ヒロシマ/ナガサキ


今も生きている被爆者14人の生の証言と
エノラ・ゲイに関わったアメリカ人4人の証言と。

1945年8月6日と9日に現実に起こってしまった悲劇。

それは過去の出来事ではなく、
今もそのただ中で生きている人がいる。

カラダに深く刻まれた、原爆の生々しい傷をカメラの前に晒しながら、
昨日の記憶のように、切々と語る被爆者の声を
決して忘れてはならない…と、あらためて思った。

爆風440mと摂氏5000度の煉獄は、
人間が作り出した現実だ。

たった62年前、奢った人間が起こしてしまった現実だ。

そのために21万人が、一瞬にして消滅した。

奇跡的に死を逃れた人たちも
それから62年間、その記憶をカラダに背負って
…生きている。

人間と人間が対峙し、争われる戦争。
そのもっとも醜悪な出来事である、ヒロシマ/ナガサキを
被爆国ニッポンは、永代まで語り続けなければならない。
その使命がある…ことを、この映画は語っている。

ヒロシマ/ナガサキ