
18時40分、本番スタート。
まずはデモンストレーションライブを行うにあたっての前口上が
現場責任者より説明される。
「実際のバンド演奏を聴いて、ホールの鳴りをご確認ください」
粛々とした雰囲気の中、メンバー入場。
ギターのカッティングから1曲目がスタート。
広々としたステージで、スポットライトが当たる。
見世物となった自分たちを、どうコントロールすればいいのか。
…右に左にカラダを動かす。
…楽器を高く上げてみる。
…あまりきょろきょろせず、正面を見据える。
自分たちが今、どのように見られているのか。
どうも浮ついた感じだ。
演奏だけ集中していればよかった今までのライブから
エンターテインメントを意識したひとつ上のライブへ。
演奏ももちろん、シビアに行いつつ、
そんな素振りを感じさせないステージングを目指す。
プロのパフォーマンスを見てみると
なるほど、ステージ上では一瞬たりとも「すき」を見せない。
(>_<)
結局、同じところに突っ立ったまんまの
デモンストレーションライブ。
それを見ていたプロデューサーは
「はじめの3分で飽きちゃった。動かなきゃ、つまらないよ」
ライブ終了後は、とことん反省会。
やはり初めてづくしのステージは、
新たな経験ばかりで、こちらの志気も上がる。
演奏をソリッドに攻めつつ、
飽きさせないパフォーマンスをするためには
どうしたらいいか?
結論は、音楽に陶酔すること。
プレイヤーが陶酔を演じれば、
観客はその魅力に引き込まれていく…のだろう。
どのプロを眺めても、
中途半端な振る舞いは、ナシ。
とことん自分らの演奏に心酔している感じだ。
もっと、もっと音楽を楽しまなくては。
表現することの意識を考えさせられたライブだった。