山形銀山温泉 その2


国の登録文化財にもなった
「能登屋」に泊まる。

能登地方の人物が銀山を当て、
そこに温泉宿も建てた。

能登の人間は、外商が優れていて、
「薬売り」から「鉱山掘り」まで
たくましい生き方をされていたようだ。

だからここ「能登屋」も
許をたどれば能登の人間が建てた旅館である。

夜明け前の黎明とした光の色と、レトロな照明。

なんとも絶妙なバランスで、この場所で象徴的に収まっている。