
『ガイアシンフォニー第3番』再見!@シネマチュプキ田端
視覚障害の方が映画を楽しめるよう、音声ガイダンスを付した映画を上映する映画館で、
星野道夫さんの妻直子さんのアフタートークがあるとのことで足を運ぶ。
「ガイアは一つの大きな生命体」をテーマに第8番まで続く龍村監督の作品だけど、
あらためて深く心揺さぶられる体験でした。
五千年一万年のスパンで流れる時を感じ、
有象無象の営みの一部として人間が存ることを、
誠実に紡いでゆくその姿勢。
同じ生き物として何をそんなに急いでるのか…と猛省するしかないほど、
この作品には豊かな時間が溢れていました。
特にハワイのナイノア・トンプソンが、
人間の感性だけで5000キロの航海をする章は、
地球と人間のつながりがいかに自然なことかを絵解きするようで、
激しい嗚咽を伴う感動がありました。
星野道夫の残した志が、20年の歳月を経て語られる素晴らしさ。
直子さんも映画の中で語ってるように、
悲劇的なものから本当の希望が生まれる…というテーゼは、
この悲惨極まりない現代社会に一条の光が射す救いだと、心底思った次第。
#photobybozzo