癌に教えられる その2


別にアンテナを立てて
耳そばだてて、癌の情報を得ようと
しているわけではないのだけど、

今日も会社のテレビで、アフラックのTVCMが留まった。
アフラック 生きる.com

ジャーナリストの鳥越俊太郎が
みずからの癌の体験を語るCMなのだが、
その「さらけ出し方」が衝撃だった。

病棟の廊下を点滴ぶら下げ歩いてる姿や、
ベッドに横たわり、うなだれている顔や、
病院の食事を口にして、微笑んでいる姿など、
およそTVで見る鳥越俊太郎のイメージにはそぐわない。
そんなショッキングな映像が連なり、モノローグが語られるのだ。

「癌から逃げないことです。逃げたらなんでもこわいです。」

サイトは、さらにモノローグが続く。

  たとえば、夜暗いところで白いものが見えたと思って、
  背中を向けて逃げたら、恐怖が迫ってくる。
  でも、何だろうと思ってそっちへ向かっていけば怖くない。
  それを確かめようとする好奇心が出てくる。
  どんな癌なのか、共存するにはどうしたらいいのか。
  どういう治療法があるのか、そういう好奇心を持って
  向き合うのが、一番いいと思う。

  いろんな葛藤はあるかもしれないが、
  結局は向き合うしか、ない。
  ずっと背中を向けていたら、苦しいですよ。
  向き合うのは自分を守るため。自己防衛本能です。

自分の「生」を真っ正面から受け取る。
弱いからこそ、正面で。
授かった生命、最後まで責任を持って燃焼しよう。

そんな鳥越俊太郎の何事にも実直な姿勢に、心打たれた。