
12月1日夜、
Frank Gordonの
ライブを観る。
2005年から沖縄に移り住んだ
由緒正しきハードバッパーだ。
今年で70歳。
どんなおじいさんが登場するのかと思いきや、
シャキッと背筋の伸びたステキな黒人さん。
ていねいにお辞儀をして
英語であいさつ。
ステージの目の前に陣取って
トランペットのベルが目と鼻の先。
カウントとともに
Jazzのスタンダードが始まった。
…息を呑む瞬間だった。
トランペットのストレートな音色が
ダイレクトに入ってくる。
いぶし銀の味わい深い音とフレーズ。
なめらかなリップスラー。
16歳から演奏を積み重ねてきた経験が
インプロビゼーションの中から湧き上がってくる。
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やはり、シンプルだ。
このように生きたい!
70という年輪を重ねながら
20代のバックバンドに支えられ、
お互いに敬意を払って
最高の演奏へと導く空気感。
その真摯な姿勢が、気持ちいい。
フリューゲルホーンがまた深い!
「Body&Soul」の旋律が心の奥まで
ぐぐぐぐぐ…っと、迫ってくる!
それはそれは至福の時間だった。
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逆光の中で
ろうろうと演奏するMr.Gordon。
…まぶしかった。
この逆光を、カタチにしたい。
…そう思っていたら、
夜中のNHKで、
平間至がジャケット撮影の極意を語っていた。
「音の聞こえる写真」…それがジャケ写の真髄。
なるほど。
逆光に映えるトランペット。
あのいぶし銀を鳴らせることが出来るか。