【Dec_21】かつての「猪飼野」、鶴橋。


かつての「猪飼野」、鶴橋。

その「猪飼野」が七十年代に入り、周辺住民の民主的な総意が強固に働いて、
大阪市の市街地図から消えていってしまったのだ。
「イカイノ」と聞くだけで地所が、家屋が、高騰一方の時節に廉く買いたたかれると言い、
ひいては縁談まで支障をきたしているとかで、隣接する「中川町」「桃谷○丁目」に併呑されてしまったのである。

言うなれば「猪飼野」は、在って無い町になってしまったのだ。
いや無くても在る町といったほうがいいのかもしれない。

私をして『猪飼野詩集』を書かしめたものは、この背中合わせの存在意識である。
読者にはたぶん、それが通奏低音のようにも響いていることであろう。
(金時鐘『猪飼野詩集』あとがきより)

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【Dec_11】homeri_オーナー宮内さん


朗読と音楽の夕べ4@ホメリ
大柴拓(comp,g)西嶋徹(b)わたなべあきこ(朗読)

多彩な演出に舌を巻いた。2月の音楽劇に向けての様々なチャレンジ!
第二部安房直子さんの児童小説、切ない。拓さんの楽曲も切ない。
『太陽の子』を思い出した。
終演後の音楽談義も有意義なひと時でしたわ。

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オーナーのバンド→Bacchanales

【Dec_11】わたなべあきこ・西嶋徹・大柴拓


朗読と音楽の夕べ4@ホメリ
大柴拓(comp,g)西嶋徹(b)わたなべあきこ(朗読)

多彩な演出に舌を巻いた。2月の音楽劇に向けての様々なチャレンジ!
第二部安房直子さんの児童小説、切ない。拓さんの楽曲も切ない。
『太陽の子』を思い出した。
終演後の音楽談義も有意義なひと時でしたわ。

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【Nov_07】胡波監督作品『大象席地而座』


29歳で自ら命を絶った中国の胡波(フーボー)監督作品『大象席地而座』。

村上春樹の短篇「象の消滅」から着想を得たと言ってるので、
イ・チャンドン監督作品『Burning』(納屋を焼く)と非常に近しいトーンで厭世的だ。
映像は終始「視野狭窄」な近視ピントで、常に周りはぼやけてる。
アウシュビッツの囚人目線で撮られた『サウルの息子』に近い。
つまり「いっぱいいっぱい」で自分以外目に入らない状況を絵解き。

「象の消滅」は、経営破綻した動物園が売りに出され高層マンション建設予定地となるのだけど、
老齢の象だけ引き取り手がなく、そこの自治体が不動産会社と共同で飼育係を雇って飼うことになるのだが、
1年後、飼育係共々消えて無くなる話。

「納屋を焼く」は不要になった納屋を人知れず焼く話で、
どちらも経済一辺倒のこの社会を揶揄しているのだけど、

「象の消滅」が秀逸なのは、展示会で知り合った独身男女が意気投合してホテルのBARでお互いを語り合うまでになったあと、
男が「象の消滅」の話題を振った途端、会話の流れが止まり、ふたりもそのまま別れてしまう…ところ。
要は、開発の異物となった老齢の象は、押し進める経済成長の障害でしかなく、
誰もが口には出さずとも死ンデ欲しいと思っていたわけで、それが飼育係共々消滅したのは、
この社会システムに殉じたようなもので、語る言葉を持たない。

象の消滅を経験して以来、ボクはよくそういう気持ちになる。何かをしてみようという気になっても、
その行為がもたらすはずの結果とその行為を回避することによってもたらされるはずの結果との
あいだに差異を見出すことができなくなってしまうのだ。
ときどきまわりの事物がその本来の正当なバランスを失ってしまっているように、ボクには感じられる。

(村上春樹著『象の消滅』抜粋)

「やれやれ、流れに逆らったところで、なんら変わらないじゃないか。」そういう気持ちだろう。

この社会を構築する源の共同幻想は、そもそもの着地点が偏狭で自己顕示欲過ぎ、
犠牲を伴うことでしか持続できない仕組みなんじゃないか。
1985年のバブル最盛期に吐露したハルキの言葉が、2018年の中国でコダマし、
作家は命を賭して映画を作った。

ブルドーザーが邁進する如く地球全体が「便宜的」に開発され、
今日も象が一頭消滅しているのだ、と思うと、生きてることが罪なんじゃないかと、
その根本を正さないと、もはや立ってられない。「而座」はその隠喩でもあるわ。

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【Sep_11】『アリはフリスクを食べない』終演


青年団リンクやしゃご『アリはフリスクを食べない』終演しました〜!

主宰伊藤さんの処女作5年ぶりの再演ということもあって、非常に意義深い公演。
障がいを持つ兄との日常を切り取って、この健常者社会の成り立ちを問うていた。

障碍者を施設に入れることで円滑に回る社会や、障碍者にSEXを語らせない日常の、その根源にあるのは、
障碍者をひとりの人間と認めていない社会で、その源泉は我々の思考の根底に流れているもので、
その思考を形作ってきたのは、言うまでもない、私たちなのだ。

この自家撞着な現状を解体するためには、同じ思考方法では解決できない。
「障碍者こそもっとも政治的な存在」とは真理で、
彼らの存在を第一義に置く社会の形成こそが、
総てを解体する糸口になると、ボクは思う。

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【Jan_19】ミコラボ@府中第十小学校


MICOLLABO『カラダが材料 』@府中第十小学校

写真UPしました〜!
【on_Flickr】0118_MICOLLABO

担当:水野明香(図工専科)
講師:ストウミキコ
照明:三枝淳
写真:boozo
サポート:中西昌大, 堀江善弘, 時田光洋, 板垣朝子, 佐藤有紀恵、定行夏海、長南雅也、帝京大学の学生さん他

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【Jan_19】会社バトル


MICOLLABO『カラダが材料 』@府中第十小学校

写真UPしました〜!
【on_Flickr】0118_MICOLLABO

担当:水野明香(図工専科)
講師:ストウミキコ
照明:三枝淳
写真:boozo
サポート:中西昌大, 堀江善弘, 時田光洋, 板垣朝子, 佐藤有紀恵、定行夏海、長南雅也、帝京大学の学生さん他

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