【may_23】flower vase


元DRAFTの植原亮輔さんと渡邉良重さんのユニット、キギ

ギンザグラフィックギャラリーで行われているキギ展にて(30日まで)。
ふたりのスタートとなったflower vase

詰め替え用シャンプーのパッケージを植原さんが考えていた時に、
何気なく渡邉さんが庭に咲いていた花を挿したことから生まれた…という。

DRAFTの宮田さんが、常日頃から語っていた
「庭はクリエイションの宝庫」が発端だと、渡邉さんは語る。

vaseのカタチを四角いままに残したのも、そのデザイン過程を伝えたかったのと、
シンプルなカタチから浮かび上がるvaseの驚きにこそ、デザインの本質はあると、
今後の自分たちの方向性を打ち出す意味合いもあった…という。

キギの作品群は、その方向性が示すようにどこまでも驚きの連続。
「え、これ全部手作業なの?」という根気を必要とするものばかり。

カタチになったものすべてに時間の堆積を感じる。

だから、いつまでも手に馴染むし、いつまでも手元に置きたくなる。

「デザインは手仕事」という当たり前のことを、ふたりは作品で提示している…そう思った。

【may_21】annular eclipse


本日、金環日蝕。
日蝕」と書くと、なんだか厭世的な印象が伴う。
「日食」のあっけらかんとした表層的な捉え方より、
日蝕」の含みを持った字面が、本来はふさわしいのではないか。

2009年7月22日の「日蝕」のときは沖縄だったので(写真はその時のモノ)
字の如く太陽が蝕まれ、晴天なのに雨雲に覆われたような光の喪われ方で、
体感温度も2度ほど下がったような感じになり、「おお、天誅なり!」と
思わず太陽神に祈りを捧げたものだけど、

今日の朝、ビル清掃の合間を縫って見上げた東の空は、
3年前同様、減光フィルターをかけたような色気のない情景となり、
東京のグレイッシュな街並とあいまって、その天誅度は増したように思えた。

それはやはり東日本の震災の情景を思い出させた。

人間の営みなんてものは、自然の猛威に比べれば露程のものでもなく、
太陽がこうして一瞬たりといえど暗黒に転化するだけで、決定的となる。
「天体ショーだ、日食だぁ」と、ひとつのイベントとして捉えれば、
それは過ぎ去っていくものでしかないのだけれど、
その背景にある宇宙のスケールと、摂理の不可思議さに思いを巡らせれば、
人間なんてものは、己の運命すら天任せな存在なのだ…と、
謙虚な気持ちに立ち返られるというもの。

まさに震災で思い知らされた人間の営みの「うたかた」さ加減は、
身の丈を弁えて日々を積み重ねることに尽きるのだ…と受け止めることでしか、
体得しえないたぐいの、現実であった。

…太陽が蝕まれる。

天体ショーではなく、現実として、そこに在る。

…午前7時30分からほんの数分の出来事…と予定調和に感ずるのではなく、
マウンダー極小期」として来年から70年間は、気温が2度下がるのだ…という氷河期のイメージも膨らませて、
自分がいまここに存在するのは、希有なことなのだ、とその僥倖を噛みしめる。

そのような視野で世界を見渡せば、
世の中の歪みの根本はすべて、人間のその傲慢さに依るものだ…と、わかるはずなのに。

読売新聞主筆の渡邉恒雄は語る。
 「そもそも日本が脱原発をしたところで、隣の中国は今後、
  黄海から東シナ海沿岸にかけて二百基もの原発をつくるという。
  中国高速鉄道の事故の例を引くまでもなく、中国の技術力の限界というのは想像がつく。
  もし、中国の原発が事故を起こせば、その放射能は偏西風に乗って黄砂とともにニッポンにやってくる。
  その事実に眼をつぶって、脱原発を叫んだところで意味はあるまい。
  それよりは、日本が開発したより安全な原発を中国に輸出するほうが、
  日本の安全保障上はるかに有効ではないだろうか」(文藝春秋4月号101pより)

ナベツネは今日の「日蝕」を楽しんだのだろうか?

【on_Flickr】吉武香


05/11東中野RAFTでおこなわれた
すこやかクラブの公演、「ありがとう、味覚」

吉武香さん。
鵜沼さんとの後半の絡みはすごかった。

【on_Flickr】

【on_Flickr】辻のの子


05/11東中野RAFTでおこなわれた
すこやかクラブの公演、「ありがとう、味覚」

辻のの子さん。
とてもエキセントリックで、グー。

【on_Flickr】

【on_Flickr】柳本小百合


05/11東中野RAFTでおこなわれた
すこやかクラブの公演、「ありがとう、味覚」

柳本小百合さん。

【on_Flickr】

本業はミュージシャン。
最近CDも出したようで
リリースライブがある。

◆6月3日(日)
柳本小百合『極上ピクニック』リリースライブ
会場:下北沢mona record
開場:12時 開演:12時半
チケット:1500円+(1ドリンク500円 or ランチセット700円)