【Apr_05】Follow the sea of SKIN -肌の海を辿る-


Follow the sea of SKIN -肌の海を辿る-
田村香織回顧展@上池袋くすのき荘

田村さんの回顧展行ってきました〜!
9年分の集大成。

筑波大学時代から歩んできた
衣裳デザインの集積を文字通り体感してきました。

bozzoがコンテンポラリーと出会ったのが、2009年末。
在学中の黒田なつ子さんのダンスに魅せられ、追い掛けた2010年。
そこにはいつも田村さんの衣裳がありました。
その後も要所要所で接点があって、
素敵なダンサーさんのそばには、田村さんの衣裳がありました。

地道に歩んできた9年。
次のステージに移るためにも、この回顧展は必要でした。
「昨日しか振り返らない人は、明日しか見えない…。」
9年分振り返ればそれだけ長いスパンで自身を見通せるはず。
田村さんの9年後も楽しみです。

そんときもお仕事しましょう。是非。

【Apr_04】菊地びよソロ公演『空の根』


菊地びよソロ公演
空の根 Kuu-no-ne 内奥からの光粒子とその動向』
@新宿シアターブラッツ

昨日初日を迎え、本日1900がLASTとなります〜是非。

舞台監督:早川誠司
照明:海野ひろ美
音響:越川徹郎
宣伝美術・舞台協力:本永惠子
チラシ写真:関健一
写真・協力:bozzo

カラダ全体をすっぽり土の中に埋め、舞台上で開演を待つ間およそ20分。
土の重みに耐えながらも体温はことごとく奪われ、
呼吸すら危うい仮死状態に自らを追い込んでいく。

土の中に還り土の中から再生するプロセスを通じ、
「生きる」喜びを体感し、自然と人間の関係性を表出する…。

「空の根」はその壮大な公開実験だと思う。

舞台上の土まみれになったびよさんのカラダが、
ふいごのように酸素を取り込み、
徐々に徐々に発熱し命を漲られていく。

その生命力の迸りが粒子となって会場全体を飛び回る…。
見る者に命の根源を伝える作品です。是非。

【Apr_03】InTheZone@喫茶茶会記


“In The Zone”_vol.1
米澤 一平×住 玲衣奈
@綜合藝術茶房喫茶茶会記

昨日の「深夜廟」写真UPしました!

【on_Flickr】0403_InTheZone01

“In The Zone”とは、集中が高まってハイな状態に突入することを言う。

身体表現によって自身がゾーンに入る瞬間を観客と共有したい…
というコンセプトで毎月「一期一会」的に邂逅するシリーズの1回目。

ホスト米澤一平にゲスト住玲衣奈が臨む。

初回ということもあり、2315スタートということもあって、
観客はまばらだったけど、探り合い、やがて共鳴する、
ふたつの身体の変化が見て取れて面白かった。

欲を言えば、もっとやり込めるなり、突っかかるなりで、
バランスを失う時間があっても良かったかと。

それぞれがそれぞれの範疇を超え出ない45分間でもあった。
しかし初顔合わせでそれなりの高みを見せつけてくれました〜。

次回はAokidさんと05/17で1930スタートです。

【Mar_25】ビリケン神は「聖徳太子」


ミナミの守護神になったアメリカ産のビリケン神には、
じつは大阪らしい原型がある。

それは神話的存在としての「聖徳太子」である。

聖徳太子が庶民の厚い信仰を集めたのは、
なにも厩戸皇子という言われ方が、
古代きっての政治家で仏教の護り手であったからではない。
聖徳太子はまさに「タイシ」であることによって、
つまりは「永遠の子供神」であることによって、
神話を好む庶民の思考に、絶大な魅力を発揮したからである。

子供神としての「タイシ」とは、
死者や霊の世界との媒介者であり、
職人の技芸をもたらした文化神であり、
人の世に富をもたらす福神なのである。

【「大阪アースダイバー」by 中沢新一】

【Mar_25】胎蔵界曼荼羅、新世界。


最初の着想では、パリやニューヨークのミニチュア版を目指したのだろうが、
じっさいに出来たのは、沼地から生え出た蓮の華と放射線状に拡がっていく花びら、
その真ん中を貫いて、にょっきり天に向かって突き上げる金剛杵との組み合わせ。

まぎれもない胎蔵界曼荼羅の構造。

その曼荼羅に、煩悩まみれの大阪人類たちが、住みついたのである。

【「大阪アースダイバー」by中沢新一】

【Apr_01】家は希望の港じゃないHome is not a harbour


たかが世界の終わり
directed by Xavier Dolan

My home has no door
私の家にはドアがない
My home has no roof
私の家には屋根がない
My home has no windows
私の家には窓がない
It ain’t water proof
どんな水も通してしまう
My home has no handles
私の家には取っ手がない
My home has no keys
私の家には鍵がない
If you’re here to rob me
私を奪いに来て
There’s nothing to steal
盗むものは何もないけれど

A la maison
自宅が
Dans ma maison
私の家が
C’est là que j’ai peur
私は家が怖いの

Home is not a harbour
家は希望の港じゃない
Home home home
家、それは、それは、、
Is where it hurts
傷付けるもの
My home has no heart
私の家には心がない
My home has no veins
私の家には血管が流れてない
If you try to break in
割って入ろうものなら
It bleeds with no stains
汚れること無く血を流すわ
My brain has no corridors
私の脳には廊下がない
My walls have no skin
私の壁には肌がない
You can lose your life here
ここで人生朽ちていくのよ

Soundtrack:
Juste la fin du monde
Camille – Home Is Where It Hurts

【Mar_25】モダニズムの沼地、新世界


通天閣は、新しいモダニズムの世界に生まれ出るはずの、
「子ども」としてのペニスなのである。

いや、モダニズムそのものが、

既成の秩序を壊す子どもの精神から
インスピレーションを受けた運動である。
そのモダニズムの新世界を象徴する通天閣が、
男の子のものを連想させたとしても、
少しも不思議ではない。

【「大阪アースダイバー」by中沢新一】