【MUNICH】ドイツの日本語学校


3月13日。木曜日。

肌寒い天気。
夕方、ミュンヘン郊外へ。

住宅街の一角にある図書館の地下で、
日本語学校の見学をする。

事前にインターネットで
ミュンヘン市内の日本語学校を検索。
見学したい旨をメールでアプローチ。
昨日、OKのメールが届いたのだ。

初めてお会いする「哲先生」。
空手の先生もやられてるだけあって、
ガッツリした日本男子。

授業の進め方も大変ユニークで、
とてもリズミカル。
90分×2レッスンが
あっという間に終わってしまった。

20人ほどの仕事帰りのドイツ人が、
一心不乱に日本語を復唱している。

その光景は、感動的なものだった。

日本から遠く離れたミュンヘンの
一郊外の図書館の地下で、
夕方6時からドイツ人が20人集まって、

「100円ショップはどこですか?」

…と、復唱しているのである。

「日本語」というLanguageが、
ひとつの文化として、継承されている。

なんてすばらしいことだろう。

ヨーロッパ歴25年の「哲先生」の人柄もあって、
ドイツ人の生徒さんたちは、
皆おもしろ楽しく、日本語を習得しようとしていた。

とても集中した3時間のレッスンを終え、
「哲先生」ほか生徒さんたち15人ほどと、
近くのレストランでビールとソーセージを食べる。

「哲先生」は1リットルのジョッキで、黒ビールを注文。

その迫力に、ドびっくり!

生徒さんたちは、奥さんが日本人だったり、
昔日本に留学経験があったり、外交官だったり、
日本企業のドイツ支店で働いていたり…と、
何かしら日本に関わりのある方々。

なので、モチベーションが全然違っていた。

「奥さんとのコミュニケーションをよくしたい」
「仕事でもっと日本語を使いたい」
「秋葉原でメイド喫茶に入りたい」

さまざまな顔をしたドイツ人から、
一様に流暢な日本語が語られる。
言語ってすばらしい。語学ってすばらしい。
コミュニケーションって、ホントすばらしい。

なんだか、心あたたまる一期一会の時間だった。