜汽車にゆられ
はるばると東京までくるという
田んぼからはい出
飯場をはなれ
豊作を夢みて来たが
ドッコイ!そうは問屋がおろさない
お役人が立ちふさがって言うことにゃ
わかってるだろが来年は勝負なんだよ……!?

銭がなけりゃ君!
銭がなけりゃ
帰った方が身のためさ
アンタの故郷へ
東京はいい所さ
眺めるなら申し分なし
住むなら青山に決まってるさ
銭があればネ!

      ●

朝からクルマを飛ばして宜野湾へ。
BGMに高田渡の「ごあいさつ」を選ぶ。

このなんともノホホンとした
力の抜けたテイストが
沖縄の休日にはふさわしい。

ドデカイ戦闘機が
普天間の空を横切る。
風上なのか爆音は届かない。

思った以上に道は閑散としていて
吹き抜ける風がゆるやかな時間を運ぶ。

「来年は勝負なんだよぅ」
沖縄の青空で高田渡に言われても
やっぱり緊迫感がないんだよなぁ。

…それだけに後から思い出すとツラいや(>.<)y-~。