
2年5ヶ月も家主ナシの状態では、
木造住宅なんて耐久性もへったくれもない。
人が住まなきゃ、住宅だってやる気を失う。
崩れるのを待つだけだ。
竹野に住まう舞台写真家の地域自治。

2年5ヶ月も家主ナシの状態では、
木造住宅なんて耐久性もへったくれもない。
人が住まなきゃ、住宅だってやる気を失う。
崩れるのを待つだけだ。

痛々しい姿。
この本殿もセシウムに塗れている。

初発神社。
平成18年に福島県の重要文化財に指定される。
…が、2年5ヶ月の空白によって、
鳥居は崩壊したまま。
境内は荒れ放題。
本殿はベニヤ板が打ち付けられ、
とても文化財として維持するのは、無理。

2年5ヶ月ずっと閉ざされた門戸。
開かずの扉に草が生い茂る。

ここも浪江町の指定避難場所のひとつ。
呆れて、なにも言葉が出ない。

浪江町から東のはしの請戸海岸へ。
二階建ての住宅が、一階剥き出しの状態で、迎えてくれた。

一路、浜通りへ。原発を最接近することに。

実家の近くにあった東北電力のグラウンドが
大和ハウスに買い取られ、宅地分譲となっていた。

実家の犬は、もう8歳。
なんとまあ。ジュンが死んで9年も経つのか。

盆に訪れる御霊を思い、霊前で手を合わせる。