
「ブルー・ライト・ヨコハマ」
作詞:橋本淳/作曲:筒美京平/編曲:筒美京平
街の灯りが とてもきれいね
ヨコハマ ブルーライト・ヨコハマ
あなたとふたり 幸せよ
いつものように 愛の言葉を
ヨコハマ ブルーライト・ヨコハマ
私にください あなたから
歩いても歩いても 小舟のように
私はゆれて ゆれてあなたの胸の中
足音だけが ついて来るのよ
ヨコハマ ブルーライト・ヨコハマ
やさしいくちづけ もう一度
歩いても歩いても 小舟のように
私はゆれて ゆれてあなたの胸の中
あなたの好きな タバコの香り
ヨコハマ ブルーライト・ヨコハマ
二人の世界 いつまでも
是枝監督の最新作「歩いても歩いても」を観に行く。
上映後、監督のトークショーがある…とのことで、
前から予定しておいた。
「厄介だけど、かけがえのないもの」
「家族」という好き嫌いの感情を超えたところでつながる人間模様を、
微に入り細に入り表現することで、普遍的な感動へつなげた作品。
トークショーによると、
監督の母親の死が、作品制作のきっかけだった。
「人生は、いつもちょっとだけ間に合わない」
何もしてあげられなかった母親の姿を
スクリーンの中に焼き付けたい…との思いで
脚本を書き上げ、出来上がったものだという。
題名の「歩いても歩いても」は
いしだあゆみのヒット曲「ブルー・ライト・ヨコハマ」が
母親の大好きな曲だったから。
♪歩いても歩いても 小舟のように
♪私はゆれて ゆれてあなたの胸の中
1968年にリリースされ、
69年の紅白歌合戦で初出場を果たしている。
いしだあゆみの出世曲だ。
21歳にして、揺れ動く愛人…影の女の心の動きを
切なく歌い上げている。 見事な時代背景。
よく考えたら、自分の生まれ年だ。
宮崎駿といい、是枝裕和といい、
スタートは自身の心の揺れ動きだったり…する。
トークショー終了後、
パンフレットを購入し、
監督のサイン欲しさに列に並んだ。
間近で見る監督の目ヂカラ。
「歩いても歩いても」ってタイトルは
なんで付けたんですか?
そんな質問を投げたら、上記のような回答が来た。
「前々からどこかで使いたいと思ってたんだよ」
とてもフレンドリーに答えてくれた。
作品って、そういうもんだよな。
あらためて、思った。