
2月になった。
朝晩の冷え込みが、意外と応える。
自宅から会社まで、歩いて出勤をしているのだけど、
軽く身が引き締まる感じだ。
…おお、これってニューヨークの朝じゃん。
2ヶ月前の記憶が蘇ってくる。
あの日感じた、アタマの先から身の引き締まる寒さは、
NYへの憧憬と緊張から生まれた心地よいものだったが、
今日の朝、感じた「引き締まる思い」ってのは、なんだったのだろう。
寝不足と多忙による、自戒の念か?
昼食を摂りながら、ipodで雑音を遮り、しばし現実逃避。
こんな時に聴くクラシックは、見事に厭世的響きで胸に迫ってくる。
毎日、毎日、課せられた業務をこなし、それでも自身の成長を夢見、切磋琢磨する日々。
そこから見えてくる地平は、果たして至福の未来を与えてくれるモノなのだろうか?
…そんな疑問が湧いてきては消え、湧いてきては消え、
それでも与えられた条件を懸命に生きようとしている。
終わりはない。
終わる時は、いなくなる。
…ってえとオレは、ゴールのない自己耐久レースに
いつのまにやら参加してヒーヒー言っているってことなのか?
…ふわふわとした思考状態で、答えのない問いを反芻している。
…。
ピアノの旋律が、絶妙なハーモニーで脳内に快楽の電気を流す。
自己超克だけが生きる糧となってしまっては、いずれ破綻するだろう。
…それはわかっている。
いずれは、記憶力や思考力や判断力にも老化現象が現れ、愕然とするのだろうか?
もうそろそろ終焉(ゴール)をイメージする時期に来ているのか?
ただただ、多忙に身を任せている自分。
明日は、朝から九州は佐賀鳥栖への出張。
苦悩はない。
時間が惜しい。