
3月12日。水曜日。
だいぶ、曇ってきた。
しかし、背中には、汗。
ノイシュヴァンシュタイン城。
夢にまで見た、あの城が、今頭上に。
こうやって、人力で苦労して崇めるからこそ、
ルートヴィヒの時代も体感できて、良いのかも。
しかし、デカい。
リンダーホーフ城が
思いの外小さかったから、
その感慨は、尚更。
晩年の思いの丈が全部詰まったお城だ。
全面完成までには至っていない…というが、
「なんだろ」…ルートヴィヒの情念?
…みたいなものが、城を取り囲んでいる。
歴史の重み以上に、ひとりの人間の思いが、
ズシっっと、そこに在った。
威厳だ。…とにかく、美しかった。