【台湾旅情】関子嶺温泉 その4


湧き出る源泉は温度が高いのか、足さえ浸けておくことができない。
「ここまで来て、浸からずに帰るのか…」
ホースから水を大量に出し、湯温を下げる。
しかし、湧き出る源泉の湯量が多いので、なかなか思い通りに温度が下がらない。

とにかく掻き回して、水を大量に入れ続ける。

なんとか両足を浸けることが出来た。
ひたすら両足をぐるぐると掻き回して、湯温を下げ、
一気に腰まで湯船に浸かる…。

体温が上がっていたのか、足湯が効いたのか、
意外とすんなり湯船に体を沈めることができた。
    「ふうう…。」

入ってみて初めて、この「泥湯」の水質のすばらしさを実感する。
スキンケアクリームに体を浸しているような、そんななめらかさ。
手のひらで体をさすると、するすると泥湯が転がる…。
スベスベになって、カラダが芯から温まる「気持ちよさ」は、まさに良質の温泉。
15分浸かって、5分休むことを繰り返し、カラダを真っ赤にさせながら、温泉を愉しむ。

個室に戻って、つるつるになった肌を風に当てていたら、いつの間にか眠ってしまった。
静かな温泉宿で、火照った体をゆるゆると眠りに預ける贅沢な時間。
4時間かけて来た甲斐があった…と心底思った。